私の担当地区に身寄りのない高齢者のかたがおられます。
施設に入所を拒絶されて いつまでもご自宅がいいと言われます。
そうだろうと思います。 その方の意思を尊重して 介護サービスを
目いっぱい利用して その他 近隣の方々の支援もあって なんとかの
毎日です。 しかし 周りも高齢者ばかりで できる支援は限られてきます。
ある日 夜中水漏れ騒動が起こって 解決はしましたが これから先
何が起こるかわからない どこまで支援できるか 不安もあって
入所の勧めを何度もさせていただきました。
あんなに嫌がっていたのに 皆さんに迷惑をかけているのが申し訳ないから
入所してもいいよ と 言い始めました。
ケアマネジャーにつないで 年が明けたら タイミングをみ計らって
施設選びをして 入所の方向を考えてくれました。
私も足げに通い お世話をさせていただいて 寂しくなるだろうと
思いながら 周りは高齢者ばかりです。 私もいずれ 同じ道をたどります。
認知症にならぬよう 体をきたえ 生活を維持できるよう 努力しています。
さて 私の終の棲家はいったいどこになるでしょうか?
願いが叶うでしょうか?
私はこの郡中で 教会所で 逝ってしまいたいと願っています。
でも まだまだ元気で 一生現役でいたいと思っています。