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こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

反応しているだけでは、つまらない

2012年11月08日 | 未整理

この人の行動は折々の外的な状況に反応しているだけで、自発性というものが皆無ではないか。。。と、私がイラつくのは、典型的な投影の事例であろうと察しをつけています。自発性について、私自身、長い間コンプレックスを抱えてきたので、自分と同質の行動や発言を他者の中に見ると敏感に反応してしまうようです。

自分は自発的な行動に欠けている。。。私は自発性が足りない。自発的でないと何がよくないかといって、人生がおもしろくない。自分がつまらない、これがいちばん大きいのです。

自発性というものは出そうと思って出せるものではありませんが、身の内から湧いてくる本物の要求や感情が大事に出来ていれば、自発的な思考や行動は自ずと生まれてくるものなのですね。

ときには自分の要求と添わない行動をとることがあっても、自分の本音とそのような自分の行動の関係が意識できているかどうか、意識できていれば問題はないのですが、無意識的に、大してほしくもないものを、したくもないことを、したいような気になって行動してしまう。周囲に影響されて、そんな気になってしまう。そんな気になって口にしてしまう。。。そんな折々の状況に反応しているだけの人生は面白くもなんともありません。

思えば長い間、行事・雑事に追われる年末は、とりわけ私を憂鬱にする季節でした。あれもこれも、~しなければならないという義務感ばかりが先にたつ毎日が楽しいわけがありませんが、数年前から年々憂鬱は姿を消して、かえって年末のストレスを楽しむ余裕がでてきたと感じるのは、以前に比べれば自発的行動が増えてきた何よりの証拠かと思うのです。

自発的な行動が増えるほどに、人生は他の誰のものでもない私の人生になってゆくのだと思います。

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