みっちゃんのブログ

今日のありがとう

2019日本習字生徒部八段試験

2019-03-10 20:15:18 | 日記

 先週の土曜日 生徒部の八段試験を実施しました。

場所は灘町教室です。 在宅試験になり 教室で直接実施できるように

なって 私が一番 心に残るのは 作文です。

「わたしと習字」の題名に生徒さんが お習字にたいする

気持ちや姿勢や将来の夢などが書かれているのを楽しみにしています。

部活や入試など 多忙な中学生が 八段試験を受験できるように

なるまで 継続してくれたことに感謝しています。

 今回の受験者の作文をご紹介します。

「字は綺麗な方がいいから、習字習ってみる?」 両親に勧められ、 小学4年生の頃に

始めた習字。その時は字を書くことが好きだったので、妹と一緒ならいいやと

軽い気持ちでした。だから最初はほとんど昇級することもなく、楽しく習字をしていました。

それでも、飛び級したり段位をもらえた時はとても嬉しく、

小学6年の時、習字の先生が辞められても続けたいと思うようになっていました。

そんな中 中学2年生の時に出会ったのが日本習字です。日本習字に入会した時

私は段位が高いとは言えず、一番上の8段位は 私にとって手を伸ばしても届かないような

存在だと思っていました。それでもやっぱり8段位をとってみたい、それが難しいとしても

一段でも高い段位をとってみたい、周りに追いつきたいと頑張っていました。

段位が上がるにつれ、昇段するのが難しくなっていき、やっぱり8段位は私には

無理なんだと諦めかけたこともありました。そんな時、習字の先生に、このまま

昇段していけば8段位をとれるよ と言っていただいたり、一緒に習っていた妹に

姉ちゃんならできるよ!とはげまされたりして、私を応援してくれている人はたくさん

いるから、私も頑張ろうと思うようになりました。それからはそれまで以上に必死に

練習し、県の作品展で入選したとき、学校の先生に字を褒められた時、

そして習字を始めて6年経ち、8段位試験を受ける資格をもらえた時は

とても嬉しかったです。

 習字は私にたくさんのことを教えてくれました。

諦めないことの大切さ、表現することの素晴らしさ、そして、努力は

必ず報われることです。ここまで来れたのは、習字の楽しさを教えて下さった

習字の先生、いつも支えてくれた家族のおかげだと思います。たくさんのひとに

感謝して、これからも頑張ります。

 私が彼女を指導したのは 中学2年生からでわずか2年です。

他の会派からの転入で 日本習字ではその会派からの段位を評価してくれて

私の教室での継続が始まりました。異例の速さで8段位を目指すことになりました。

私の中にこのまま続けば もしかしたら8段位を目指せるかも? と 思いました。

 今年に入ってから 12月号が昇段して 彼女の気持ちを確認しました。

まさに継続な力なり

この経験が将来の彼女にプラスになることは間違いありません。 

字が正しく美しくかけることは もちろん そこから彼女が学びとったことは

誰の物でもありません。一生 彼女の財産です。

私も指導させていただいて 本当に感謝です。 ありがとうございました。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