さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

のんびり台湾6Days…ちょっと郊外へ、日帰り旅行part2の巻

2009年02月14日 04時16分48秒 | 旅行
そんなわけで、台湾旅行特集3回目は、
ちょっと郊外へ日帰り旅行Part2「行儀路で日帰り温泉」と「淡水でサンセットを見よう」。

行儀路は、台北から北へ電車で20分くらい。
MRT石牌駅でバスに乗り換えて、30分くらいかな、天母という、
外国人居住者が多い、おしゃれな地域を通り抜けて、
山道を登って行ったところにある、奥座敷的(?)な場所。
幹線道路から下っていくと、数件の日帰り温泉施設が集まっています。
深い谷間に硫黄の匂いがする温泉が湧き出していて、
多くのお客さんで賑わっています。



「行儀路3」というバス停。乗り越してしまわないか、ひやひやしました。


台湾は、日本統治時代から開発された温泉地から、
最近のブームで開発されたところなど、
台湾全土で温泉が沸くそうです。
水着を着て入るのが一般的のようですが、
最近では、日本の温泉施設に真似て、
男女別々で水着なしで入れる温泉も各地で誕生しているようです。

今回、利用した温泉施設は、行儀路温泉の中でも、「川湯温泉」という温泉施設。
レストランと温泉がセットで運営されている、
まあ、いわば箱根の「天山」のミニ番みたいな雰囲気の場所です。
400元以上のお食事をすると、無料の入浴券が付いてくるというシステム。
でも、お風呂だけでも入浴できます。




「川湯温泉」は、入口の門から谷間にある母屋へ下る石段や
植木などのアプローチが日本の温泉旅館そっくり!もう、気分は「♪ビバノンノン」です。



↓レストランは、右側。
中の様子は、食事をしなかったのでわかりませんが、
他のホームページを見るとロッジ風でした。





受付で200台湾ドルのチケットを買って、男湯と女湯の入口に座っている
係員さんにチケットを渡します。いわば番台のようなもんです。
また別の入口には、貸切風呂も。みんなで入る風呂は恥ずかしいのか、
こちらには順番待ちの列が出来ていました。

番台の隣ののれんをくぐると、日本の感覚からすると若干狭い脱衣所があります。
コインロッカーが所狭しと設置されていて、
ここに荷物を入れて、すっぽんぽんになって、いざ、露天風呂へ。


…あっ、書いていて気がつきませんでしたが、内風呂がありません。
洗い場は設置されていますが、すぐ横は硫黄の匂いのする白濁の露天風呂。
体を洗い流すのも、はやる気持ちを抑えきれず、そこそこに、露天風呂へ移動します。


ざぶんと、体を湯船につけます。

kumazzzo「あー極楽。」

疲れた体が確実に癒えていきます。
ふと、周りを見回すと、なんとなく、僕らと同じ匂いのする人たちが、
一人、二人…いや、たくさんいるぞ!

広い露天風呂のほかには、すんごく強い打たせ湯とすんごく強いジェットバスに、
水風呂と、スチームサウナ。
日本のスーパー銭湯よりは狭いですが、何といっても天然温泉です。
スチームサウナの中では、狭くてみんな立ってサウナに入っているのですが、
立錐の余地のない室内は、怪しい雰囲気のお仲間もちらほらです。

がちむち君はあまりいませんでしたが、
なごやかな雰囲気で、なんとなく保養になったところで、
風呂をあがります。


…さて、バスで先ほどのMRT石牌駅に戻り、
電車に乗って、次に向かった先は、淡水という港町。
台北中心部を流れる「淡水河」の河口の町です。

淡水は清の時代に、条約によって開港され、
イギリスなど海外の領事館が多数おかれ、貿易港として栄えたののですが、
日本統治時代には、その地位を基隆にゆずり、
戦後は、漁村、そして観光都市として発展したそうです。

…淡水からブログを更新した時は、「ロケーションは山下公園」と
書いて更新しましたが、こうして帰ってきて調べてみると、
過去から現在の都市の役割の推移なんかと照らし合わせると、
どちらかというと、横浜より函館に近いかもしれませんね。

