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さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

欲深い男同士の、京都おふたりさま2days、その3

2007年11月20日 03時55分06秒 | 旅行
てなわけで、京都へ行ってきました。
しばらくは、京都のお話にお付き合いくださいませ。
別館にへなちょこ画像をアップしていきますんで、暇があったら見てくださいまし。


京都東山本町午後2時50分。

バス停「東福寺前」

バスを降りると、旗を持った添乗員に連れられて
ぞろぞろと歩く観光客の団体。
間違いなく、紅葉見物の団体です。

その団体に連れられるように、同じ方向へ歩くと、
向かいからは、違う団体が、やはり旗を持った添乗員を先頭に
歩いてきます。国内だけでなく、アジアの各国からも
たくさんの観光客がツアーで訪れているようです。

東福寺は、臨済宗東福寺派の総本山。
って、自分で書いていて、その意味がよくわかっていませんが、
幾たびの火事による消失に阻まれ、完成まで30年という月日をかけながらも
完成前から、京都にある臨済宗系の寺の中でも
京都五山という格式の中の一つとして数えられたそうです。
広大な敷地には、深い渓谷があって
開山した円爾弁円(えんにべんえん)の像が安置されている
開山堂と本堂を結ぶ通天橋と呼ばれる橋から見る紅葉が、
観光客のハイライトです。

ぞろぞろ歩いて境内へ向かうと、木造の橋を渡ります。

くまぞー「あっ、色づいているねー」

この橋は、臥雲橋と言って、東福寺の境内へ向かう前の橋。
これからたっぷりと楽しめる紅葉を前に、気分が高まります。

境内へ到着すると、たくさんある見所から、まずは、通天橋です。
拝観料というか通行料(?)を払って、橋を渡って、開山堂へ。
その渓谷が一番深くなっている橋の中央は、
もう、観光客の記念写真のための陣取り合戦。
なかなか、場所をくれません。

自分は風景を撮り、相方さんは俺や自分を入れて、記念写真を撮ります。
開山堂を見て、境内を散策しながら、再び、元の場所へ。

相方さん「国宝観ようよ」

東福寺三代目住職・無関普門のお住まいが、期間限定で公開されているとのこと。

建物も趣き深いけれど雲海に龍が渦を巻いているように石が配置された庭に
稲妻をあらわした竹垣など、庭が素晴らしいです。
目の前の庭の景色とお寺の方の解説が、心の深いところで、シンクロします。

そして、さらに、即宗院という塔頭の庭も散策し、
本堂方面へ戻ります。

が、しかし!
すでに時刻は午後4時30分。
方丈はすでに拝観受付を締め切ったようです。

京都の夕焼けは、東京と違って、
なんだか、とてもやさしい色です。

くまぞー「もーそろそろ、ホテルにチェックインしようか。」


最後に三門を見学してから、やって来た道をとぼとぼと戻ります。

朝早くからご飯も食べず、休憩もあまりなく、
歩きまくって、二人とも疲れきってしまったようで、言葉少なめ。
JR奈良線東福寺駅から、京都駅へ。
そして送迎バスでホテルへ向かうのでした。

欲深い男同士の、京都おふたりさま2days、その2

2007年11月19日 02時12分09秒 | 旅行
てなわけで、京都へ行ってきました。
しばらくは、京都のお話にお付き合いくださいませ。
別館に画像をアップしていきますんで、暇があったら見てくださいまし。

京都市東山七条。時刻は午後1時過ぎ。
実は、この日の朝は、乗車券ハプニングで、
駅弁を買う気力が失せてしまった相方さんに悪くて、
自分は、おにぎり2個しか食べていません。
相方さんは、朝から食べていません。

くまぞー「じゃ、今から、ご飯と言うことで…」

ガイドブックに載っていたイタリア料理店へ向かいます。

が、しかし!

店員「生憎、満席で、あと30分から1時間で空くのですが…」

いやな予感です。
二人で食事をするというのは、複雑な方程式を解くようなもので、
2時半でランチタイムの営業が終了するこの店以外には、
このエリアでは、他に適当な店がありません。

食事は後回しということで、続いて、近くにある「智積院」というお寺へ。
先ほどの「狩野永徳」と同じ桃山時代を生きた絵師「長谷川等伯」などが描いた
襖の絵などが展示されています。

てなわけで、拝観料を払い、早速、収蔵庫へ向かいます。
靴を脱いで、扉を開けると、そこには、やはり、金箔に彩られた豪華な襖絵。
特別の展示室ではありますが、実際の室内と同様に再現され、
雰囲気が良く伝わります。

くまぞー「いいねー、こちらも。」

でもですね、雑誌などで見る写真と違って、金箔が褪せていて、
すこしくたびれた様子。
でも仕方ありません。描かれてからもう300年も経っているのですから。

展示室を出て、庭園やご本尊が安置されている金堂を拝観します。
この日の京都は、肌寒いものの、日差しが暖かく、
建物の周りに装飾されている色とりどりの幕が風になびき、
とても印象的です。

色とりどり…というのは、正確には「白、赤、黄、緑、紫」の五色。
ネットで調べると、五大色とか五正色とかいうらしく、
それぞれの色には意味があるそうですが、
その意味は深いところまで判りません。
でも、仏教への造詣が深い方なら、ご存じでしょうね。

