ゴールでウィークが過ぎると毎年、乾草調整のシーズンが到来する。
近くにある大学の圃場でのその作業風景である。
いつもは、雨に打たれ倒伏するので、今年はそれに強い品種に替えたとのことである。
イタリアンライグラスの茎が細めの品種で早生系統のようであるが、昨日の夕刻近い頃に刈り倒したと言うが、写真は今日の同時刻の風景である。
若干収量は少ないらしいが、ヘイレージにするには、絶妙の乾燥具合で最高の出来である。
草の芳香も素晴らしく、ヘイレージ調整して、ラッピングを開けた時にも、ヘイレージ特有の素晴らしい芳香の中で和牛繁殖牛たちが頬張ることだろうと、思い浮かべながらこの調整風景に暫し見とれながら時を過ごした。
この様な粗飼料は、輸入乾草にないオリジナルなもので、担当者らの取り組みのタイミングと努力に感嘆した。
牛たちが喜ぶ風体を見たいものである。
上手い具合に調整されたサイレージは本当に良い香りがしますね。
初めてその匂いを嗅いだ時にびっくりしたのを覚えています。
こちらでは天気が良すぎて早くも干魃気味です。
週間予報によると、
週明けに雨が降るとの事。
心待ちにしています。
さて、
13・14日と今月もセリが開催されました。
♂が32万
♀で23万
全体28.5万とますます厳しい状態です。
２頭上場した内の１頭はその安さに一瞬連れて帰る事も考えましたが、
そこは離島の悲しさ、
おいそれと出来る事ではありません…。
たしかに血統的にはぱっとせず、
産次も２桁でしたが、
牛自体の出来は客観的に見て決して悪くないだけに残念でなりません。
ちなみに、
種は貴安福で
富茂/安隆/美福10という母牛の11産目でした。
282日311㎏体高も充分、
深みや幅もまずまずで余分な脂肪も付いてない…
と、
思っているのですが、
どこか欠点があったのでしょうね。
購買者の方がこの牛で儲けてくれて、
それで今度は高値で買ってくれる事を期待してはいますが。
f^_^;