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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
昨日は、タイの教授の皆さんに、2時間のお話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/3d/6b082756e1f070b9a889b22558b6eb75.jpg)
<やってまった>
後期の授業が始まる前の<土曜日は、日曜日と同じ扱い>
介護室を使いたい時は、金曜日までに予約しないといけない。
すっかりわすれてまった。
介護室は使えないので、第一研究センターのロビーを使う。
誰もいないので自由に大声で話しをすることが出来たが、ライトが
つかない。
どうもロビーのライトのスイッチは、奥のオフィス内にあるようだ。
幸い全面ガラス張りなので、雨ではあったが、そこそこ光が入ってきた。
予めタイの教授から、9つの質問をいただいていたので、それに従って
順番に説明・解説をしていく。
説明や解説の中には制度や制度の運用に対する<独自の評価>が入る
」ことを、説明の最初に確認しておく。
<クセが強いんじゃ!!>と。
介護保険制度について全く分かっていない研究者が一人いたが、
熱心にタブレットにメモしていた。
私の場合は、メモはノートと相場が決まったいるが、若手の研究者は
<ペーパレス>対応。タブレット対応。
介護の現場の視察に際しても、介護保険の仕組みの概要がわかって
いないと、理解しにくかったと思う。
3人の研究者は施設経営に関しても強い関心を持っていたようだが、
世界一複雑な介護保険制度の理解がまず前提なので、
難しいと思う。
9個の質問に詳しく答えていったら、100分を回っていた。
日本の介護保険を知ってもらい、タイの高齢者福祉に役立てて
ほしいと思い、日本語であるが、資料6枚をコピーして
渡した。
残り30分では全て説明できないが、あちらこちらの資料を見ながら、
説明を続ける。
<日本の介護保険は、フルスペック過ぎることが特徴であり、
導入するとしても、この点は慎重にされた方が良いですよ。韓国は
日本のそうした特徴を打ち消して介護保険を始めています>と、
アドバイス。
タイはまだまだ、家族による介護一色の状態。どうやって介護の
社会化を進めていくのであろうか。
写真は、ロビーの奥で撮った。
9月15日(土)のつぶやき
昨日午前は、Worawet Suwanrada教授ご一行様と、小規模多機能むさしへ。 goo.gl/24nsAe
— 西彰 (@kyotonC) 2018年9月15日 - 17:06
「昨日午前は、Worawet Suwanrada教授ご一行様と、小規模多機能むさしへ。」 goo.gl/24nsAe
— 西彰 (@kyotonC) 2018年9月15日 - 17:38