和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜38/小説「新・人間革命」

2015年01月06日 09時23分58秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月6日(火)より転載


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【広宣譜38】

 転居してくる人たちが多い地域には、それまでになかった問題も生ずる。その一つが、古くから地元に住む人たちと転入してきた人たちとが馴染めずに溝が生じ、地域的な連帯が失われてしまいがちなことである。

 隣近所などの住民の相互協力、共同体としての結束は、地域を支える大きな力となる。しかし、住民の連帯が失われていけば、人びとの孤立化、孤独化を招き、地域繁栄の基盤を揺るがすことになる。

 住民の暮らしを守り、潤いある社会を築いていくには、行政などの施策の充実だけでなく、それを支えるための、住民相互の協力が不可欠となる。

 特に、将来、単身や夫婦だけで暮らす高齢者世帯が増えれば増えるほど、地域住民の助け合いは、ますます重要になろう。

 創価学会員には、広宣流布、すなわち人びとの幸福と社会の繁栄、平和を築こうという強い目的意識がある。

 そして、多くの学会員が、御聖訓の「人のために火をともせば・我がまへあき(明)らかなるがごとし」(御書一五九八頁)等の仰せを心肝に染めている。いわば、各人が共存共栄の哲学を確立し、人のために献身することが、仏法者の在り方であると自覚しているのである。

 そうした学会員の考え方、行動が、近隣との交流を促進し、各地域にあって、人と人との連帯を築く、大きな原動力となってきた。

 その人間融合の思想、生き方を、さらに広く地域社会に根づかせていくことが、千葉県に限らず、新しい転入者を迎え、急速に発展しつつある地域の、喫緊の課題であろう。

 文豪トルストイは語った。

 「自らより善くなり、世界をより善くする、これが人間生活の任務である」(注)と。

 隣人、地域の人びとの幸福と繁栄を願い、皆が〝家族〟であるとの思いで、ねぎらいの言葉をかけ、励まし合う。その人間の輪の拡大こそが、未来を開く希望の光であり、それが、創価学会の社会的使命でもある。


小説『新・人間革命』の引用文献
(注) 「我等は何の為に生きるか」(『トルストイ全集18』所収)深見尚行訳、岩波書店

 

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若水/今日の俳句 ≪第.1644号≫

2015年01月06日 06時48分46秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月6日(月)>■



     【主張】◆戦後70年 国際平和を深化させる年に◆

【公明新聞:2015年1月5日(月)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150105_15883


今年は第2次世界大戦の終戦から70年の節目である。戦後日本が築いた国際的信頼は、自国民やアジアの人々に戦争で多大な苦痛をもたらした歴史的事実を猛省し、憲法がうたう恒久平和を誠実に希求してきた努力の積み重ねの結果だ。日本は不戦の誓いを、ゆるがせにしてはならない。

日本は国際平和の深化にどう貢献すべきか。まずは、中国、韓国との関係改善である。領土や歴史認識で、日中、日韓関係を停滞させていては双方にとって得策ではない。

国際舞台での発言力が増す中国との信頼醸成は重要だ。中国とロシアが両国で開催する戦勝70年記念行事への相互参加に合意し、中国の国内で対日批判が再燃する恐れが指摘されている。昨年11月に北京で日中首脳会談が開催され、政治対話の扉が開いた関係を最大限に生かすべきだ。

昨年末の第3次安倍内閣の発足に当たり、首相は日中問題について「大局的な観点からさまざまなレベルで政治対話を積み重ね、関係を発展させたい」と表明した。発言を実行する上で試金石となるのが、東シナ海での不測の事態に備える「海上連絡メカニズム」の整備である。早期に両国で協議入りし、実現を急いでもらいたい。

今年は日本と韓国の国交正常化から50年の節目でもある。昨年3月の日米韓首脳会談以降、外相会談など日韓の外交チャンネルは活発になり始めた。多分野で重要なパートナーである韓国と良好な関係構築を促進することはアジアの安定のためにも必須だ。