そんな感じで、のんびり散策していると、時刻は2時半。

相方さん「もー昼ごはんは無理だよ」
くまぞー「えーここで、一つ我儘を言っていいですか?」

予定していたお寺を全て回るには、拝観時間が足りません。

くまぞー「三十三間堂と養源院飛ばして、東福寺向かってもいいですか?」
相方さん「はい、いいですよ」

三十三間堂は自分が、養源院は相方さんが拝観を希望していた寺です。

この返事の仕方を聞くたびに、いつも難しく思うのは、
どうでもいいという投げやりな感じなのか
それとも本当の意味で任せるととっていいのか、
よくわかりません。

でも紅葉の時期に来ていて、名所を押さえないのも、もったいない。
歩いていける距離ですが、ここはバスで、さっと移動です。


欲深い男同士の、京都おふたりさま2days

2007年11月18日 02時42分17秒 | 旅行
てなわけで、京都へ行ってきました。
今日からしばらくは、京都のお話にお付き合いくださいませ。
また、へなちょこ画像も、別館のほうへアップしていきますんで、
ぜひ、暇があったら、ご覧くださいませ。

11月15日、朝5時。
睡眠時間約5時間弱で起床。
いよいよ、今日は、待ちに待った京都旅行。
朝6時台の新幹線に間に合わせるために、東京駅へ出発します。

いざ、ホームへ行こうと、
乗換の東京駅地下改札を通ろうとすると、
自動改札の扉がしまってしまいます。
ここで、ありえないミスがあって、
乗車券と特急券が一ヶ月前のものでした。

これは、ビックリ。
一ヶ月以上前に予約したのですが、
指定席って、一ヶ月前からの発売じゃないですか。
発券した日は、本来なら、まだ買うことが出来ません。
たぶん、日だけ見て、10月15日と判断したのでしょう。

でも、払い戻してもらうことが出来ましたが、
予定していた「のぞみ」は、すでに満席。
そして約30分遅れて、京都へ向かうのでした。

しばらく居眠りをしていると、すでに、車窓は静岡。
自分の実家のあたりを通過し、指差しながら、
安倍川、大井川、天竜川、浜名湖などと地名解説をしながら、
あっという間に名古屋です。

名古屋を出発し、関ヶ原はこのへんかなと、
話していると、米原通過したのか、電車がJR西日本色です。
そうこうしているうちに、本当に、間もなく、京都。
急いで下車の支度をし、電車を降ります。

まずは、荷物をホテルへ送るサービスを利用しようと
観光案内所で受付場所を聞いたり、
ホテルに予約確認をしているうちに、
なんと、ホテルの送迎バスに載せれば、預かるというじゃないですか。
右往左往して、やっと荷物を送迎バスに載せたら、
京都到着から約30分も過ぎていました。

さあ、今日のメイン。京都国立博物館へ向かおうとしたら、
あの観光客のバス待ちの行列です。
自分は覚悟していましたが、相方さんは、ちょっと嫌がってます。

相方さん「歩いて行こう」

混雑が嫌いという以上に、早く見たいという意欲かな。
確かに歩けない距離じゃないですよね。
自分は京都の町並みを楽しみながら、
相方さんは鴨川を渡り、京都国立博物館へ。
狩野永徳をはじめ時代の権力者に愛された狩野派の絵師の作品を集めた
特別展へ。

がしかし!70分待ち。
待つのが苦手な相方さんも、メインのこの展示を見ないわけにはいかず、
おばさん達と一緒に並びます。
そして、いよいよ、館内へ。

おっ、きたきた「洛中洛外図屏風」
でたー「唐獅子図屏風」
迫力「檜図屏風」ドーン。

自分は相方さんにいろいろ教えられて
俄か知識しか知らないけれど、
とても素晴らしい作品ばかりずらっと、
これでもかと畳み掛けるように展示してあります。
権力を背景にした、圧倒的な豪華さとでも言うのでしょうか。

絵の事を言うと、馬脚をあらわすので、これ以上は書きませんが、
とにかくよかったです。

常設展の方も、すばらしい木造の仏像や掛軸など、
とても貴重なものだと思われるものがたくさんあるのですが、
なんだろう、館の古さも手伝って、なんだか、もったいない展示の仕方。

全て見終わると、すでに1時過ぎ。
博物館の周囲の木々も色づいています。
紅葉はまだまだと聞いていたけれど、
ちゃんと紅葉も始まってるじゃないかーと思いながら、
次へ向かいます。

鎌倉おひとりさま1day trip

2007年11月06日 01時47分20秒 | 旅行
てなわけで、画像は鎌倉市山ノ内で、北鎌倉駅。

俺、北鎌倉駅好きなんですよね。
なんだろう、かわいいじゃないですか。
人間と乗り物との距離が近い感じがいいです。

ほら、他の駅みたいに、
階段登ったり下ったりさせられることなく、
ホームから数段降りれば、すぐに改札。
駅舎のない方のホームの臨時出口には、よくある自動改札もなく、
ICカードをタッチする簡素なパネルがあるのみ。
「カンカン」と鳴る踏み切りの音が
鳴り終わったと思うと、一斉に人が動き出します。

そして、線路際まで迫る、飾ることのない町並みと山並み。
観光客の多少の喧騒も、懐深く受け容れてくれているようです。

鎌倉に行ってきました。
今年二度目かな。

無性に海が見たくなって、
海岸で、ぼけっとしたかったんですけれど、
海にたどり着く前で、
やはり、北鎌倉駅が僕を捕まえて放しませんでした。
そして、いつもお決まりのコースで、鎌倉駅へ。

