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カーター大統領に手紙をかいた山内徳信・読谷(よみたん)村長

2012年10月06日 | くまじろうの一言コラム
 1974年、読谷村長に当選(6期)した山内徳信は、任期中、読谷村の土地の73%を占めた米軍基地を徐々に減らしていきました。
 村長に初当選した時は39歳でした。権力と闘うために村長室には憲法9条と99条の条文を書いた掛け軸を、相手に見えるように掲げました。現在でも村長室にはこの掛け軸がかかっています。
 復帰からまもない1976年米軍がP3C対戦哨戒機との交信用アンテナ施設を、読谷村の飛行場に極秘裏に建設しようとした時のことです。
 村人たちは座り込みなどで抵抗し、米軍との間で2年間もにらみ合いが続きました。
 山内徳信村長は、悩んだ末に、カーター大統領に建設中止を求める手紙を送りました。
 6割方進んでいた工事は、ほどなく中止されました。
 1997年には読谷補助飛行場内に、山内徳信村長は読谷村役場・村議会を移設したのです。その後飛行場は2006年に全面返還されました。


「社会新報10月3日号より」

オバマ大統領に手紙を書こう
 

 山内徳信村長は、現在社民党の参議院議員をしています。

山内 徳信参議院議員のホームページは、http://yamauchitokushin.com/


日本国憲法 
 第9条 ①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決うる手段としては、永久にこれを放棄する。
 ②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

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