国際社会は東西両陣営の2極対立から新興諸国の台頭による多極化の時代に入り、先行きの不透明さを増している。外交のすれ違いを避けるには、国家間の対話窓口の充実が重要だ。中でも、日中韓首脳会談の早期実現はアジアの平和的連帯の強化に期待する国際社会の望みでもある。

大戦の記憶を次世代に引き継ぐことも重要な課題だ。埼玉大学と毎日新聞の共同調査では、20代の6割が親や祖父母から戦争体験を直接聞いたことがない。記録された歴史映像や文献を学校教育で積極活用し、平和教育に力を入れる点も検討すべきだ。戦後70年の節目を世界平和を深化させる元年としていきたい。




     ※今日の俳句※


  蛇口より東若水ほとばしる
         平畑静塔


  若水桶白木の軽さありにけり
         高木みつ子


  お松明若潮迎への繰出しぬ
         田口一穂



※ 若水→初水→福水→若井→井華水→若潮→若潮迎へ。
 元旦の早朝に汲む水で、歳神に供え、口をすすいだり、雑煮などの料理に用いたり、福茶を沸かしたりする。
 古くは宮中で立春の朝に汲む水のことをいった。若水を汲みに行くことが「若水迎え」で、一般に年男の役目であるが、西日本では女性も汲む所がある。
 身なりを改め、厳粛な気持ちで井戸に赴き、水神に餅や米を供えて、水を汲む。その際、土地ごとにさまざまな縁起のよい唱え言をした。
 若水を汲む桶が「若水桶」。九州では元旦早朝に年男が海水を汲んできて神に供える。これを若潮・若潮迎えという。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月5日(月)付】

  
  スタートの勢いが

  勝負を決する力。

  時を逃すな!

  決然たる行動で

  発展への先手を打て!
  

      2015年1月5日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)1月5日(月)付】


実感できる景気回復へ。元旦から各地で開かれている新春街頭演説会。訴えの主要テーマの一つが経済再生だ。年明けの新聞各社の社説でも「アベノミクスの真価問われる」(5日付け「読売」)などと、経済の好循環実現への注文が相次いだ



景気を上向かせるには、地方で仕事が増え、賃金が上がり、消費増、生産拡大につながるサイクルが欠かせない。そのためにも、政府・与党が昨年末にまとめた経済対策、地方創生「総合戦略」の実行が急がれる



地方創生と言っても、主役は各自治体・議会、企業、そこに暮らす一人一人。とりわけ、人口減少などの課題を乗り越えねばならない地方にとって、これまで以上に専門的で高度な提案力が求められている地方議員の役割は重大だ



その担い手を決める4月の統一地方選は、前半戦(道府県・政令市議選)の告示まで3箇月を切った。地方議員が「国政と連動し、体系的な取り組みができる公明党の活動は際立っている」(北川正恭早大教授)と指摘されるように、地方議員こそ党の力の源泉であり、「全員当選」を果たして地域の課題解決への基盤を整える必要がある



僅差の争いになる統一選での全員当選は生半可な戦いではかなわない。衆院選での党への新たな期待を気迫の対話で広げ、「次の50年」の緒戦を勝ち抜きたい。(辰)



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広宣譜37/小説「新・人間革命」

2015年01月05日 07時38分52秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月5日(月)より転載


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【広宣譜37】


 歓喜は、勇気を呼び覚ます力だ!

 歓喜は、苦悩を突き抜ける力だ!

 歓喜は、生命を蘇生させる力だ!

 歓喜は、共感の調べを奏でる力だ!
    

