夏のドラマで見てるのは二つ。
暑いのでなるべく頭を使わないで(必要なときも使ってないけど)ぼーっと見てられるドラマがいい。
■ ゴンゾウ テレビ朝日系 水曜9時
「風林火山」内野聖陽と「ファイト」本仮屋ユイカ。どっちも好きだ。
内野聖陽はさすがに演技がうまい。うまいけど男臭くて暑苦しい。うまいけど臭くて熱い、とんこつラーメンのような役者だ。
本仮屋ユイカの顔は地味だ。地味だけどかわいい。昔の彼女にちょっとだけ似てる。もし性格まで似てたらかわいいというよりおっかないが、このさい気にしない。ユイカの和風顔が内野の暑苦しさを中和してる。これが山田優だったら暑苦しくて見てられない。
ストーリーは今のところよく分からない。
女子大生殺しの本筋はまだ動かず、登場人物紹介とともに燻製ニシンを食わされる。今のところ特におかしな部分はないので、ちゃんとまとめてくれるだろうと期待。
同じテレ朝系、去年秋の刑事ドラマ「ジョシデカ!」はひどかった。第一話を見たときから嫌な感じがして、予感がそのまま的中してしまった。無能なトリガー・ハッピー(拳銃撃ちたがり)の女刑事に魅力を感じるのは無理だ、いくら仲間由紀恵でも。
今のところゴンゾウは大丈夫そうだ。「伝説の刑事」(内野)の復活と鶴(本仮屋)が退院して捜査に加わるのに期待。
筒井道隆の演技と存在感がアイスキャンデーのように涼しくてよい。エアコンいらずの爽やか男。
■ ヤスコとケンジ 日本テレビ系 土曜9時
「鹿男あをによし」で気になっていた多部未華子と、このあいだ夢で見て気になっていた広末涼子が出てるので見ずにいられない。特に多部の三つ編みと広末のヤンキーコスプレがポイント高い。
多部未華子はいいなあ。
声を聞いてるだけで癒される。そういえば本仮屋ユイカも声がいい。自分はけっこう女性の声にこだわるほうだ。女性を顔か声のどちらかで選べ、と言われたら声で選ぶかも。…と言いつつ、ずっとファンを続けてる南野陽子の声は甲高くて聞きづらい。好きだけど。
多部未華子という女優さんは不思議な人で、特に美人じゃないし演技も感動的にうまいわけじゃないけど、なんか気になるのである。雰囲気がいいというか頭よさそうというか、筋の通らないことはしない真面目さを感じる。本当はどんな人なのか知らないけど。
広末涼子もいいぞ。むしろ良すぎて困る。
アイドルとしての全盛時代からゴシップ量産時代にかけての広末には興味なかったけど、最近はなんだか気になる。このあいだテレビで見た「バブルへGO!」の広末はなかなか良かった。特に競泳水着が(結局そこかよ)。
あれ以来、心のどこかに「広末のコスプレが見たい」という願望が生まれたらしい。そんな自分にこのドラマはぴったりだ。広末の目に炎が写る(ヤンキースイッチON)と大喜び。似合わないヤンキー言葉で凄んだり特攻服姿でキメる広末を見て「そうそう、これが見たかったんだ、俺は!」という感動に包まれる。求めよ、されば与えられん。
世の中に「広末のコスプレが見たい」密かな欲望を抱く視聴者がどれだけいるのか、それともぜんぜんいないのか知らないが、すくなくとも私は大満足である。個人的好みにピンポイントで命中。日テレよくやった。
お話のほうはいかにもマンガ原作という感じでバカっぽくてたいへん結構である。見ている間ずっとニヤニヤしてしまう。出演者もみな楽しそうだ。多部未華子のおバカな女子高生も、松岡昌宏のヤンキー少女漫画家も、広末の元ヤン花屋もかわいい。ジャニーズの坊やはどうでもいいが、とりあえず爽やかだからよし。
「ごくせん」がひどいマンネリで壊滅的につまらなかったので、新しいフォーマットというだけで面白く感じてしまう。毎回ちゃんと趣向を凝らして、続編が作れないくらいきれいな終わり方をしてほしい。月並みな説教と感動はいらないから。
