goo

武蔵小杉Giにて、佐藤初女さんのことなどを

2011-05-29 | 食べること

武蔵小杉にある「Drink & Food Gi」へ。
友人のmakiさんにこちらのオーナーさんをご紹介してもらい、
オーナーさん、makiさんと一緒に楽しくお食事してきました。





「Gi」は、常連さんが多いというのがうなづける、
こじんまりとアットホームなとても素敵なお店☆
カウンターに座っていらした常連さんは、
たくさん並べられたCDラックからおもむろに一枚を取り出し、
「今度はこれかけて」とリクエスト。
気持ち良さそうに、お食事と音楽とを楽しんでいらっしゃいました。
いいなぁ、こういうお店の常連さんになりたい!
今度何か女子会や少人数のパーティがあったら、
ぜひぜひ、このお店に来ようと思います♪





オーナーさんご本人も、とてもセンスが良いのです!
(ジャズダンサーでいらっしゃいます☆ かっこいい!!)
お洒落で素敵な女性をご紹介いただいたことも感謝ですし、
これがご縁で、なんだかワクワクと楽しいことが起こりそう☆
という、うれしい予感を感じた一日でした♪



ところで、話は佐藤初女さんの話題に。

makiさんがライターとして参加した、
佐藤初女さんの「いのちのことば 心の道しるべ137言」が出版されました。
友人のkarenさんが編集を、同じくmakiさんがライターを
そして、sayaさんがデザインを担当された本。
みんな素晴らしいお仕事にたずさわってるなぁ☆
と、とても羨ましく思ったのですが、
makiさんが、
「私が初女さんを知ったのは、実は数年前のrenaさんのブログなの」
とおっしゃってくださったので、
勝手に私も参加したような気持ちになって(笑)とてもうれしかったです♪

makiさんがおっしゃっていたのは、
初女さんの行動ひとつひとつ、
例えば野菜を切ったり、食器を出したり、という、
そのひとつひとつが、「祈り」だった、と。

なんだか、とてもわかる気がします。
makiさんの感じられた「祈り」の所作は、
「感謝」の所作とも言えるのだと思います。
食材に対する感謝の気持ち、ありがたく思う気持ち、敬う気持ち。
そんな気持ちを抱いていたら、
食べ物を無造作に扱ったりできないはずなのですよね。


昨日夕食を作っている時に、
「ひとつひとつの所作が祈りだった」という、makiさんその言葉をふと思い出し、
初女さんほどの境地にはとても届かないけれど、
真似をして、祈りに似た気持ちで食事の支度をしてみました。
(そういえば、以前観た「食堂かたつむり」という映画(柴崎コウさん主演)にも
同じような考え方が根底に流れていることを感じました。
柴崎コウさん演じる主人公の女性が食事を作る姿は、
まさに祈りの儀式であるかのような映像でした。)


まずは、以前読んだ初女さんの本に書いてあった、
「食べ物の気持ちになって調理する」ということ。
自分がこの食材だったら、どうしてもらいたいか?
自分が人参だったら、ピーラーでしゃかしゃか皮を剥かれたら痛いと思う。
だから、ピーラーなどは使わない、
というようなことが初女さんの本に書かれていて、
それ以来、私も数年間ピーラーは使ったことがないのですが、
私も、今日は新じゃがの気持ちになってみることにしました(笑)。

新じゃがは本当は皮を剥かなくても大丈夫でしょうけれども、
(マクロビ的にも皮つきが良いのですが)
今日の新じゃがは無農薬栽培ではないので、皮は一応剥くことに。
そして、「そうだ」と思いだして、
以前ボロ市で購入した銅製のたわしでこすってみることにしました。
そうしたら、とてもキレイに皮だけ剥けたのですが、
ジャガイモとしては、包丁で丁寧に薄く皮を剥かれたのと、
たわしでごしごしこすられたのとでは、
どちらが、気持良かっただろうか??
・・・と考えると、ちょっとわからなかったです(笑)

それにしても、意識するだけで、
こんなに自分の気持ちまで違ってくるのですね。
丁寧に暮らす、というようなことを言っているけど、
まずは、食材と真心込めて向き合うことなのだなぁ、
と改めて感じました。



goo | comment ( 0 ) | trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うつわノート展にて買った、こまごまとした愛すべきものたち

2011-05-25 | 愛すべき食器たち

「うつわノート展」について、
器店に勤めている、生粋の噐好きのうちの妹がこう言っていました。
「いろんな作家さんや器屋の店主さんたちが、こぞって、
うつわノート展はとてもよかった、素晴らしかった、
自分もあんな感じの展示をやってみたかった」
と口をそろえていっている。
いったいどんな展示なのかとっても気になる」と。
私もそれを聞いてかなり気になり、
埼玉県川越にある「GALLERY うつわノート」さんに行ってきました。