 山本伸一は、全国の同志に“励ましの歌”“勇気の歌”を贈ろうと、唱題に唱題を重ねながら、次々と歌の制作に取り組んでいった。彼は、「関西の歌」と並行して、「千葉の歌」の作詞も手がけ、関西へ出発する前日の七月十六日には、完成させたのである。

 日蓮大聖人が、真っ先に南無妙法蓮華経の第一声を放たれ、一切衆生を救済しゆく大法門を説かれ、久遠の夜明けを告げられた千葉である。そこを、広宣流布の舞台にする同志は、“最も功徳を身に受け、幸せの実証を示してほしい”“弘教の大精神みなぎる、不退の人であってほしい”“日本一仲の良い、創価家族の模範であってほしい”と祈り念じつつ、「千葉の歌」を作り上げたのだ。

 伸一が、千葉県長の竹田博明に、「千葉県が、未来に大きく飛躍していくバネにするため、県歌を作ってはどうか」と提案したのは、七月初旬のことであった。

 伸一は、千葉県創価学会には大きな期待があった。二十一世紀の広宣流布を決する重要な県の一つであると考えていたからである。

 千葉県は、県北西部を中心に、年々、東京のベッドタウン化が進み、東京に近接する地域では、住民の増加が著しかった。新しい都市計画のもと、東京湾岸地域の埋め立て、開発は目覚ましい勢いで進み、将来は、新たな文化の発信地になることが予測された。

 また、この年の五月には、成田に「新東京国際空港」(後の成田国際空港)が開港。世界に開かれた“日本の空の玄関口”となったのである。

 その一方で、外房などの美しく雄壮な海岸や緑豊かな山々もあり、風光明媚な景観は、観光地としても大きな可能性を秘めていた。

 “この大飛躍を遂げる千葉県に、広布新時代の模範の学会を!”と、伸一は思った。




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初富士/今日の俳句 ≪第.1643号≫

2015年01月05日 06時54分52秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月5日(月)>■



     ◆景気回復の実感地域に届ける◆

【公明新聞:2015年1月4日(日)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150104_15880



【写真】「経済を再生し国民の期待に応えていく」と訴える山口代表と高木(陽)、太田、高木(美)、竹谷の各氏ら=2日 東京・新宿駅西口


     公明、全国各地で新春街頭演説会 
     統一地方選、断じて勝つ
     山口代表、井上幹事長らが強調


ーー軽減税率導入へ具体化急ぐ

【東京】山口代表は2日、東京・新宿駅西口で街頭演説し、「今年はひつじ年だ。羊は古来から幸せと平和の象徴だ。羊毛は人々を温める役割を果たしている。羊にあやかって、懐を温め、体と心を温めるという政治姿勢を今年も貫きたい」と強調。公明党のネットワークの力について「政治の基礎として重要な役割を果たす。その力を強めるため、統一地方選に全力を傾注する」と力説した。
経済再生に向けては、各地域で実感できる景気回復を成し遂げるため、経済対策を盛り込んだ2014年度補正予算案や15年度予算案の編成を急ぎ、「通常国会で早期成立、実行へと結び付けていきたい」と訴えた。また、消費税の軽減税率について「10%引き上げ時」の導入をめざし、「今月下旬から与党協議を開始し、秋口には制度設計の概要を国民に示したい。実施に向けての法制度の実現を進めたい」と語った。
中韓両国との関係改善に関しては、「東アジアのみならず、国際社会への貢献も共になしゆくことが、ふさわしい関係のあり方だ」と述べた。
太田昭宏国土交通相(公明党)は、「観光や防災・減災の取り組みは地方再生にもつながる。全力を挙げる」と力説。高木陽介、高木美智代両衆院議員、竹谷とし子参院議員があいさつした。


【北海道】党北海道本部(稲津久代表=衆院議員)は3日、札幌市のJR札幌駅前で演説会を開催。稲津代表、佐藤英道衆院議員、横山信一参院議員の両代表代行のほか、統一選予定候補の道議、札幌市議らが参加した。
稲津氏は、「経済の好循環を今こそ実現し、デフレを脱却しなければならない」と力説。「来年度予算案の成立を速やかに図っていく」と訴えた。


【宮城】井上幹事長と真山祐一衆院議員は2日、仙台市内で開かれた党宮城県本部の街頭演説会で復興加速への決意を力強く訴えた。
井上幹事長は「今年は東日本大震災から4年目を迎える。今なお多くの人がプレハブの仮設住宅で4度目の冬を越さなければならない。被災者が一日も早く“当たり前”の生活に戻れるよう復興の加速化をあらためて誓う」と力説。地方と国のネットワークの力で東北の再生と地方創生に取り組むと強調した。
真山氏は「少子高齢化、人口減少の波を押し返すため全力で働く」と述べた。


