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こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

日常生活が、研究室

2018年06月11日 | 自己実現
生き甲斐の心理学においては、
日常生活が研究室である。本当にそうです。
日常の中で、朝から晩まで、一日中、
研究材料に事欠くことがありません。
ストレス曲線と幸福曲線を行ったり来たりする感情、
思考は心と魂の領域を行き来して、
見える世界と見えない世界を感じて考えて。
内的活動を注視することにおいてはマインドフルネスにも重なります。

日常の感情生活では小さな感情の起伏を、
意識するともなく意識しながら生きていますが、
時として、今、焦っているなとか、ちょっとした拒否感とか違和感、
幸せな感じ、嬉しい感じを意識することもありますね。

感情をあるがままに見つめるとき、
「私の」感情という感覚は薄れて、感情と同化せずに、
落ち着いて眺めることができるように思います。
感情を否定も肯定もせずに見るということが、
前はものすごく難しく感じられたことが、
ちっとも難しいことではなかったと、気がつきます。

体験を解釈するのは言葉によってですが、
解釈する以前に、感情を感じることを大事にしたいと思うのです。
感じることを無視して、思考のみで、
理想と現実のギャップを埋めるべく明るく解釈したところで、
そのような統合は頭の中だけで思考が満足して終わってしまうかもしれません。

「明るい解釈」は身体のレベルまで降ろさないと意味がないのでしょう。
感情をあるがままに見つめ、しっかり感じられること。
こころと身体が一致した明るい解釈のために、小さな感情の起伏から、
あるがままを見つめ感じることを日々意識して過ごしたいと思うのです。
〔47〕-2
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