そして・・・期待を持って向かったうつわノート展は、期待以上に本当によかった!
なるほどなるほど、もう、展示場からして違います。
展示場と言うより、一軒家なのですが、
こちらは、築80年の古い洋館をセンス良く改造したもの。
大正モダン風の窓の大きな洋室もあり、縁側から庭を望める和室もあり。
その和室に、西洋アンティークの薬棚が置いてあったりして、
もうすべてがコニクイ演出☆
こんな風に並べられてしまったらもう、器も本望だ、と。
器の最大限の魅力を引き出す展示、
それはそれは素晴らしかったです。




こちらは和室のお部屋。
お写真には写っていないのですが、床の間には西洋アンティークの白い薬棚が。
それがなんともオシャレ!
(洋風のお部屋のお写真は残念ながら撮れませんでした。。。)




天気が良く、お庭もとても気持ち良かった☆
縁側に座って庭を眺めた先にも、古い木のテーブルに並べられた作家もののオブジェ。
どこを向いても、味のある演出を目にすることが出来ました。



ちなみに「うつわノート」は私も妹も数年愛読しているブログの名前です。
とっても素敵なブログで、
以前から、「うつわノート」のブロガーさんは、いったい何者なんだろう!?
と思っていました。
思わず「何者?」と思ってしまうくらいの、
幅広い器の知識と、写真のオーラ。
眺めているだけで、ほぉ。。。とため息をついてしまうような、貴重なブログです。
そして、このブログ「うつわノート」でご紹介されてきた現代の器、古い器を
展示販売するというのですから、行かない訳には行きません!
妹に教えてもらって、本当によかったです。


ちなみに私が買ったのは、こまごまとした小さいものたち。
豆皿など、小さい噐や花器をみると、手にせずにはいられないのです。




大村剛さんのミニ片口。
本当にミニで、一人用のミルクピッチャーのような感じ。





トップの写真の、長井梨恵さんの銀彩小皿と合わせてみました。
この小皿はソープディッシュくらいのサイズ。
和とも洋ともつかない独特の雰囲気に一目惚れしました。




こちらは、キタムラマサコさんのガラス花器
この花器は想像以上に小さいです(笑)
一輪挿しの中でも、本当に花びら一輪、といった感じの大きさ。
花束の中から、時々一片のお花が落ちたりしますね。
それを拾い上げて、この花器に移してあげたいな、と思います。


ところで、被災地以外に住む私たちにとって、
もう普段どおりの生活にどんどん戻ろう、という人と、
いや、まだなにも収束に向かっていないのだから・・・と危惧する人といろいろですが、
どちらにせよ、生きている間は、私たちは暮らしているわけですね。
一瞬一瞬がすべてなのだとしたら、
その一瞬一瞬を楽しく暮らしていきたいと思います。
おいしいお料理を作ったり、
お気に入りの器に盛ったり、
それを家族とおいしく味わう、会話を楽しむ。
その一瞬が積み重なって今があるなら、こんなに幸せなことはない、
と、最近、本当に心からそう思います☆
そうやってみんなが暮らしを大切にしていくうちに、
本当の意味で豊かな暮らしができる世の中になっていくのだと思います。


goo | comment ( 2 ) | trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の丹精したバラ

2011-05-20 | お花 アレンジメント

実家の玄関先の花壇はバラの良い香りでいっぱい!
この花壇は、父が毎回せっせとお花を育てているのです。

昨年の冬はチューリップの球根を50個植えた(!)
と、春を楽しみにしていましたが、
そのほぼ全部が芽を出し、花を咲かせてくれたおかげで、
狭い花壇一面のチューリップに震災後ホッと心を休ませてもらいました☆

チューリップの後は、花壇の壁に生い茂ったジャスミン!
ジャスミンの香りはまたとても強烈なのですよね。
強烈というと語弊がありますが、私は大好きな香り。
強烈に良い香り(笑)です。

そして、ジャスミンがだんだんと茶色くなってきた頃、
バラがどんどん蕾をつけ、花を咲かせ始めました。





父が丹精したバラ。
「名前はなんていうの?」
と聞いてみたら、知らないのだそう。(汗)
バラのお庭が自慢の伯母も、名前の確定は出来かねたそうです。
花壇には、名前のないバラ。
詩的な感じですね。
(いや、ただ名前を忘れてしまっただけですが(笑))