ただ、いつもと違ったのは、
閻魔様の像がある円応寺に行って拝められたのと、
建長寺と円覚寺で、年に一度、宝物を虫干しがてら公開される
「宝物風入」と呼ばれる特別拝観を見ることが出来たこと。

書かれている絵や書の意味だとか、よくわからないけどさ、
古いものに触れるのは、とても、いいですよね。
木彫りの仏像、青磁のつぼ、墨で描かれた掛軸…
製作した人の思いをめぐらすだけで、頭の中で旅が始まります。

ちょっと残念だったのは、休館日で見ることが出来なかった、
「鎌倉国宝館」(鶴岡八幡宮境内)の「鎌倉人の地獄と極楽」という展示。
おもしろそうじゃないですか。
どうか極楽へいけるよう、人々の願いとか思いが
想像の世界となって、そこにあるのでしょう。

紅葉もちらほら。
土日のような混雑もなく、
ガイドブックも見ずに、
なんとなく、のんびりと過ごした秋の一日でした。

思い出づくりの旅・その5「坂道と建物と景色と」

2007年06月03日 01時55分42秒 | 旅行
北海道函館市湯川町午前10時。
天気くもり、気温11度。
函館散策二日目。

朝ごはんのビュッフェを済ませ、
自分は大風呂へ、相方さんは部屋付きの露天風呂で、
それぞれチェックアウトぎりぎりまで思いのまますごし
前日よりも厚手の服を着て、ホテルをチェックアウトし、
小雨も混じる寒空の中、函館駅行きのバスを待っていました。

相方さん「さあ、今日はどこ行こうか…」
くまぞー「外国人墓地行ってみようか…」

相方さんは、天気のよかった昨日のうちに、
行きたかったところの大半を制覇しています。
自分にとっても相方さんにとっても、
今日は天候とにらめっこしながら、さぐりさぐりの一日です。

函館駅前で、市電に乗り換えて、向かうは、函館どっく前。
市電の終点です。



パチリと写真をとって、外国人墓地へ向かいます。
坂道散策の始まりです。

相方さん「さっき電車降りた女性の人、一人で坂登っていったよ。」
くまぞー「本当だねー」

奥村チヨなら、函館どっく前は、悲しい女の吹き溜まりです。

函館に来る前にまで、随分と函館を誤解していました。
同じ北海道ならば、本州に近いところよりも、
札幌や根室、富良野など、道央、道東の方が、より北海道らしいと思っていて、
函館はそういう意味では、ちょっと「お得でない」場所だと思っていました。

確かに半島の部分だから急峻な山が海に突き出しているあたりは、
本州の眺めとそんなに変わらないかもしれません。
でも、レトロな洋館、歴史ある教会、港の眺め、そして、
何度かの火事を経験し、幅員を広く取って計画的に作られた道路は
石畳になっていて、脇に樹木や花が植えられている風景は、
とても旅情を掻きたてられる街です。
こうして女性が一人で旅したくなるのも、気持ちがわかります。

くまぞー「お茶買っていい?昨日からすごく喉が渇くんだけど…」
相方さん「空気が乾燥しているんだよ」

坂道を歩きながら、お茶をごくごく飲みます。
やはり、ここは北海道。大気も本州とちょっと違うのでしょう。
程なくして、外国人墓地に到着です。

相方さん「眺めいいね~」

函館湾を望む高台に、出身の国別に、
墓地が設けられています。
ペリー来航の祭に病死した水夫をここに埋葬したのをきっかけに
設けられた外国人墓地。
ロシア人墓地、中国人墓地、など大雑把に分けられて
お墓が立てられています。

そう、墓地は墓地。ただの墓地。
見所というのは特にありません。
でも、こうして高台に眠る人たちは、
ここから故郷をずっと眺めているのでしょう。



この道をこのまま進んでも何もなさそうだったので、
折り返して、坂を下ります。
(後で調べたら斎場があるそうです、なろほど。)

くまぞー「じゃ、坂を一つ一つ見ていこうか…」
相方さん「いいよー」

函館山の麓に位置する元町エリアは、
かつての函館の中心地。
斜面には海岸線に平行に伸びる道と坂道が交わる計画的な区画に
古い建物や教会が点在しています。
坂道から見下ろす眺めの向こうには函館湾。
どの坂道をとっても、その表情が違います。
ガイドブックの中には、それぞれの坂道の歴史を
簡単に紹介してあるものもあります。

最初、自分は坂を上り下りするくらいの意気込みだったのですが、
ちょっと疲れてきて、相方さんも大変そう。

くまぞー「♪北へ帰る人の群れは誰も無口で~」
くまぞー「♪北へ帰る人の群れは誰も無口で~」
くまぞー「♪北へ帰る人の群れは誰も無口で~」

津軽海峡冬景色の一部歌詞を無限ループで歌いながら、
坂の上からの眺めを楽しんでいきます。









相方さん「あっ、ロシア領事館通り過ぎちゃったね」
くまぞー「戻る?」
相方さん「もういいよ…」
くまぞー「♪北へ帰る人の群れは誰も無口で~」

そんな感じの会話をしながら到着したのは、
旧函館区公会堂。
町会所、商工会議所やホテルなど複合施設を目指して建てられたのですが、
ホテルの営業は行われなかったそうです。
戦前は、人々が集う場として賑わったそうですが、
戦時中は、装飾として用いられた金属が取り除かれ
建物も随分と変わり、輝きを失ってしまったそうです。

戦後になって修復され、昭和57年に、完成当時の姿に完全修復されたとか。



建物以上に感銘したのは、この建物を紹介したVTRの内容です。
実写とともにCGも使ったわかりやすく丁寧な説明は、
壇ふみのナレーション、そして監修は文化庁!
外国からの文化を受け入れ自分たちの暮らしに取り込んできた
街の成り立ちや歴史、文化、あり様に対して、誇りを感じているように
思えました。
そういう意味では、住む人の意識としては、京都に近いものがあるのかな。
どうだろう???