【山形】若松謙維参院議員は1日、山形市内で行われた党山形県本部の街頭演説会に出席した。同県代表のきくち文昭県議(県議選予定候補)、おりはら政信、武田しんせいの両山形市議、松田たかお党山形支部副支部長(いずれも市議選予定候補)が支援を訴えた。
若松氏は政府の経済対策に盛り込まれた福祉灯油やプレミアム商品券発行などを紹介。「党のネットワークの力で地方を元気にする」と強調した。


【埼玉】党埼玉県本部(西田実仁代表=参院議員)は2日、県内各地で街頭演説を開催。西田代表を先頭に、統一選完勝を訴えた。
西田氏は自公政権が進める経済対策について、「地域、家計、中小・零細企業が実感できる景気回復へまっしぐらに進んでいく施策だ」と力説。国会、地方議員が連携し、「実感できる景気回復、安心の社会保障をつくっていく」と述べた。


【静岡】大口善徳国会対策委員長(衆院議員)は1日、浜松市西区で松下正行市議(市議選予定候補)と共に街頭演説。
大口氏は、戦後70年の節目となる今年の決意として「憲法の平和主義を堅持し、軍事大国とならぬよう、公明党が歯止めの役割を果たしていく」と力説。経済対策を推進し、「経済の好循環を中小企業、家計に広げていく」と述べた。


【岐阜】党岐阜県本部(岩花正樹代表=県議)は2日、岐阜市で街頭演説。荒木清寛参院議員が県議、市議らと共に参加した。
荒木氏は、公明党の強みは国と地方によるネットワークの力だとして、「各自治体に公明党の議員がいるからこそ、地域の声を受け止めて政策に反映できる」と強調。その上で「統一選を断じて勝利したい」と述べ、支援を呼び掛けた。


【三重】党三重県本部(中川康洋代表=衆院議員)は3日、津市と四日市市で街頭演説会を開催。中川代表、県議、市議が参加した。
先の衆院選で初当選を果たした中川氏は、「経済の好循環を地方の隅々に広げることを最優先課題として取り組む」と決意を表明。経済対策に地域活性化策が数多く盛り込まれたことを報告し「中小企業や庶民の側に立った政治を進めていく」と訴えた。


【京都】党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)は3日、京都市内で街頭演説を開催。青野ひとし京都市議、西山のぶまさ市地域政策委員長(いずれも市議選予定候補)、林まさき府議(府議選予定候補)らが参加した。
竹内氏は、経済対策や税制改正などを通じた経済再生が重要だと指摘。「庶民の生活を守るため全力で闘う」と訴えた。


【大阪】党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)は2日、府内4カ所で街頭演説会を開催。大阪市北区で北側一雄副代表は「経済再生、軽減税率の本格的な制度設計、国民を守る安全保障法制の整備など、衆院選での国民との約束実現に全力で取り組む」と述べ、統一地方選での絶大な支援を訴えた。佐藤府代表、山本香苗、石川博崇、杉久武の各参院議員、樋口尚也衆院議員があいさつした。
一方、寝屋川市で、ひご洋一朗(府議選予定候補)、大東市で、うつみ久子(同)、岸和田市で、かきみ大志朗(同)の各府議らが必勝の決意を表明した。


【兵庫】党兵庫県本部(赤羽一嘉代表=衆院議員)は3日、県内3カ所で街頭演説会を開いた。
神戸市内で赤羽代表は、「国、県、市の議員が連携し、地方創生に取り組む」と強調。松田いっせい、こしだ浩矢、しま山清史の各県議(県議選予定候補)があいさつした。
伊丹市内では中野洋昌、姫路市内では濱村進の両衆院議員が、統一選への支援を訴えた。


