武蔵小杉にある「Drink & Food Gi」へ。
友人のmakiさんにこちらのオーナーさんをご紹介してもらい、
オーナーさん、makiさんと一緒に楽しくお食事してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/00/597325306126b88019ccdbb67e341b2a.jpg)
「Gi」は、常連さんが多いというのがうなづける、
こじんまりとアットホームなとても素敵なお店☆
カウンターに座っていらした常連さんは、
たくさん並べられたCDラックからおもむろに一枚を取り出し、
「今度はこれかけて」とリクエスト。
気持ち良さそうに、お食事と音楽とを楽しんでいらっしゃいました。
いいなぁ、こういうお店の常連さんになりたい!
今度何か女子会や少人数のパーティがあったら、
ぜひぜひ、このお店に来ようと思います♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/06/7f79e324be58e012ae698c94aba9c0fb.jpg)
オーナーさんご本人も、とてもセンスが良いのです!
(ジャズダンサーでいらっしゃいます☆ かっこいい!!)
お洒落で素敵な女性をご紹介いただいたことも感謝ですし、
これがご縁で、なんだかワクワクと楽しいことが起こりそう☆
という、うれしい予感を感じた一日でした♪
ところで、話は佐藤初女さんの話題に。
makiさんがライターとして参加した、
佐藤初女さんの「いのちのことば 心の道しるべ137言」
友人のkarenさんが編集を、同じくmakiさんがライターを
そして、sayaさんがデザインを担当された本。
みんな素晴らしいお仕事にたずさわってるなぁ☆
と、とても羨ましく思ったのですが、
makiさんが、
「私が初女さんを知ったのは、実は数年前のrenaさんのブログなの」
とおっしゃってくださったので、
勝手に私も参加したような気持ちになって(笑)とてもうれしかったです♪
makiさんがおっしゃっていたのは、
初女さんの行動ひとつひとつ、
例えば野菜を切ったり、食器を出したり、という、
そのひとつひとつが、「祈り」だった、と。
なんだか、とてもわかる気がします。
makiさんの感じられた「祈り」の所作は、
「感謝」の所作とも言えるのだと思います。
食材に対する感謝の気持ち、ありがたく思う気持ち、敬う気持ち。
そんな気持ちを抱いていたら、
食べ物を無造作に扱ったりできないはずなのですよね。
昨日夕食を作っている時に、
「ひとつひとつの所作が祈りだった」という、makiさんその言葉をふと思い出し、
初女さんほどの境地にはとても届かないけれど、
真似をして、祈りに似た気持ちで食事の支度をしてみました。
(そういえば、以前観た「食堂かたつむり」
同じような考え方が根底に流れていることを感じました。
柴崎コウさん演じる主人公の女性が食事を作る姿は、
まさに祈りの儀式であるかのような映像でした。)
まずは、以前読んだ初女さんの本に書いてあった、
「食べ物の気持ちになって調理する」ということ。
自分がこの食材だったら、どうしてもらいたいか?
自分が人参だったら、ピーラーでしゃかしゃか皮を剥かれたら痛いと思う。
だから、ピーラーなどは使わない、
というようなことが初女さんの本に書かれていて、
それ以来、私も数年間ピーラーは使ったことがないのですが、
私も、今日は新じゃがの気持ちになってみることにしました(笑)。
新じゃがは本当は皮を剥かなくても大丈夫でしょうけれども、
(マクロビ的にも皮つきが良いのですが)
今日の新じゃがは無農薬栽培ではないので、皮は一応剥くことに。
そして、「そうだ」と思いだして、
以前ボロ市で購入した銅製のたわしでこすってみることにしました。
そうしたら、とてもキレイに皮だけ剥けたのですが、
ジャガイモとしては、包丁で丁寧に薄く皮を剥かれたのと、
たわしでごしごしこすられたのとでは、
どちらが、気持良かっただろうか??
・・・と考えると、ちょっとわからなかったです(笑)
それにしても、意識するだけで、
こんなに自分の気持ちまで違ってくるのですね。
丁寧に暮らす、というようなことを言っているけど、
まずは、食材と真心込めて向き合うことなのだなぁ、
と改めて感じました。