先週の日曜日笠間でのイベントは2つあって、
ガラス工芸の体験をすることと、
懐石料理と作家さんの器との饗宴ランチを味わいに行くこと。
でも、それにプラスαの楽しみまで加わって、
とても有意義な一日となりました♪
ガラス工芸は、出来上がったガラスたちが届いてからご紹介するとして、
まずは、「五感で味わう笠間 秋の饗宴(コラボ)」ランチについて☆
このランチは、笠間の魚福さんにて、
魚福の料理人さん平戸学さんと、
酒井敦志之さん、伊藤珠子さん、小林由芽さん4人の陶芸家さんと
木工作家の小林悠介さんがコラボして生まれた秋の懐石料理です。
この5人の方たち、(古くは幼稚園の時からの)同級生なのだとか!
(小林悠介さんだけ、由芽さんの弟さんなので年下です。)
お若い作家さんたちなので、器もどことなく斬新でかっこ良いのです☆
これから、以下にどんどんお写真でご紹介したいと思います♪
今日はお写真、多いです☆
器が出来上がってから、お料理を考えたもの。
お料理を実際に試食してから、器作りに取り掛かったものなど、
全ては、このランチの為に生まれたオリジナル。
その為、器とお料理がとても自然に溶け合っていて、
美しく、かっこよく、
なおかつ、「懐石料理」という堅苦しさがまったくなくて、
あたたかみがあったり、やさしさを感じたり、
和やかに楽しめるひと時でした。
前菜は、まさに5人そろっての饗宴!
伊藤さん、小林さん、酒井さんそれぞれの器に平戸さんのお料理、
そして、それらが乗っている木工の棚は、小林悠介さん作です。
ちなみに、手前の「庭園手すり角小皿」のイラストは
よく見ると本当に手すりですね☆
しかも、こちらは裏表使える優れもの!
前菜は、底の部分を使っていますが、
この後、お口直しに出てきたシャーベットは、裏返して使っています。
↓
りんごのシャーベットと洋ナシのコンポ―ト
小林由芽さん作お造りの器は、「岩水花」という名前の通り、岩のようなデザイン。
水をイメージしているということで、
中に氷を敷きつめ、氷が溶けていくのを楽しめるように、とのことでした。
そして、斬新で一際目を引いたのが、伊藤珠子さん作の器「帽子皿」。
かわいらしくて洗練されたデザインですね☆
私たちは4人だったのですが、4人のお皿のデザインが全て違いました。
ちなみに、だんなちゃんのお皿はこんな感じ。
こちらも粋で素敵!
お写真では後ろの方に写っていて見えないのですが、
焼物の自然薯の東寺揚げが私たちの中で大人気でした♪
チーズ挙げのような感じで自然薯っぽくないのですが、
食感はぷりぷりっとした歯ごたえ☆
そして、強肴の器は、酒井敦志之さん作「灰釉陶箱」。
蓋を開けてみると・・・
美しいです!!
どことなく品のある、渋くて味わいのある器。
ところが、蓋を開けると、お料理が華をもたせてぱっと華やかに☆
蓋つきの器ってどうやって使うんだろう?
って思っていましたが、こうやって使うのですね~。
・・・と、平戸さんにも感心してお伝えしたところ、
平戸さんも最初はどう使おうか悩んだとのこと。
でも、こんなに素敵な色彩と味覚の饗宴が生まれたのですね。
川の水に浮かんだようなお料理は、まさに芸術品です☆
そして、お食事は、伊藤珠子さん作の飯椀と小鉢。
珠子さんの器はかわいらしいですね。
でも、どこか洗練されていて、どことなく育ちの良さを感じさせます☆
余談ですが、伊藤さんのお父様はとても有名な作家さんなのだそうです。
ちなみに、今回のランチが実現したのは、
珠子さんとビシュヌジュエリーデザイナーのmocaちゃんがお友達だったからなのです。
mocaちゃんに誘われ、mocaちゃんご夫婦と一緒に訪れましたが、
素晴らしく楽しい時間を過ごすことができました♪
感謝、感謝です☆
デザートは、小林さんご兄弟のコラボレーションでもあります☆
下に敷いている台箔張り杉台は弟の悠介さん作。
栗のトゲをイメージした台の絵は、お姉さまの由芽さんが描いたそう。
そして、器も由芽さん作です。
こちらの器も栗の手触りを再現して、内側には釉薬をかけず、
わざとトゲトゲの質感を持たせているのだとか☆
笠間栗の茶巾焼き。栗が美味しい季節ですね~。
正味2時間かけて、ゆったりと楽しんだランチ。
美味しいお料理と、素敵な器。
今までにないくらい、優雅なひと時でした☆
しかも個室のようなお部屋になっていたので、
気兼ねなく、お話に花を咲かせることができ、大満足でした♪
ところで、グルメ・・・と言えば(??)
最近どこかに出かける時は、だんなちゃんがおにぎりを作ってくれます♪(笑)
これが、おにぎりを結ぶのがとても上手で(私よりも(汗))美味しいのです☆
今年の夏に買った六文銭風呂敷に包んで。(笑)
朝、車の中で、家庭的なおかかのおにぎりをいただき、
そして、お昼はこんなに素晴らしく芸術的な懐石料理を堪能して、
幸せな一日でした☆
全てのご縁に感謝です。
どうもありがとうございます☆