【岡山】党岡山県本部(景山貢明代表=県議)は3日、岡山市で街頭演説会を開き、谷合正明参院議員と県議、市議らが年頭の決意を訴えた。
谷合氏は、政府が先月閣議決定した地方創生のための「総合戦略」に言及。「地方から首都圏への人口流入に歯止めをかけるため、若者の雇用促進、結婚、子育て、住環境などの支援を国と地方が一体となって推進していく」と強調した。

【広島】斉藤鉄夫幹事長代行(衆院議員)は2日、広島県呉市内で「軽減税率の導入へ全力を挙げて取り組む」と強調。「被爆70年の今年、世界から核兵器をなくす転換点にしたい。公明党はその先頭に立って行動していく」と訴えた。
また、下西ゆきお市議(県議選予定候補)と、上村とみお、藤原ひろし両市議、さかい昌行、ひがき美良の各市議選予定候補が、統一選勝利へ必勝の決意を述べた。


【徳島】党徳島県本部(長尾哲見代表=県議、県議選予定候補)は2日、徳島市内で街頭演説を行い、石田祝稔四国方面本部長(衆院議員)、県議、徳島市議、石井町議らが参加した。
石田氏は、景気の好循環を地方にまで波及させる経済政策や、賃金アップ、地方創生の重要性を強調し、「国と地方のネットワークの力を生かして全力で取り組む」と訴えた。


【熊本】党熊本県本部の江田康幸代表(衆院議員)は1日、熊本市で県議、熊本市議らと共に街頭演説を行った。
江田氏は、「連立政権の中で公明党の役割をしっかりと果たしていく」と力説。統一選について「地方創生を担うに足るのは、誰よりも現場を知る公明党だ」と強調。
さらに、「国と地方のネットワークで、どんな小さな声も政策として実現する」と訴えた。



     ※今日の俳句※


  初富士の金色に暮れたまひつゝ
         竹下しづの女


  雲四散して初富士の夕眺め
         久米三汀


  初富士をさへぎるもののなかりけり
         片岡奈王




※ 初富士。
 元日に仰ぎ見る富士山。新年を迎えて望む富士山は、常とは違う気高さがある。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月5日(月)付】

  
  基本を大切に

  清々しい勤行・唱題から

  躍進のリズムを!

  「声仏事を為す」ゆえに

  はつらつたる音声で!
  

      2015年1月5日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)1月5日(月)付】


今年はきょう5日が仕事始めという企業が多い。年末27日から昨日までの9連休を堪能した人も多かったという



ところで今年の干支は羊。年賀状を見ると多種多様な羊がプリントされていたが、そのほとんどがプックリした体型だった。フワッとした毛に身を包まれた体に小さな目を描けば、それだけで羊特有の温かいイメージが伝わってくる



十二支の視点で公明党のイメージなど考えたことなどなかったが「大衆とともに」で悩める人たちを温かく包んできた公明党のイメージに羊はピッタリの干支だと思う。ただ、地域の人には羊のように映っているのだろうか。「公明党の議員はなんて心の温かい人なんだろう」。この一言が地域に定着してこそ党員、支持者の皆さんは安心するのだが



干支の話で思い出すのは、前回の統一地方選の年の党新春幹部会。当時は民主党政権だった。席上、山口代表は、この年の干支のうさぎを例に引き、「うさぎは世の人々に尽くす献身の象徴であり、公明党の基本精神とも言える」と語った上で、うさぎの耳の長さや俊敏さといった特徴をとらえ、「(今年も)人々の声に耳を澄まし、世の中の動きに目を凝らし、素早く行動していきたい」と訴えた



動きののろいカメは十二支にはいない。公明党議員は、羊とうさぎであり続けたい。(流)



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初景色/今日の俳句 ≪第.1642号≫

2015年01月04日 06時51分21秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月4日(日)>■



     ◆この島で生きる 島根県海士町ルポ◆

【公明新聞:2015年1月1日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150101_15878




【写真】島の基幹産業である漁業を支える漁師たち。その中には各地から移住してきたIターン者もいる
島の基幹産業である漁業を支える漁師たち。その中には各地から移住してきたIターン者もいる


