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flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

初瀬街道 名張

2008-07-04 01:30:47 | 街道・宿場町
(三重県名張市)
 藤堂屋敷宇流冨志禰神社を訪れ、初瀬(はせ)街道界隈を歩く。奈良桜井で伊勢参宮街道から分かれ、榛原で伊勢本街道と分かれ、松阪で伊勢街道合流して伊勢に至る街道である。並行する他街道より比較的起伏が少ないため、古くから大和から伊勢に至る道として多く利用された。藤堂高吉の代に整備された初瀬街道名張「新町筋」では、往時の風情を残す。
           
 付近には、藤堂家臣であった平井家の末裔、平井太郎こと江戸川乱歩の生誕地や、藤堂時代に整備された、名張川平尾渠水(用水)の記念碑があり、また、南北朝時代、猿楽師観阿弥がこの地で創座したことを記念した銅像が名張駅前にある。

 この後は、京都伏見へ向かった。
コメント (2)
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