舞踏会も開かれるような大きい広間もあり、
晴れていればベランダからの眺めは絶景だとか。
レンタル衣装で記念撮影も出来るようです。

ハリストス正教会、聖ヨハネ教会などを巡るころには、
再び、雨粒も気になりだしました。

相方さん「塩ラーメン食べに行こうか」
くまぞー「そろそろ戻る?」

二十間坂を下りながら、市電の停留所へ戻るのでした。






思い出作りの旅・その1「この旅行の、そもそもの始まりは…」

2007年05月28日 02時03分16秒 | 旅行
自分の勤める会社は、カレンダーとは関係ない休みですが、
週休二日の他に半年で9日間の休日を与えられています。
普通の会社なら、いわゆる夏休みと正月休みに当たるものですね。

半年の中で9日間の休日を取得していくのですが、
繁閑にあわせて、現場が上手に回るように取得していくというのは、お題目。
実際は、取得できずに残してしまったり、
週休3日を9週間続けて取得せざるを得なかったり、いろいろです。

へなちょこサラリーマンの自分の休日はどうかといえば、
休日こそ消化しているものの、
去年は上半期で仕事で一番「気合」を入れなくてはいけない時期に
6日間も休んで沖縄の離島を旅行してしまったり(←めちゃくちゃ良かった!)、
今年は、3月前半の15日間で、週休2日と4日の未取得の休日を
慌てて消化しなければならない上にお金も全然残ってなくて、
地元でお金を使わず、ひたすら散歩していたりと、
なかなかうまくいきません。

そんな感じの中、5月のゴールデンウィークを過ぎた頃、
上司からの指示で休日をとることになったんですね。

上司の指示ならば、これは休みやすい♪
ならば、3連休をここで取ってしまえ!

日帰り温泉に向かうドライブ中の車内で相方さんと相談したのが、
事の始まりでした。

くまぞー「3万円くらいならば、余裕あるから、どこか行く?」
相方さん「じゃ、北海道いこうよ!」

そんな会話から始まった旅行の計画でした。

でも、ここからが大変。
実際にどこで取得するかで調整が遅れて、
相方さんと作戦会議を開いた日には、
飛行機を利用した国内ツアーは、ちょうど締め切られた後。

相方さん「海外はどう?台湾なら2万4千円くらいで行けるよ」
くまぞー「いいねー行ってみる?」

実際には、燃料サーチャージ代とか、
観光に便利なホテルへの変更や午前出発午後帰国など、
いろいろな追加料金で、台湾でゆっくり滞在するためには、
4万4千円ほどになってしまいます。

一度はオーケーを出して、
ガイドブックも買い、ツアーも決定して、
さあ、申し込もうという寸前で、不安が消えず何度も頭をよぎり、
自分が、ギブアップしてしまいました。

くまぞー「ごめん、やはりツアーの金額出せないかな…」


相方さんは、以前から台湾に行ってみたかったらしく、
すごく残念がっている様子。
自分も一度は行ってみたいけれど、さすがに無理は…。

相方さん「大丈夫だよ。もう一度、よく考えよう~」

そうして、また旅行計画は振り出しです。
自分の出せる金額で、休める日程で、
お互いにどんなところに行きたいのかを寝ながら意見を出し合ったり。

そんな中で、二人の落としどころだったのが、やはり北海道。
雪もなくなり、梅雨もない、札幌、小樽、函館。
自分は無駄遣いして貯めたマイルで、
相方さんは、「おともでマイル」の格安料金で。

くまぞー「札幌と函館、移動大変じゃないかな」
相方さん「札幌って、見所あるの?」
くまぞー「函館は、坂があって、すごくいいってうちの会社のゲイの先輩が言ってたよ」

そんな感じで、話は進み、
最終的に二人が一度も行った事のない函館へ、
2泊3日の旅行がやっと決定しました。
ちょうど出発の一週間前のことでした。

日帰り温泉と組合員。

2007年05月10日 23時00分44秒 | 旅行
てなわけで、画像は群馬県みなかみ町で宝川温泉。
汪泉閣(おうせんかく)という旅館が一軒あるだけの
小さな温泉です。


うちの相方さんは、いつも突然です。
それは、相方さんの部屋に泊まりに行った、昨日の話。

相方さん「明日は、以前くまぞー君が行きたいって言っていた、
     宝川温泉行こうかなって思ったんだけど、どう?」


???
あきるの市に出来た公設の入浴施設にでも行ってみようかと
言っていたはずなのに、どっ、どうして?

