…秋の夜長。
録り貯めていた「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)を見ていたら、
秋になって日照時間が減ると、幸せホルモンが減少し、
もの悲しくなると、おおたわ先生が話していたのですが、
自分は悲しくはならないけれど、確かに秋は、なにか、いつもは、
きっと大丈夫だろうと思って気にしてないことが、急に気になって、
どうなっているのかなと、ふと、案じることがあります。
自分は、他の事や他の人の事が気にできる余裕が出来たからなのかなと思っていたけど、
ちょっと違うのかもしれません。
遠い街の住む友達の事、昔からの友達の事、近くにいる友達の事、昔の上司の事、会社の元同僚の事。
自分は人づきあいがマメじゃなくて、かける言葉やメールも不器用で、
しかも、直接コンタクト取ることができる人ばかりじゃないから、厄介。
まあ、いいや。
もどかしさは、もうずっと自分が抱えていかなくちゃいけないと、腹をくくっていたりします。
最近、鮭の炊き込みご飯を繰り返し作ってます。
調味料を適当に入れ、鮭を入れて炊き込むだけなんで、
レシピってほどじゃないけど、一度覚えたレシピが美味しいと、ずっと繰り返す傾向にあります。
会社で夕飯の支度の話で盛り上がった時に、炊き込みご飯つくってるんだって言ったら、
「まあ、ちゃんと作ってるんですね~」と言われたけど、
作るのは炊飯器。ぼくは、待つだけ。
お釜に研いだ米に、水と、みりん、しょうゆ、塩昆布、顆粒のだしの粉末を適当に入れ、
スライサーで切ったにんじんと、半額になって安かった鮭を冷凍のまま骨だけちょっととって、ぼんと入れて、
あとは、炊飯器のスイッチを入れるだけ。
時間は測ってないですが1時間弱で、出来上がってくれます。
炊き込みご飯は、炊飯器を開ける瞬間が、一番幸せ。
なんとも言えない匂いが蒸気と一緒に噴き出します。
大好きな大葉を散らしたら、幸せホルモンが増えて、
人恋しさも、もどかしさと一緒に、どこかにふわっと湯気になって消えていってしまうようです。