2か所のスポーツクラブに通い、
その一方で花壇をせっせとお花で彩る父。
黒糖で作った得意のジンジャークッキーやコーヒークッキーを週に1回は焼いてくれて、
たまに、パンプキンタルトやチーズケーキ(ベイクド、スフレ、レアなど3種類☆)
を作ってくれます♪
最近は自然療法の本やアーユルヴェーダの本を読んで、参考にしているみたい。
なかなかの父だと思います。(笑)


goo | comment ( 2 ) | trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うさぎとうさぎの食卓

2011-05-18 | 暮らしの雑貨

久しぶりに祐天寺の雑貨屋iroさんに行ってきました。
iroさんには、以前、ユーカリワンピースの撮影でお世話になりましたが、
それ以来時々顔を出させていただいて、
そしてその度にたいてい手ぬぐいを買って帰ります☆

今日は黄色に小さなドット模様の手ぬぐいと、ロハスな模様のマスキングテープを購入。
そして、だんなちゃんは瓢箪柄と迷って、
「やっぱりウサギがいいな♪」
と、ウサギ模様を買っていました。(笑)
(だんなちゃんはウサギ好き。こんな卯年の置物も以前購入してます(笑))

「このウサギの手ぬぐい敷いたら、やっぱり日本酒だな。」
「そうだね。日本酒と、冷奴とか合いそうだよね。」(私は飲めないけれど。。。)

ということで、今日は冷奴をメイン(?!)にメニューを決定♪
今年初のトウモロコシ。
ひじき煮とほうれん草の胡麻和え。
茗荷のお味噌汁と、昨日の残りの肉じゃが(の肉抜き^^)
そして、カツオのお刺身を生姜醤油で。





お刺身を持っているお皿は長山六さんの噐で、昨年の世田谷ボロ市で購入したもの。
ちなみに、我が家で一番使っている噐は長山六さんの噐2種類と、
以前益子で私が体験陶芸をした時に作った小皿(笑)です。
この手作り噐が何気にかなり良い味を出していて(笑)
噐マニアの妹にも「この噐はどこの作家さん?」と聞かれたほど!
得意げになったことは言うまでもありません。(笑)


ところで、この手ぬぐいのウサちゃんの柄。
どこかで見たことあるなぁ。。。と思ったら、
京都のぴょんぴょん堂さんで購入したお懐紙の柄でした。
今日はいちご大福も買ってきたので、
さっそくウサギ&ウサギコーディネートを楽しんでみました♪





これから夏にかけて、手ぬぐいが活躍しますね♪
iroさんでは、一周年記念で作ったという、
緑色ドットのiroさんオリジナル手ぬぐいもありました。
これが、若いオシャレ夫婦の食卓に合いそうな柄☆
なかなか素敵なオリジナル手ぬぐいでした。

iroさん、一周年記念おめでとうございます!


goo | comment ( 2 ) | trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸隠神社の空に

2011-05-15 | 旅行が好き

連休中、野尻湖からの帰り道。
せっかくだから前から行きたい!と思っていた戸隠神社に行ってみよう、
ということになりました。
野尻湖から18号を走っていたら、まずは奥社に着いたのですが、
駐車場はどこも満車で、待つことさえストップされてる状態。
あとから聞けば、運良く車を止めて参道を歩くことが出来ても、
参拝するまで数時間待ちの行列なのだとか!
確かに最近、戸隠神社がパワースポットとして熱いようですが、
このスピリチュアルブームは本当にすごいですねぇ。。。




ということで、中社に行き、参拝することにしました。
お守りなどを買いながら神社の方とお話をしていたら、
「今はまだ奥社は雪が残っているから、軽い雪山登山のような感じです。
それに、参拝できるまで数時間待ちみたいだから、
もう少しあたたかくなったら平日にいらしてください」
とおっしゃっていただきました。
ああ、そうだった、と、
「ご縁」「タイミング」という言葉が頭に浮かび、
その言葉をありがたく受け取りました。
きっとこの先、奥社を訪れる最良のタイミングの時があるのでしょう。
その時を楽しみにすることにします☆





ところで、戸隠神社で写真を撮っていただんなちゃんが後から写真を見て
「あれ?また龍が写ってる」と見せてくれた写真。
(だんなちゃんは細長いものが写真に写ると、たいてい「龍」と言います。)





(拡大写真)


雲がまっすぐ伸びている感じ。
飛行機雲にしては太く短いですね。
私たちは、こういうとき、科学的な憶測はせずに
(たとえそれが光や飛行機雲かなぁ、って心の中で思ったとしても^^)
いつも「龍」だということにしています☆



goo | comment ( 0 ) | trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