くまぞー「いいけれど、行くの厳しいよー。結構険しいところだからねー。」

以前、職場の仲間といったスキーの帰りに立ち寄ったことのある
宝川温泉・汪泉閣。日帰り温泉客にも名物の露天風呂を開放しています。
とてもいい温泉であることは知ってます。
でも、前回は幅員の狭い雪道を、日没後にのろのろと進み、
なんだか、とても心細く寂しい思いをしながら向かった記憶があります。

相方さん「行くならば、明日は早起きだからね。」

…いつも朝はふとんの中でグズグズしている方を選ぶ相方さんが、
めちゃくちゃ行く気です。
ならば、「あきるの市」を選ぶ義理はありません。
自分たちには「早朝」扱いの朝8時半に起きて、
支度して出発です。


途中、マクドナルドのドライブスルーで
マックグリドルを相方さんに食べさせます。

相方さん「うまーい!」

この人の朝の弱さでは、一生マックグリドルを食べることが出来ないと
思っていたので、これで、ようやく、念願を果たせる結果に。

そんなこんなで、約2時間半で、宝川温泉に到着。
細く険しいイメージの道は、
旧道で雪道だったからのようで、
新道を選べば、途中まで、そこそこ快適なドライブです。

日帰り客用のエントランスで1500円の入浴料を払って
宝川の川沿いに広がる露天風呂に下りていきます。

ご覧のように、急峻な川の流れに新緑の山々が川のそばまで迫り、
川岸には露天風呂。しかも、女性専用を含め川の両岸に4ヶ所あります。
川には釣り橋があり、裸で行き来します。
実は、混浴が基本なのですが、平日のデータイムということもあり、
お客さんは男性客中心で、あまり気兼ねがありません。

前回来たときと、同じ感動です。
改めて、思うのは、風呂が広いんですいよね。
しかも自然に囲まれ、開放的。
これなら、こっちの組合に人気が出ないはずがないよなーと思っていたら、
組合の方が、お一人ほど。
ちょっと判りやす過ぎるその視線と、
お体のある部位に嵌められた金属製のリングに、
目の遣り場に困ったほどです。

そんなこんなで、風呂に入ったり出たり
グラビア撮影会をやったりして3時間くらい過ごしたのかな。
まだ入っていられるくらいでしたが、
駐車場へ向かったときには、雨が降り出してきたので
ちょうど良かったのでしょう。

相方さんは、風呂に浸かりすぎてお疲れのご様子で、途中で睡眠休憩。
自分も、ペーパードライバーからの脱却を真剣に考えた、
新緑の温泉でした。

行きなれたハワイとはじめてのハワイ・その7

2007年02月12日 02時19分08秒 | 旅行
てなわけで、画像は、ワイキキ「エッグスン・シングス」の
オムレツとパンケーキです。

エッグスンシングスはワイキキの中心部から少し離れた場所にある
パンケーキで有名な店です。
ここも日本人観光客が多い場所で、
朝や昼間は、かなりのお客さんで待つ事になります。
自分は2回目のハワイで、先にツアーでハワイへ行っていた友人に
連れて行ってもらい、一発で感動し、その後も行くたびに足を運んでいます。

特徴は、なんといっても、そのボリューム。
卵三個を使った具沢山のオムレツと、このパンケーキは、
10ドル以下で食べられます。
このメニューに、ホイップクリームを追加し、コーヒーなどを加えると、
二人で30ドルくらいになってしまいます。

でも、たっぷりのシロップとホイップクリームにまみれた
パンケーキに飽きれば、しょっぱい味のオムレツ!
そしてお代わり自由のコーヒーでお口直しして、またパンケーキ!
永遠に続くかのような、このループは、
食べきれないようでいて、全然食べられてしまうように出来ています。
もちろん、食べ切れなくてお持ち帰りする人も多いですけれどね。
また、とても愛想のよい接客で、とても楽しい店です。

そして、もう一箇所外せないのが、
ロイヤルハワイアンショッピングセンター内にある、
ザ・チーズケーキ・ファクトリー。
この店も売りは、もちろん、チーズケーキ。
濃厚な味は一発でノックダウンです。




手前がゴディバチョコレートチーズケーキ。
奥がストロベリーチーズケーキだったかな。

味が濃厚なため、ホイップクリームがお口直しの役目。
日本ならば、タルト生地だとかスポンジが、そういう役目なのでしょうが、
そういう部分がこのケーキには一切ありません。
ホイップクリームは、あまり甘くないように出来ているとはいえ、
恐ろしく高カロリーです。

自分が入院したときの病院の食事と比較して、
アメリカの人たちは、
こんなに高カロリーのものばかり普段から食べて、
体がおかしくなったりしないのだろうかと、
HIVでお世話になっているドクターに聞いたことがありますが、

「もう破綻しているじゃないですか~」

と笑っていました。
良くも悪くも、このチーズケーキにも、アメリカの文化だとか思想だとかが
凝縮しているように思えました。


そんなわけで、6回にわたって書いてきた、ハワイ旅行のお話も、
この回で最後です。
いい画像もたくさんあるので、またアップしていきたいと思います。
6日間も相方さんと一緒に過ごし、いろんなことに気づきました。
こうして、絆をまた深めていけるよう、頑張っていこうと思えたのが、
今回の旅行の収穫でした。

行きなれたハワイとはじめてのハワイ・その6

2007年02月11日 01時49分30秒 | 旅行
そんなわけで、画像は、ホノルルの
アラモアナショッピングセンターです。
日本で言えばジャスコとか三越などのような核テナントが幾つかあって、
その間を画像のようにオープンモールでつなげた建物で、
一流ブランド店から地元のスーパー、巨大フードコートから、
レストランなど、さまざまな店が出店していて朝から夜まで賑わっています。
バスの乗り換えにも便利で、地元の人はもちろん、
ハワイへ行く日本人観光客が必ず寄ると言ってもいい、
ショッピングセンターですね。

