☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

大相撲の行司は何かと大変です

2022-07-19 07:58:09 | 日記
大相撲名古屋場所は混戦だ。照の富士、琴ノ若、逸ノ城ら6力士が2敗で並び優勝争いが面白くなった。

8日目の結びの一番、照ノ富士と若元春の対戦が話題になった。一度は若元春が前に出て寄り切ったが、
取組途中に行司が「まわし待った」をかけていたとして、協議の末に取り直しとなる珍事があった。
その後、照ノ富士が“逆転勝ち”した。解説者の舞の海さんは「若元春が攻めている途中だったので、止め
るべきじゃなかったです。前代未聞ですね。厳しいようですが、行司の大失態と言われても仕方ないです
ね」と語った。
この対戦をさばいた立行司の式守伊之助は、過去にも軍配差し違えをしたり何かと問題を起こしてる行司
さんである。

ところで、大相撲でおなじみのあの掛け声「ハッケヨイ(ハッキヨイ) ノコッタ」。その由来には諸説ある
が、“気分を高めて全力勝負せよ”という意味の「発気揚揚」からきた説。そして「ノコッタ」は、つまり、
両力士とも土俵に“残って”いて勝負がついていないと知らせる掛け声。

行司は取組をさばき、勝った力士に勝ち名乗りをあげるという仕事だけでなく番付を相撲文字で書いたり、
土俵入りの先導をしたり、取組編成会議の書記を務めたりという仕事もしている。

行司には力士同様に番付(格)がある。格上位は立行司と呼ばれる二人の行司である。最高位は「木村庄之助」
、次位は「式守伊之助」と名乗ることが義務付けられている。現在は、木村庄之助は空位となっている。