     “人づくり”を島おこしの軸に
     移住者ら再生の起爆剤に


ーー内外の英知を結集す

海士町は、一貫して“人づくり”を島おこしの軸にしてきた。人口減少で“地方消滅”という問題に直面する中、町の将来を見据えて一層、教育に力を入れなければならないと思う。私は島の高校生に「仕事を創りに帰ってきてほしい」と呼び掛けている。いつか、この自然豊かなふるさとで、世界とつながりながら夢を実現させてもらいたい。

島根半島の北約60キロ、本土からフェリーで約3時間、自然に恵まれた海士町は、半農半漁の小さな町だ。承久の乱で敗れた後鳥羽上皇の流刑地として知られ、独自の歴史と文化に彩られている。

2000年代初頭、公共事業で町の財政は借金が膨らみ、まさに破綻寸前だった。「自力で町の展望を開かねば!」。04年、山内道雄町長ら行政と地元住民が団結し、わずか3カ月で自立促進プランを練り上げた。以来、大胆な行財政改革と“なりわい”創出へ、あくなき挑戦を続けてきた。

大きな突破口を開いたのは、05年に完成したCAS凍結センターだ。町が設立した第三セクター「株式会社ふるさと海士」が運営している。

CAS(Cells Alive System)とは、磁場エネルギーで細胞を振動させることによって、生きたままのような状態を維持し冷結保存する画期的なシステム。このシステムの導入によって、岩ガキやイカなど島の海産物の鮮度を落とすことなく、市場に届けることが可能になった。本土に届くまで輸送時間がかかり、鮮度が落ちるという離島のハンディを克服。島にとっては、まさに経済発展をもたらすイノベーション(技術革新)となった。

海産物を島のブランド商品として、首都圏の飲食店などに出荷できるようになり、インターネットでの通信販売も可能になった。同社の奥田和司社長補佐役は、「漁業者の手取り収入の増加につながり、地元漁業の維持に貢献している」と胸を張る。

さらに、不漁が続いても、海産物を使ったフライなど加工品を製造・販売することで、安定した雇用を生み出せるようになった。売り上げも順調に伸び、今年度は1億8000万円を超える見込みだ。

それまで商品価値のあることすら気付かなかったものが、外から見れば魅力となる。その例が「島じゃ常識 さざえカレー」だ。さざえカレーは、もともと地元の食文化として定着していた。それを商品化しようと思い付いたのは、島外からの移住者だった。現在、同商品を作る平野雅士さんは求人でさざえカレーに興味を抱き、京都から移住。島で結婚もした。やりがいを感じる毎日だ。「新商品を開発したい」と夢を語る。

豊かな海産物をブランド化すれば売れる―。海士産の岩ガキ「春香」が後に続いた。出身地に戻り定住するUターンと、都市部などから移住するIターンの人々が地元漁師と協力し、養殖に成功。首都圏内のほとんどのオイスターバーに卸す。町が06年10月に立ち上げた「海士いわがき生産株式会社」が年間30万個を生産するが、供給が追い付かない状況だ。同社の大脇安則代表取締役は「ブランド化が大きな役割を果たし、収入も安定してきた。後継者を育てたい」と、先を見詰める。

新たな産業創出の立役者はIターン者ばかりではない。松阪牛など全国区のブランド牛に劣らぬ評価を受ける「隠岐牛」の飼育を担うのは、地元の建設業者。畜産業に参入するため「有限会社隠岐潮風ファーム」を04年に設立。農業参入への規制を緩和する潮風農業特区の認定を国から受けた。現在、約600頭の肥育・繁殖牛を飼育する同社の田仲寿夫代表取締役は、「出荷頭数を倍増させたい」と意欲を燃やす。

島にはIターン者を引きつける魅力があるようだ。宮?雅也さんは国立大学に在学中、島の子どもたちとの出会いがきっかけで、卒業して3日後、海士町に渡った。半農半漁の暮らしにひかれて移住を即決。現在、民宿を手伝いながら、自ら起こした株式会社で、干しナマコを生産。中国へも出荷している。