以前は、ハワイに行っても、自然を楽しまず、
買い物ばかりしているような過ごし方を軽蔑していましたが、
その考えは、去年、沖縄へ行ってから捨てることにしました。

というのは、自然の豊かさなら、
沖縄に勝るところはないかもしれません。
もちろんハワイでしか観察することのできない自然もあるかもしれませんが、
単純にきれいな海で過ごしたいならば、
沖縄で充分です。

それゆえに、「ハワイでのお買い物」は
価値があるものだと思うわけです。

自分はそんなにブランド物に興味がないし、
ハワイより東京の方がデザイン的に洗練されたものも多いかと思いますが、
やはり日本ではなかなか手に入りにくいアイテムが、
安く買えるというのは、事実ですよね。
自分も相方さんと一緒について回って、いくつか買いましたが、
かわいい服(!)に目がない相方さんは、
何時間いても飽きない様子。
ハワイ到着1日目だったのですが、相方さんはその後も
何回も同じ店に行っては、服を漁っています。

自分は飽きてしまったというか、
疲れきってしまって、それでも、
その日の夜、ハワイ在住の友人さんとゲイクラブに行く勢いだったので、
付き合って、初めての喧嘩になったわけです。
後から、
「飛行機でそんなに寝てないのに、どうして眠たくなかったの?」」
聞くと
「ハイだったからじゃない?」と
言っていました。

確かに、冬物バーゲンの商品もちゃんと残っていて、かつ安いという
よい時期にあたり、いい買い物が出来たかもしれませんね。

行きなれたハワイとはじめてのハワイ・その5

2007年02月10日 02時40分14秒 | 旅行
てなわけで、画像はJALの機内食。
成田を経って1時間ほどしてから出される食事です。
ハワイへ行く便は、ほとんど夜出発で、
この日は、深夜11時ぐらいの食事です。

「好きな人と、一緒に旅行なんて、とてもロマンチック♪」
「少し暗めの機内で間接照明がモダンな雰囲気♪」
「たとえ学校給食のようなメニューでも、ワインで乾杯♪」

なんて気分に浸っていたのですが、この後、とんでもない事態に。
実は、前の座席は中国人風のファミリーだったのですが、
食事中も、その後さらに照明を暗くした睡眠時間中も、
ずーとしゃべりまくっているのです。
そして、とても気に入らないのは、
ずっと座席のシートを倒したままなのです。

エコノミークラスは、少しでも座席を倒されると、とても窮屈。
まあ、睡眠時間中は仕方ないにせよ、
ハワイへ着く1時間半前くらいになり軽食のパンのサービスになっても、
座席を倒したまま。
そして、着陸時に流れる機内アナウンスも耳にはいっていないのか、
背もたれを元の位置に戻さないのです。
着陸前に少し飛行機が揺れたため、キャビンアテンダントの
チェックもないまま、結局、そのまま着陸です。

いやーこれにはまいった!
相方さんはそのおしゃべりで眠れなかったことにイライラしていましたが、
前の座席の圧迫感が耐えられませんでした。なんど背もたれを揺らしたことか!
帰りの飛行機は個人用テレビもついていない旧型の機材で、
9時間半も乗っていましたが、背もたれを倒されることもなく、
行きよりも快適にさえ感じました。

余談ですが、
JALの経営が大変なようで、
これまでビーチリゾート路線でのお楽しみだった「リゾッチャビンゴ」も
ついに行われなくなっていました。
商品はオリジナルのタオルとかそんなものでしたが、
ビンゴカードや景品のコストみたいなものも無視できないのが現状なのでしょうね。
機内プログラムもDJの数を減らすなど少し簡素になったような気がします。

ワンワールドへの参加や、新サービス(国内線のファーストクラス導入)の実施、
また人件費削減、資産の売却など背水の陣の再建策も発表されたばかり。
トラブル続きでイメージを落としてしまいましたが、
ナショナルキャリアフラッグとして、またかつての輝きを
取り戻して欲しいと願う今日この頃です。







行きなれたハワイとはじめてのハワイ・その4

2007年02月09日 01時06分00秒 | 旅行
てなわけで、画像は、ワイキキのホテル
「シェラトン・モアナ・サーフライダー」のバニアンツリーです。
アメリカ本土からフェリーでお客さんがやってきたような
時代からある、古いホテルです。

今までオアフ島に5回行きましたが、
5回とも全て別々のホテルでした。
安いホテルも中くらいのホテルもいろいろ泊まりましたが、
このホテルが一番いいお値段です。

敷地を一歩出ればワイキキビーチやワイキキの中心という立地、
そして、ホテルからの景色だとか伝統あるホテルだとか、
お値段の高い理由はいろいろあるのですが、
自分が気に入っているのは、
このホテルの中庭に植えられた、このバニアンツリーです。

海岸に面してコの字型に建てられた建物の中心に立つこのツリーの下で、
イスに座り、風に吹かれてれば、ホテルの外の喧騒から隔絶され、
ゆったりと時間を過ごせます。
このホテルのこの中庭で過ごす時間は、
世界中でここでしか味わえない感覚だと思います。



