御年91歳になる曽野綾子さんの言葉です。
●「手抜き、ずる、怠け」のススメ
高齢者の中には、年々できないことが増えることを悲しんで、しかも退屈している人がいる。
しかし時間の変化というものは、人に日々新しい問題をつきつけてくれる。
それに対してその都度対処していけば、年を取ることに対して一方的な負け戦にならないで済む。
●「安心しない」毎日を過ごす
今のところ、私の周囲を見回していて気づくのは、「安心しない」毎日を過ごすのが、
いちばん認知症を防ぐのに有効そうに見える。
日本には今、幸せな老人が多すぎる。なんとか飢え死にはしない。しかしそういう恵まれた年寄りの方が
どうもぼける率が高い。
●生活の中で、任務が与えられたほうがいい人
夫は日に七回も転んだ日があって、それ以来、歩くのがひどく下手になったが、食事もトイレもすべて自分でする。
食べるという本能の前には、人間はかなり無理をしても動けるのかもしれない。
だから、できるだけ自分で食事を取ってもらう習慣を続けることだ。
年齢を重ねるにつれ、ふとした瞬間に「老い」を感じることが増えてきます。
「老い」との向き合い方のヒントをくれる言葉ですね。
●「手抜き、ずる、怠け」のススメ
高齢者の中には、年々できないことが増えることを悲しんで、しかも退屈している人がいる。
しかし時間の変化というものは、人に日々新しい問題をつきつけてくれる。
それに対してその都度対処していけば、年を取ることに対して一方的な負け戦にならないで済む。
●「安心しない」毎日を過ごす
今のところ、私の周囲を見回していて気づくのは、「安心しない」毎日を過ごすのが、
いちばん認知症を防ぐのに有効そうに見える。
日本には今、幸せな老人が多すぎる。なんとか飢え死にはしない。しかしそういう恵まれた年寄りの方が
どうもぼける率が高い。
●生活の中で、任務が与えられたほうがいい人
夫は日に七回も転んだ日があって、それ以来、歩くのがひどく下手になったが、食事もトイレもすべて自分でする。
食べるという本能の前には、人間はかなり無理をしても動けるのかもしれない。
だから、できるだけ自分で食事を取ってもらう習慣を続けることだ。
年齢を重ねるにつれ、ふとした瞬間に「老い」を感じることが増えてきます。
「老い」との向き合い方のヒントをくれる言葉ですね。