さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

入院していました♪

2005年12月30日 08時42分16秒 | 食べ物の話
というわけで人生で初めての入院を体験してきました。
一つ前の記事で、お腹の調子が悪いと書いたのですが、
これがですね、全然よくならなくて、
次第にご飯が食べられなくなり、
水のような薄い便が頻繁に出るようになり、
喉の渇きが全然癒えず、
体はだるくなり、手先がすごく冷たく、体が震え、動かなくなっていきました。

もともとHIV外来の診察の予約があったため、
月曜日に主治医のところへ行き、
「先生、辛くてたまりません!」と叫んだところ、
脱水症状のひどさに少しビビッた主治医は、
「そのまま入院したらどう?」というので、
3日間ほど入院してきました。

主治医はエンピツのように細くなってしまった俺を見て、
最初誰だかわからず、その脱水症状にもビックリしたそうですが、
ブログにも書いた下痢の原因と思っていたエビの話を聞いて、
食品を介して媒介し、HIV患者に発症しやすい
クリプトスポリジウムという原虫による下痢を心配したそうです。


採便をし、すぐに調べた結果、ロタウイルスと言う、
こどもがっかるような簡単なウイルスに感染していたようで、
大人もかかるのですが、こんなに重症にはならないそうです。
流行の言葉(?)で言うならばウイルス性胃腸炎ということです。

「なーんだ!」
という感じですが、入院が初めてなので、
ニ泊三日の入院生活は、俺の中でもそれは大事で、
なんだかいろいろ余計なメールを送って心配させた人もいたりして、
ご迷惑をかけた次第です(恥)。

というわけで、画像は、初めてお食事が出た二日目のごはん。
全然食べていなかったので、
ひさしぶりの食事は、とてもおいしかった!
味付けなしのシンプルなおかゆの暖かさが
喉をつたって、胃に伝わっていくのがよくわかります。

味噌汁にしても焼き鮭にしても、
こんなに塩の効いてない鮭なんて食べたことがないってくらい薄味ですが、
ちゃんとおいしくいただけました。
ふだんの食事がいかにバランスが悪いか、
思い知らされた入院生活でした。