んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。
今回は、香港島の風景を主に昼間の街歩きについて、書いてみたいと思います。
画像多め、ウェブ重めです。
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朝の九龍公園の風景。
先生と思われる人のあとに、みんなが倣って太極拳(?)をしています。
かと思えば、今度はピンクの扇子を持って、踊る人たちも。
中国来たな…って思うシーンです。
そういえば、公園で座って香港名物(?)のパイナップルパンを食っていたら、
南アジア系の子供連れのお父さんに、津波の事について、
その後どうですか?っていうようなことを聞かれました。
海外の人にも、リアルタイムで伝わったあの風景は、衝撃的だったかもしれません。
今の日本の状況を、英語でちゃんと伝えられてコミュニケーションできれば…少しもどかしさが残る朝です。
2日目と3日目は、主に、香港島を食べ歩きしながら、散策です。
ゲストハウスがある九龍からは、地下鉄やフェリーで、香港島へ。
楽しいのは船のほうで、ほんの短い間でも、船旅を楽しめます。
2日目昼過ぎ、香港島に渡って、
香港島の東西を、トラムに乗って、探検ツアーに出発です。
地下鉄の東の終点、シャウケイワンを目指します。
駅を降りて、駅前の露店で賑わっている通りを過ぎると、トラムの始発駅が見えてきました。
街中で、ピアニカを吹くおじさん。
途中とちゅうで、「ぴー」と音をはずします。
お世辞にもうまいといえず、おじさんは反応がイマイチだからなのか諦めて、煙草を吸い始めてしまいました。
そんな風景を見ながら、路面電車は出発です。
北角(ノースポイント)で、途中下車。上環方面からやってきた、北角どまりの路面電車は、メインの路線から枝分かれ、
こうしたお肉屋さんや露店の八百屋の目の前を通って、再びメインのキングスロードへ。
歩行者が行きかう狭い道路の上に引かれた軌道の上を、路面電車が通って行きます。
東南アジアでは、この画像のようなスタイルで肉を売っている風景がよくあるけど、
アジアの中でも結構、衛生面で進んでいるはず(?)の香港でも温度管理しなくていいのか、すごく不思議です。
焼いて食っちゃうからいいのかな。
北角のつぎは、トンローワン(コーズウェイベイ)で途中下車。
香港島では一番の繁華街。ちょうど正午には、船を迎えるための風習が残って、今でも、
19世紀から続く民間の商社によって、空砲が鳴り響くとか。
画像は、ちょうどそごうのあるヘネシーロードの裏側、看板の洪水が、香港らしくてたまらないです。
再びトラムに乗って、中環(セントラル)へ。
旅行中、3日間雨こそ降りませんでしたが、天気がずっとイマイチ。
晴れた日を狙っていたのですが、待ち切れず、3日目には、中環から、香港島の山頂、ビクトリアピークを目指しました。
正確には山頂ではなく、ピークトラムの終点の展望施設。春節のお祭りで、獅子舞と鳴り物の行列で賑やかでしたが、
写真も撮る気になれないほど、周辺は真っ白。雲の中です。
晴れていれば、風景を一望でき、夜景も奇麗な名所らしいのですが…。
それでも、登りのバスでは、ありえないところに立つ高いマンションを仰ぎ見たり、
少し怖いくらいの斜面を降りるピークトラムのスリルと、オープントップのバスの迫力です。
中環(セントラル)と上環の間になるのかな、少しヒルサイドエレベーターを乗ると、ソーホーと呼ばれるエリア。
斜面に狭い道や少し斜度のある階段の両脇に、
洗練された雰囲気のカフェなんかがあって、青山?六本木?表参道?まあ、そんな雰囲気です。
中環が、ビジネス街の中心ならば、上環のあたりは、少し古いビルや商店が多いみたい。
春節の時期、このあたりは、1週間たっぷり休みをとるところが多いらしく、町の様子は、休日モード。
行きたかった飯屋も、この日は、食べれず、残念でした。
路面電車は、この先、香港島西側にある、ケネディタウンまで続きますが、気ままに歩いたりも戻ったりしているので、
疲れもピークに達したりして、結局、終点まで行かずじまい。うーん、せっかくだから、行っておきたかったな。
何もなかったかもしれないし、何かあったかもしれない。だからこそ、なんにも知らないところを当てもなく歩く。
そんなドキドキは、自分が旅をする目的の大きな一つだったりします。
さつ、次回も、夜景など、夜の街歩きについて、書いてみたいと思います。
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