淡水駅の手前の車窓からは「淡水河」沿いにマングローブが生えていて、
都市とマングローブという、日本ではあまり見られない不思議な光景に出会えます。

駅に着いて、改札を出ると…結構な人出!
まるで、真夏の江ノ島のようなごった返しぶり。
ガイドブックには、カフェが並ぶ運河沿いの遊歩道を、
ロマンチックな気分に浸りながら、のんびり歩こう的なことを書いてあるのですが、
さすが、お正月の台湾…ここでも、お祭り騒ぎの光景です。



運河沿いを歩いていたら、しばらくすると、だんだん空が赤くなって、
あっという間に、陽が沈んでいきます。



運河沿いには、屋台がたくさん!
うずら卵の玉子焼きの串刺しで、中にはしらす入りもありました。



↓これは、今だに、なんなのか、わかりませんが、
とにかく肉の入った水まんじゅう(?)ってところでしょうか。



淡水駅から歩いて20分くらいかな。紅毛城という、スペインが作った要塞。
その後、オランダの手に渡り、清の時代には、イギリス領事館が置かれ、
今でも建物が残っています。
この時間は、中を見学できませんが、ちょっと派手なライトアップがお出迎えです。



夜になっても、賑わいが衰えない、淡水の運河沿い。
淡水河の向こう岸に渡れる船の乗船場には、
長い列が出来ていました。
思いのほか、きれいだった淡水のサンセット。
曇り空が続いた今回の旅行でしたが
心に深く刻まれるほどの美しい光景でした。

最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
びつくりだす・・・ (ponpoko)
2009-02-15 18:37:19
温泉施設、まるっきり日本だね。
しかもお仲間さん多いのも・・・笑

お風呂、サウナは万国共通のスポットなんやね。


最後の画像のライトアップは日本ではお目にかかれないね!
ラブホかと思った(笑)
返信する
台湾のベニス! (台吉)
2009-02-16 00:47:43
淡水で見る夕景も
紅毛城から見る夕景もホント綺麗だよね~
屋台の食べ歩きも
色々有って目移りしちゃうけど楽しいよね
返信する
Unknown (kumazzzo)
2009-02-16 02:05:05
>ponpoko君

ライトアップすごいでしょ、すごくけばけばしいの!
でもね、たぶん、昼間はすごくいい雰囲気だと思うんだー
港が見下ろせて眺めがよさそうなんだ。

温泉は、日本っぽいしょ。
日本風の温泉の楽しみ方がだんだん浸透しているみたいだよ。

>台吉君

淡水の夕日すごくきれいだね。
人が少なければ1、ぼーっとするにはいい雰囲気
だよね。
言葉が通じないところでは、食事ってなかなか難しいんだけれど
食べたい!って気持ちだけで、指さしで必死になって
伝えてあれこれ食べてきたよ。
返信する
Unknown (DASS)
2009-02-18 00:07:51
うずらの卵焼きの串刺しにお肉の水饅頭!!
ビックリです!!
どんな味がするんだろう^^。

食べ物ばかりに目が行ってしまいすみません。
返信する
Unknown (くまぞー)
2009-02-18 11:35:28
>DASS君

水饅頭のほうは甘辛いたれで食べるんだけど、
肉がなんの肉かわからないのね。
ちゃんと書いてはあると思うけど、
よくわからない、不思議な感じ!
うずらの方は問題なくおいしかったよ。
うずらのフライに似てるよ~
返信する
Unknown (kabu)
2009-03-24 16:17:28
水饅頭=バウアン 渋谷「麗郷」でお試しあれ。
返信する
Unknown (kumazzzo)
2009-03-25 01:53:58
>kabu様

どうも、ありがとうございます。
バウアンっていうんですね。
何の肉なのかもわからず、屋台の雰囲気だけで
決めて買って食っていました。
一度行ってまた食べてみたいな。
返信する

コメントを投稿