☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

成熟スイッチ

2023-01-11 08:52:56 | 日記
 エッセイスト、小説家でもある林真理子さんは、
アメフト部の悪質タックル問題や医学部不正入試問題で世間を騒がせ、
志願者を大幅に減らした日大の理事長に就任し話題になりました。

林真理子新著『成熟スイッチ』のお悩み相談より

◇打ち込める趣味がないし、習い事も続かない…飽きっぽさを嘆く52歳の女性に、
林真理子さんがアドバイスを贈る。

 何もやらないよりも、たとえ3ヵ月だけでも何かやった方がいいに決まっています。
0(ゼロ)よりも、0がたとえば0・4になるのだっていい。
少しでも何かをやったことで確実に得られるものがあります。
長続きしないことを嘆いておられるけど、心配無用です。
なぜかというと、年をとったらもっと切実に「続けなきゃ」
「さすがにまずいな」と思うようになるから。

 老化のメンテナンスのためにも、イヤでも何かねちっこく続けていかなければ
ならなくなってきます。たとえば何も運動していないと歩けなくなっちゃうから
ジムに行かなきゃ、とか。

 身体を動かすこと以外の趣味でも、「ボケ防止に何かやっておかなきゃ」
「人とのつながりを少しは持つようにしなきゃ」という気持ちが、
無意識の上でも強くなっていきます。必要に迫られて、続けられるようになっていく。
もっと言えば、「趣味を探すことが趣味」だと割り切ってしまったっていいではありませんか。
「人より早く夢中になるために、人より早く飽きる」というシャネルの言葉があるくらいですから。

 ちょっとだけでも何か新しいことをやると、必ず何かを学ぶことができる。
そして年をとっても、ほんの少しずつ変わっていくことができたら、
それはとても素敵なことだと思います。貴方にはきっとできますよ。
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