この世界に恋してる

今朝、居間のガラス戸越しにバンビを見つけました。鹿が数頭、連れだってやってくるのは見慣れていても一匹で来るのは珍しく、白い点々の残る小鹿が来るのは初めてです。物珍しそうに（？）さぁっと見まわし鼻を宙に泳がせてから少し草を食んで軽やかに森に去っていきました。

母のもとを離れてひとり探検しに来たようで微笑ましきかな。。。鹿が数頭であれば、またかという感じですが、バンビがひとりとなると気持ちが上がります。

思うにイキイキと生きることの敵は五感が惰性に陥ることからやってくる、ではないですか？感受性が機能停止しているみたいな、、、

タイトルの「この世界に恋している」は、ある朝、目覚めと同時にやってきた言葉なのですが、へえっとしばし思い巡らしてから、この世界を恋するとは即ち五感の世界を恋することだと理解したのでした。

目覚める前に見ていた夢は雑多で、たとえば小さなスーパーマーケットの店内から外の客を眺めてワタシもマスクを着けなくちゃっとポケットを探っている、そんな世情を反映した場面がいくつもあった気がするので、どうも見た夢と目覚めの閃きは直接の関係はなさそうです。

それはともかくとして。わたしはこの世界に恋をしている、五感の世界に恋している！素敵でしょう？今朝は心も新たに喜びと共にコーヒーを味わったことでした。

わたしたちはこの地上を生きて、五感の世界に恋している！　視る・聴く・嗅ぐ・味わう・触れることのヨロコビを意識して知覚したいものです。
(2021/8/21)

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