プールサイドで居眠りもよし、
砂浜に出て陽にあたるもよし、
もちろん、木陰の下で日本の新聞を読むもよし、
またホテルの反対側には、
表通りに面したロッキングチェアがあり、
そこでホテルの前を行き交う人々も眺めるもよし、
ショッピングや食事とはまた違う価値だったりします。




ただ、相方さんいわく、
「あの建物、(何か霊がいるみたいに)感じた!」とか。
たしかに古いホテルだから、
いろいろそういうものがあるかもしれませんね。
それも含めて、自分がハワイで一番好きなホテルです。


行きなれたハワイとはじめてのハワイ・その3

2007年02月07日 00時55分58秒 | 旅行
てなわけで、画像は、オアフ島・マカプウ岬。
この日は、ハワイ在住の相方さんの友人さんと一緒に
オアフ島の名所めぐりです。

ホテルを朝10時出発して、
まず向かったのは、カパフル通りにあるZippy'sです。
地元で有名なプレートランチの店です。
プレートランチとは名のとおり、
プラスチックのトレーにおかずとごはんとマカロニサラダなどを
一緒にワンプレートで提供するもので、
イメージで言えば、持ち帰り弁当とファーストフードが合体したような業態ですね。




ここで腹ごしらえをし、
ハイウェイを一路東へ。ハナウマベイへ進みます。
ハナウマベイは、いろんな魚が泳いでいる様子を
シュノーケリングなどで観察することの出来る場所です。
ただ、環境破壊が進まぬように完全に管理されていて、この日はお休みで、
ハナウマベイは見下ろすだけでした。

そして、次に向かったのは、ハロナ潮吹き穴。
溶岩などの空洞に太平洋の波が押し寄せると、
穴から水が吹き上げる仕組みですね。
この場所から、ブログを更新です。
名前は聞いていたのですが、車を運転しない自分が
1人で向かうには少し大変な所。
やはり、友人さんでなければ、来ることが出来ない場所です。

そして、一番最初の画像の、
オアフ島に走る山脈を越えて、車を停めます。
目の前に広がるのは、マカプウビーチ。
エメラルドグリーンの海岸と、
まるで原始時代にタイムスリップしたかのような壮大な山脈の景色は、
日本ではなかなか見られない景色です。



山を越えてやってくる雨雲。
突然のスコール。
車を走らせるのも怖いような大雨もつかの間。
太陽が照りだしてきました。
そして、今日の目的地・ラニカイビーチへ到着です。

ラニカイビーチは、有名なカイルアビーチから続く砂浜で、
とてもこじんまりとした街です。




カイルアビーチは、観光客も少なく、海がきれいなビーチとして
ガイドブックなどで紹介され有名ですが、
こちらのラニカイビーチは、さらに輪をかけて静かです。

波打ち際に寝転がって波にもまれたり、
ついつい聞こえちゃいけないNGワード連発の話や、
女豹の挑発ポーズで画像を撮ったりふさけていると、
ちらほら日本人観光客の姿も。
こういう場所でも気が抜けません。
三人でお昼寝したりグラビア撮影したりと3時間ほどのんびり過ごします。

午後3時を過ぎ、そろそろお昼ごはん。
カイルアショッピングセンターへ行き、
カリフォルニアピザキッチンで、ピザの昼食です。
ここで、この日2回目のブログ更新です。
クリスピータイプのピザでボリュームがあってとてもおいしい!
日本にも川崎に、第一号店が進出したようです。

続いて向かった先は、ヌアヌパリ展望台。
オアフ島を横切る山脈の途中にあり、
カイルアやカネオヘの街を一望することができます。
ここは、山脈を越える風が強いことで有名。
傘などを持っていれば、確実に吹き飛ばされてしまいます。
この展望台も、一度行ってみたかった場所。
1人ではなかなか行きづらい場所です。

ふたたび、島の中心部へ戻り、
アラモアナビーチで、サンセット見物。
ハワイは夕日がきれいだと聞いていますが、
実は、自分はそんなにきれいな夕日をハワイで見たことがありません。
この日も、サンセットは、厚い雲にすぐ隠れてしまい、
ロマンチックな黄昏とはいきません。

そして、続いて、夕食はアラモアナショッピングセンター。
Macy'sの中にあるパイナップルルームで。
ハワイで有名なシェフ、アラン・ウォン氏プロデュースの店です。
オープンキッチンの店内は、テーブルセッティングは
フォーマルな装いでありながら、カジュアルな気分で楽しめます。
ハワイアンキュジーヌと呼ばれる地元の食材をふんだんにつかった
創作的な料理をだしてくれます。
画像はアヒという魚を使った料理で、バナナの皮に包まれて蒸されています。



食事をしていると、店内で、日本人のゲイカップルを発見。
買ったばかりのおそろいの柄のシャツを着替えて、
このレストランへやってきたようです。
色違いとはいえ、なかなか大胆です。うらやましいな。

そして、ホテルへ戻り、軽くシャワーを浴びた後、向かった先は、
この日最後の締めくくりはゲイクラブ「Hula's」
前日、実は付き合い始めて初めて相方さんと
喧嘩になった原因のゲイクラブです。
前日は時差であまりにも体がきつかったのですが
この日は、体も少し慣れ、仕切りなおしということです。

火曜日ということもあり、お客もちらほら。
今まで何度か行っているけれど、一番空いているかも。
ここでこの日3回目のブログ更新です。
以前日本のクラブで踊って、自分の踊る姿を
知り合いに「タコ踊り」と言われて以来、人前で踊るのが苦手なので、
二人が踊る様子をグラスを傾けて眺めます。

