「びっくりした」と書くべきなのかもしれないけれど「ああやっぱり」「いつかこうなると思ってた」と書いたほうが自分の気持に正直な気がする。
ライブドア家宅捜索、六本木ヒルズなど騒然
私は株のことも企業買収についても無知なので、今回の事件そのものについては何もわからない。
ただ以前からライブドアという会社の本質は「成長イメージだけが売り物の自転車操業」だと思っており、調子に乗って社長が選挙に出るような片手運転をしていたら小石に乗り上げるだけで転倒するだろうと感じていた。
自民党は堀江氏を公認しなくてよかったし、広島6区の有権者の皆さんは彼を当選させなくて賢明だった。
今だから言うが、もし自分が広島6区に住んでいたとしたら堀江氏には投票しなかっただろう。小泉総理のファンであることを何度も書いている私だが、「小泉総理への好感」と「自民党(系)候補への投票」は必ずしも同じではない。堀江氏の個性が性に合わないし、彼に代表されるようないわゆる「新自由主義」についても好感を持てない。だから棄権したか、民主党候補に投票していただろう。
今回の事件がライブドアの今後にどれほど影響するかはわからないが、これまでのような一直線の拡大路線を続けることは無理だろう。一度立ち止まり企業体質の見直しをしなければ損なわれた信頼や期待を回復することはできない。
ちなみに私が愛読する人気ブログ「世に倦む日々」ではライブドアの未来について次のように書いていた。
常に逆の形で予言を的中させるthessalonike氏は、さすがである。
ライブドア家宅捜索、六本木ヒルズなど騒然
ライブドア本社や堀江貴文社長の自宅がある六本木ヒルズ(東京・港)には16日夜、東京地検特捜部の係官らが険しい表情で次々と家宅捜索に入った。
ヒルズ内の森タワー38階にあるライブドア本社で捜索が始まったのは午後6時半過ぎ。ヒルズ観光に訪れた買い物客、同タワーで働く企業の社員らが見守る中、手提げかばんを持った特捜部の係官ら10人以上がホールに集まり、高層階行きのエレベーターに乗り込んだ。
係官らが同社に入る瞬間、報道陣のカメラのフラッシュがたかれると、広報担当の女性社員が「撮影はやめて。お帰りください」と絶叫。捜索開始前には「こちらも事情が全くわからないんですよ」と携帯電話で説明していた社員らは、遠巻きに様子を見守っていた。
突然の捜索に周辺は騒然とした雰囲気に。食事に来た大学3年の男性(21)は「堀江社長はあこがれの人だった。ライブドアの入社試験を受けたいと思っていたけど考え直す」とため息をついた。
私は株のことも企業買収についても無知なので、今回の事件そのものについては何もわからない。
ただ以前からライブドアという会社の本質は「成長イメージだけが売り物の自転車操業」だと思っており、調子に乗って社長が選挙に出るような片手運転をしていたら小石に乗り上げるだけで転倒するだろうと感じていた。
自民党は堀江氏を公認しなくてよかったし、広島6区の有権者の皆さんは彼を当選させなくて賢明だった。
今だから言うが、もし自分が広島6区に住んでいたとしたら堀江氏には投票しなかっただろう。小泉総理のファンであることを何度も書いている私だが、「小泉総理への好感」と「自民党(系)候補への投票」は必ずしも同じではない。堀江氏の個性が性に合わないし、彼に代表されるようないわゆる「新自由主義」についても好感を持てない。だから棄権したか、民主党候補に投票していただろう。
今回の事件がライブドアの今後にどれほど影響するかはわからないが、これまでのような一直線の拡大路線を続けることは無理だろう。一度立ち止まり企業体質の見直しをしなければ損なわれた信頼や期待を回復することはできない。
ちなみに私が愛読する人気ブログ「世に倦む日々」ではライブドアの未来について次のように書いていた。
小泉自民党が勝利した場合は、その最大の功労者は堀江貴文である。だから堀江貴文は論功行賞として二つの利権を手に入れる。一つは郵貯民営化利権、もう一つはNHK払下利権。どうやらthessalonike氏はライブドアの大いなる発展を予測していたらしい。
常に逆の形で予言を的中させるthessalonike氏は、さすがである。
ありますが、やはりこうなっちゃいましたね。
金だけで金儲け出来るほど資本主義社会は
甘くは無いって事で、金儲けを続けるには
人間としてあらゆる資質が必要である事を
この失敗例は如実に語っている様な気が
します。
人間的な魅力無くして社長業はそうそう
続けられるものでは有りませんな。
もはや、thessalonike氏は森田実、田中宇の域に達してるといっても過言ではありますまい。
自民党は亀井静香に感謝しているかも。w
しかし、自分の言ったことをもみ消すためにすかさず堀江を攻撃するテッサロニケはやはりさすがだ。
ホリエモンの目つきや話し方、なんか既視感があったのですが、先ほど気づきました。
「オウム幹部」
なにかにとりつかれたような目で雄弁にしゃべる、なつかしの「ああいえば上祐」ではありませんか。
東大入学が10年早ければ金ではなく麻原を絶対視したのかもしれません。
選挙のときは徐々に人間らしい顔になってましたが、ヒルズの世界に戻ると再びオウムの顔に戻ってしまいました。
>堀江氏の個性が性に合わないし、彼に代表されるようないわゆる「新自由主義」についても好感を持てない。だから棄権したか、民主党候補に投票していただろう。
広島6区には確か、無所属で若い人が立候補していたと思います。完全な泡沫候補でしたが、もし私だったら、彼に投票していたかもしれません。堀江氏に投票したくない、民主党は嫌、かといって棄権もしたくないので(笑)
>一度立ち止まり企業体質の見直しをしなければ損なわれた信頼や期待を回復することはできない。
上ばかりを見て走っていては、小さな小石にさえつまずいて、最悪頭から転げ落ちるというところでしょうか。
今回の事件から、徳川家康の遺訓と言われているあのフレーズを思い出しました。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。いそぐべからず・・・」
本当に天下を取る人というのは、意外と足元の小さなことを疎かにしないものだと思います。
thessalonike氏がまたやってくれましたね(笑)。でも彼のことですから、以前の予言なんかころりと忘れて、「冷血小泉は『用済み』となった堀江を切り捨てたのだ」とまた根拠のない「陰謀論」を展開するかもしれません(笑)