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【地方党員からの提言】この機に及んで社民党の展望を考える

2017年10月04日 | くまじろうの一言コラム

 
 福島県の一党員からの提言「この機に及んで社民党の展望を考える」のメールをいただきました。


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<福島の党員のメールから>
<略>何といっても、社民党に「信を託す」という展望を党支持者に示すことが大事だと考えます。
小さくともよい。まずは国会の場で「社民党の姿が見えること」、
そして院内共闘の実態を指し示すことが大事と考えました。
ご覧ください。

 【提言】この機に及んで社民党の展望を考える

 社民党は今般の解散・総選挙にあたって不退転の決意で臨むことを確認している。
その意味でも比例代表の当選も含め5名の当選を目標としている。
加えて、これまでの実績の上に立って比例票の獲得に軸足を置くことになるだろう。

 しかし、突然の解散という攻勢に対し準備が整わないという面があるとしつつも、
小池新党の旋風の中での民進党の実質的な解党という連鎖も加わり、
党員の自信喪失と党を支える支持者の皆さんの高齢化と相まって、
取り組みの停滞が全国的に広まっていると受け止めたい。

 現に東北ブロックにおいては、選挙区擁立の2名は福島県選挙区のみであり、
他に候補者の擁立をはかることができないというかつてない状況を見る。
まさに「崖っぶち」と言っても過言ではない。
しかし、そうであっても展望が見いだせない限りこの事実は拡大続けることになる。
もはやスローガン、あるいは声明という掛け声を発する時ではない。
党員に、そして党支持者に展望を示すべきと考え、
地方の一党員の立場での提言を述べたい。

1.  民進党の一部である枝野代表代行が提唱する「枝野新党(立憲民主党)」との連携を深める。

2.  一部選挙区における共産党との共闘はこれを進め、さらに拡大を図る。

3.  選挙区の共闘は、その結果として「社民票」の拡大に結び付けることが目的でもあるが、
  共産党との共闘においてはそのことは困難と見る。

4.  よって、「枝野新党(立憲民主党)」との関係においては、
  旧社会党、また結成当時の社民党時代に培った関係の再構築を十分に考えられる。

5.  4の分析はあるとしても、組織的な合流は、組織内での討議が必要であり時間的には困難である。
6.  であれば、選挙終了後速やかに「立憲民主党」との国会(院内)会派の形成の協議に入ること、
  そのために選挙区における共闘を進めること。
  その展望を党員・党支持者に提唱することによって、選挙闘争への奮起を求め、
  比例票の拡大に結び付ける「社民党展望の道」はあってよい。

 

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