夜12時を過ぎ翌日仕事のある友人さんに
「どうもありがとうございました」とお礼を言って別れを告げます。
海から涼しい風が吹く中をホテルへ歩いて戻ります。
こうして、ハワイの名所めぐりツアーは、幕を閉じたのでした。

行きなれたハワイとはじめてのハワイ・その2

2007年02月06日 01時59分49秒 | 旅行
てなわけで、画像はワイキキ・クイーンズビーチ。
ご存知の方も多いかと思いますが、
ダイヤモンドヘッドビーチなどと並び、
ゲイが多く集まるビーチとして良く知られていますね。

この日は、朝ごはんを食べて、
ホテルに戻り、簡単に支度をして向かいました。
朝から晴れてよい天気でしたが、
この時期のハワイ独特の天候なのでしょうか、
突然曇りだし、風が吹き、パラパラと降っては、
また太陽が照るという変わりやすい天気でした。

ワイキキには、よく画像などでお目にかかる
ワイキキビーチのほかに、いくつか名前がつくビーチがあるのですが、
このクイーンズビーチは、一番端にあたり、
画像右側に広がるはずの砂浜も殆どありません。
ただ左側には、カピオラニ公園から続く広い緑の芝生が目に鮮やかで、
とても居心地のよい場所です。
また以前はDFSの近くにあったゲイクラブやショップも
この近くのホテルに移転し、ゲイフレンドリーなエリアと言えるかもしれません。

ここには何故か日本語で「海の家」と書かれた売店があったのですが、
いまでは名前が変わってしまったようです。
初めてのハワイの時は、友人に、
「海の家を目印に!」と教えてもらってたどり着いたような気がします。

ゲイビーチと言われますが、
新木場(?)と違い、ストレートの人たちも多く行き交い、
そういう場所と知らず家族連れの観光客が寝そべったりもします。
でも、いい歳した男同士が仲良くくっついて寝ていたり、
怪しい目つきで観察している様子に、
ゲイならばピピピッとアンテナが反応するものです。

日本人同士だけでなく、そういうゲイの感覚は
人種・国籍を超えて世界共通なのかと
微笑ましくさえ思えます。

相方さんは、せっかくハワイに来ているのに、
完全防備で服を着てタオルで顔や足を隠して、
日向で寝転がっていました。

自分はハワイへ来るたび、
「真っ黒にならなくてどうする!」ってくらいに
焼いていましたが、シミとかの問題もあるけれど
やはり、焼いた後がヒリヒリ痛いじゃないですか。
その姿は不恰好だけれど、焼かずに砂浜でタオルに包まって
寝ているのも、またそれで気持ちよさそうでした。

行きなれたハワイとはじめてのハワイ

2007年02月05日 02時19分38秒 | 旅行
てなわけで、相方さんと旅行してきました。
行き先は、ハワイ。
今まで何度も自分で旅行してきた場所です。

自分ぐらいの年齢になると、
それぞれ仕事を抱えているので、
休みをあわせて、みんなでどこかへ出かけるのが
難しいと思うのですが、
今回は、相方さんが休みをあわせることが出来たので、
それならば、行っちゃおうということで、決めた次第でした。

相方さんと一緒に街を歩き、店を訪れ、海岸を散策していると、
いままでは、ほとんど1人で訪れていた場所ばかりであることを考えると、
とてもうれしい気持ちでいっぱいでした。

また、反対に、今までは、1人で好き勝手に
あちこち行動していたわけですが、
今回ははじめて同行者がいるハワイでした。
今度は6日間ずっと行動を共にすることの大変さにも
気づいた次第です。

こうして、相方さんを少しずつ知り、
より深く絆を結びたいと思えたことだけでも、
いい旅行でした。

毎日、グダグダと海で過ごしたり、ショッピングしたり、
また、ホノルル在住の相方さんの友達にお世話になったり、
旅行記としては、ちょっとまとまりが悪いので、
ちょっとづつ写真を交えて、滞在中に食べた食べ物や風景を
簡単に紹介していきたいと思います。

一ヶ月遅れの冬休み。

2007年01月29日 04時17分54秒 | 旅行
てなわけで、もう午前4時。
早く寝なければと思うのですが、
明日から仕事がしばらく休みだと思うと、
なかなか寝られません。

正月は普段どおりに働いているため、
自分の働く会社で、順番で休暇をとっていきます。
セクションによっては、
どうしても3連休が限界というところもありますが、
自分は6連休。
そのために、この一週間は、
作っておかなくてはならない書類などの
提出物を鬼のようにこなし、
自分が職場にいない間の仕事の指示や段取りをつけて、
仕事から帰ってきました。

いままで、冬休みや夏休みは、だいたい旅行に費やしてきました。
国内も海外も、いろいろ行きました。
自分を生き方を変えるような出会いもありました。
知らない海外の町へ宿も予約せずに行くような度胸もつきました。
でも、これからは、そんな長旅も、余裕もなくなって、
そんなに出来なくなりそうです。

そんなわけで、明日の今頃は…
相方さんと出かける遠出は、いつも雨が多く、
天気予報を見ると、旅行中は、やはり天候が不順のよう。
高度をいくら下げても切れない雲の果てが、
雨に煙る滑走路でないことを祈ります。

また旅行先から、ブログを更新します。
ではでは。