私の母は4年前に他界したのですが、
出産して母となる私のために
プレゼントを用意してくれていました。
母は私が生まれたその日から亡くなるまで
日記を書き続けていたのですが、
私もその母の日記の存在は知っていて、
そして亡くなった後に、
その始まりの一冊、
最初のページに書かれている文章を読んで
・・・驚きました。
そこには何とこんなことが書かれていました。
「この日記は、レナちゃんが
お母さんになった時
参考にしてもらえたら
と思って、書き始めました。
ママになったレナちゃんへの
おばあちゃんからの
ささやかなプレゼントです」
当時24歳だった母は、
まさか私がママになった時に
自分がこの世にいないことなんて
想像だにしなかったことでしょう。
でも、たとえこの世にいなかったとしても
私が安心できるように、
こんな素敵なものを形にして残してくれていました。
だから、これは
24歳の母から40歳の母となった私への
時空を超えたプレゼントなのです☆
生前から、私は母を尊敬していて、
マザコンと言われるまでに心のよりどころにして、
常に母を頼っていました。
そんな私のことを予知していたかのように、
ちゃんと心のよりどころを形にして残してくれたことに
感謝の氣持ちでいっぱいです。
なんていう母親なのだろう!
と、子バカですが(笑)
心からそう思います。
ちなみに、母の日記を読んでいると、
生後2週間足らずで、
おむつかぶれにステロイド剤を塗っていたりして(汗)
自然派の私とは意見が合わないのですが、(笑)
でもとても愛されていたことだけは
はっきりとわかります。
私のおむつかぶれがかわいそうでかわいそうで、
何とかしようと
懸命な思いでいる様子が伺えて、
胸が熱くなる思いです。
その時の母の日記の一説。
「さぞかし痛いだろうと思う。
かわいそうで涙が出てしまう。
本当にかわいいやら
何かあったらどうしようという不安とで
胸がせつなくなる思いである。
恋をした時のように顔を見ていると
やるせなく、つらい」
そして今、私も
とてもかわいいやら、
何かあったらどうしようとせつなくもなりながら、
同じような氣持ちで娘の顔を眺めています。