島では04年から10年間で294世帯437人のIターン者が移住してきた。そのうち、約6割が定住。これは、実に人口の1割を占める。その理由は何か。「Iターン者の本質は『覚悟がある』ということ。家族で移住する彼らには、この島で生きていく覚悟がある」(町交流促進課の青山富寿生課長)。地域への愛着こそ、地方創生の出発点といえよう。

日本海に浮かぶ隠岐諸島の一つ、中ノ島にある島根県海士町。人口約2300人、1島1町の小さな町だ。人口減少、財政難など日本社会が抱える課題の縮図のような地域だが、島外からの移住者と地元住民が力を合わせ、教育と産業振興に奔走し“輝く島”へと変わった。


ーー「島留学」で全国から生徒を募集


     高校消滅の危機回避
     今では学級数が増加


海士町が産業創出とともに重視しているのが教育だ。

昨年12月のある日、海士町の玄関口である菱浦港近くの公民館を訪ねた。夜7時過ぎ、県立隠岐「夢ゼミ」に学ぶ高校1年の生徒たち。千葉県出身の茂呂大紀君は「町に来て地域のつながりの大切さを知った。将来の夢は医師として海士町に戻ること」と語った島前高校の生徒が続々と集まってくる。お題は「聴く」。良いコミュニケーションの在り方をめぐってグループディスカッションなどを行った。終了時刻は夜9時半。皆の表情は生き生きとしている。参加した同校1年の久保鈴夏さんは「相手の話を聞くことがなぜ大切か、勉強になりました!」と語った。

これは、公営塾「隠岐國学習センター」による講座「夢ゼミ」の一コマ。同センターは、生徒一人一人の多様な進路や幅広い学力への対応を充実するため、2009年に発足した。豊田庄吾センター長は「島前地域では教員数も少なく民間教育機関もない。学校と連携しながら個人指導と自立学習を支援したい」と語る。学習センターと隠岐島前高校の教員は毎週、ミーティングを行い、生徒の進路指導などを協力して進めている。

ここまで来る道のりは順風満帆ではなかった。同町内にある唯一の高校である隠岐島前高校は、入学者が77人(1997年)から28人(2008年)に減り、3学年とも1学級に。地域から高校がなくなると、本土への移住を加速させかねない。学校の存続は、地域の存続に直結する課題だった。

そこで、08年から始めたのが「高校魅力化プロジェクト」だ。高校を地域づくりと人づくりの拠点と再定義。10年度からは、全国から生徒を募集する「島留学」を開始。今では、全校生徒の4割超が町外の出身者だ。11年度から、国公立や難関大学などへの進学をめざす「特別進学コース」と、地域住民の知恵や資源に実践的に触れながら地域づくりのリーダーを育成する「地域創造コース」を創設。高校2年生は全員、海外研修に出て、イェール・シンガポール国立大学でプレゼンテーションを行うなど、世界にも触れさせる。

こうした取り組みの結果、入学者は大幅に増加。12年度からは同高の入学定員を2学級80人へ増やし、3学年とも2学級になった。同プロジェクトの中心者、岩本悠さんは、「地域外の人と交流させることで、地域づくりの担い手を“自給自足”できるよう取り組みたい」と語る。


 

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     ※今日の俳句※


  大き鳥きて止まりけり初景色
         永田耕一郎


  初景色さらにとんびを加へけり
         児玉南草


  初白根百歩すすめば隠れけり
         福田甲子雄




※ 初景色。
 元日の淑気に満ちたあたりの景色。風光優れた土地に最もぴったりするが、人家や街路樹が立ち並んだ町の風景なども、元日には特に美しく見えるものである。 
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



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     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月4日(日)付】

  
  大いなる決意が

  大いなる未来を開く。

  広布誓願の炎を燃やし

  新たな勝利の峰へ

  威風堂々の出発だ!
  