暑いのでなるべく頭を使わないで(必要なときも使ってないけど)ぼーっと見てられるドラマがいい。
■ ゴンゾウ テレビ朝日系 水曜9時
「風林火山」内野聖陽と「ファイト」本仮屋ユイカ。どっちも好きだ。
内野聖陽はさすがに演技がうまい。うまいけど男臭くて暑苦しい。うまいけど臭くて熱い、とんこつラーメンのような役者だ。
本仮屋ユイカの顔は地味だ。地味だけどかわいい。昔の彼女にちょっとだけ似てる。もし性格まで似てたらかわいいというよりおっかないが、このさい気にしない。ユイカの和風顔が内野の暑苦しさを中和してる。これが山田優だったら暑苦しくて見てられない。
ストーリーは今のところよく分からない。
女子大生殺しの本筋はまだ動かず、登場人物紹介とともに燻製ニシンを食わされる。今のところ特におかしな部分はないので、ちゃんとまとめてくれるだろうと期待。
同じテレ朝系、去年秋の刑事ドラマ「ジョシデカ!」はひどかった。第一話を見たときから嫌な感じがして、予感がそのまま的中してしまった。無能なトリガー・ハッピー(拳銃撃ちたがり)の女刑事に魅力を感じるのは無理だ、いくら仲間由紀恵でも。
今のところゴンゾウは大丈夫そうだ。「伝説の刑事」(内野)の復活と鶴(本仮屋)が退院して捜査に加わるのに期待。
筒井道隆の演技と存在感がアイスキャンデーのように涼しくてよい。エアコンいらずの爽やか男。
■ ヤスコとケンジ 日本テレビ系 土曜9時
「鹿男あをによし」で気になっていた多部未華子と、このあいだ夢で見て気になっていた広末涼子が出てるので見ずにいられない。特に多部の三つ編みと広末のヤンキーコスプレがポイント高い。
多部未華子はいいなあ。
声を聞いてるだけで癒される。そういえば本仮屋ユイカも声がいい。自分はけっこう女性の声にこだわるほうだ。女性を顔か声のどちらかで選べ、と言われたら声で選ぶかも。…と言いつつ、ずっとファンを続けてる南野陽子の声は甲高くて聞きづらい。好きだけど。
多部未華子という女優さんは不思議な人で、特に美人じゃないし演技も感動的にうまいわけじゃないけど、なんか気になるのである。雰囲気がいいというか頭よさそうというか、筋の通らないことはしない真面目さを感じる。本当はどんな人なのか知らないけど。
広末涼子もいいぞ。むしろ良すぎて困る。
アイドルとしての全盛時代からゴシップ量産時代にかけての広末には興味なかったけど、最近はなんだか気になる。このあいだテレビで見た「バブルへGO!」の広末はなかなか良かった。特に競泳水着が(結局そこかよ)。
あれ以来、心のどこかに「広末のコスプレが見たい」という願望が生まれたらしい。そんな自分にこのドラマはぴったりだ。広末の目に炎が写る(ヤンキースイッチON)と大喜び。似合わないヤンキー言葉で凄んだり特攻服姿でキメる広末を見て「そうそう、これが見たかったんだ、俺は!」という感動に包まれる。求めよ、されば与えられん。
世の中に「広末のコスプレが見たい」密かな欲望を抱く視聴者がどれだけいるのか、それともぜんぜんいないのか知らないが、すくなくとも私は大満足である。個人的好みにピンポイントで命中。日テレよくやった。
お話のほうはいかにもマンガ原作という感じでバカっぽくてたいへん結構である。見ている間ずっとニヤニヤしてしまう。出演者もみな楽しそうだ。多部未華子のおバカな女子高生も、松岡昌宏のヤンキー少女漫画家も、広末の元ヤン花屋もかわいい。ジャニーズの坊やはどうでもいいが、とりあえず爽やかだからよし。
「ごくせん」がひどいマンネリで壊滅的につまらなかったので、新しいフォーマットというだけで面白く感じてしまう。毎回ちゃんと趣向を凝らして、続編が作れないくらいきれいな終わり方をしてほしい。月並みな説教と感動はいらないから。