牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

わら収集

2009-09-12 17:35:40 | 飼料











9月に入り稲刈りが始まり、当センターでも稲わら収集を開始した。
天気に左右されるため、正しく戦闘状態である。
幸いなことに、昨秋と異なり好天日が続いて順調に回収できている。
農家サイドで、コンバインで刈り倒したわら束を2枚目の写真のように、トンガリ帽子状に立てて乾かす。
今のうちは、高温のため、刈り倒してから3~4日目には、3枚目の写真のように、立てていたわらを横一列に寝かせて、カッティングロールベーラーで結束してトラックで持ち帰る。
今のところ順調であるが、べーラーが1機のみのため、トラブレば予定通りにはいかなくなる。
収集可能な水田面積は約10ha前後であるため、当センターが年間利用する稲わらの15%程度に過ぎないが、折角の資源であり、確かな国産品という思惑から昨秋から収集を開始している。


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3 コメント

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国産品の活用 (ビタ欠生産者)
2009-09-12 21:04:27
国産稲藁・飼料用稲を収穫・作付けして耕作放棄地を抑制して国土保全していかなければいけないと思います。政権が民主党になり、今後の農業政策はどうなるか解りませが農地が荒地になる事だけは避けなければならないと思います。放棄地を作らない為にも助成金などを交付して抑制しなければならないと思います。養牛関係者は輸入飼料に頼るだけでなく国産飼料にシフトして牛の自給率を上げるように努めたい。多分、国産飼料を活用すれば国の対策事業で補填金が交付されると思います。如何ですか?
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緊急支援強化事業 (青豆天吾)
2009-09-13 11:59:22
タイトルに係わる取組確認の方法について通知が届いた。内容を見れば条件を満たすにはややこしい手数が掛かり現場牧場で対応出来るが心配しています。政権が変わったのでトライ出来なくしているのか?疑いたくなる。今回から稲ワラ飼料は、対象外である。理由として飼料自給率向上に有効なものを重点的に推進することとしたとある。官僚の考え方は現場から離れいる。さて、JAさんの対応はどうなるかお手並み拝見!
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肝蛭 (Piyo)
2009-09-13 19:20:00
(・ω・)/

稲藁というと肝蛭を連想してしまいます。
この島には水田もなく、
稲藁を利用していないので肝蛭の駆虫をあまり意識していなかったのですが、
以前獣医さんに話を聞いたところ、
お隣の石垣島では寄生例が結構あるとの事。

しばらく使用していなかっ駆虫薬の有効期限を確認しなければ…。

さて、
八重山のセリ初日は相変わらずの相場かなぁ?
といったところです。
事業団の種で♂♀2頭の税込み70は健闘だったと思っています。

(^^ゞ
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