      2015年1月4日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月4日(日)付】


「箱根こす人も有らし今朝の雪」(芭蕉)。9年ぶりに都心に雪が舞った元日。神奈川・箱根地方も雪模様だったが、2日、3日は好天に恵まれた。古来、「天下の険」といわれた難所を舞台に、世界遺産の富士が見守る中、新春恒例の駅伝ドラマが今年も繰り広げられた



箱根駅伝では、東京、川崎、横浜の都市部から湘南の海沿い、箱根の山を往復する選手たちへ、ほとんど絶え間なく沿道から声援が送られる。新鋭の1年生、最後の競技となる4年生。その疾走、快走、苦痛に顔をゆがめながらの力走にも、若い命のほとばしりを皆でたたえ、励ます良き伝統だ



出場できなかったメンバーが、給水係として支える姿もあった。駅伝も青春も、そして人生も、最後は自分に勝つ戦いである。だが、その栄冠をつかむ人には、必ず周囲の力添えがある



創価大学の選手も多くの応援を背に、さまざまな人の思いがこもった、友情と団結のタスキをかけ、全力で走り、抜いた。「初出場創価大学、大健闘!」--1区から2区へ、創大史上初のタスキリレーの際、テレビでアナウンサーが叫んだ



創大のチャレンジは始まったばかり。新たな歴史を開いた創価の走者らに学び、私たちも、青年と共に、この1年、挑戦の道を走り始めよう。(杏)


【聖教新聞:2015年1月4日(日)付】


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1月3日(土)のつぶやき

2015年01月04日 01時48分11秒 | 日本

ブログを更新しました。 『慰安婦問題の主犯は福島瑞穂、元慰安婦を操り創作する』
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去年今年/今日の俳句 ≪第.1641号≫

2015年01月03日 07時13分28秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)1月3日(土)>■



     <主張>◆決戦の火ぶたは切られた◆


【公明新聞:2015年1月1日(木)付】

 
■年頭から勢いよくダッシュ!

 元朝の太陽は昇った! 国の内外にわたって課題・懸案が山積し、身の引き締まる2015年の船出である。新しい年が、希望と安心の日本と世界を創るための「一歩前進」の1年となるよう心から願わずにはいられない。

 今年は、戦後70年、国連創設70年、被爆70年という節目の年である。戦後史をたどれば、長らく戦後政治を支配した「五五年体制」60年だが、公明党にとっても今年は地方議会に初進出して60年という極めて重要な年となる。

 公明系候補が初めて統一地方選に挑んだのは、1955(昭和30)年の第3回統一地方選だった。東京都議会と横浜市議会で初議席を獲得したのをはじめ全国の各市議選で51人が当選、合計53人の地方議員が誕生し、1961(昭和36)年の公明政治連盟(公政連、公明党の前身)結成、1964(昭和39)年の公明党結成へとつながった。

 公明党は、地方議会から出発し、地域の人たちの信頼を勝ち得ることによって今日を築いてきた党である。地域住民から「いつでも、どこでも議員の顔が見える公明党」として親しまれ、市民相談、訪問対話運動、地域総点検……など、草の根民主主義の日本的なモデルをつくり上げてきた実績を持っている。

 「地方自治は、民主主義の最良の学校である」とは、地方自治や地方政治を論じる際にしばしば引用されるジェームズ・ブライスの名言である。地方議会初進出から60年、公明党がひたすら追求してきたものこそ、ブライスの言葉に象徴される「自治の精神」であり、「草の根民主主義の開花」にほかならない。

 公明党にとって初進出から16回目の戦いとなる今年4月の統一地方選の最大のテーマは、地方創生である。地方議会から出発した公明党にとって、まさに本領発揮の時であり、真価が問われる戦いとなる。
昨年11月17日に結党50年の節を刻んだ公明党は、翌12月の衆院総選挙で小選挙区と比例区を合わせ前回比4議席増の35議席を与えていただいたが、「次の50年」への党の基盤を揺るぎないものにしていくには、衆院選に続き統一地方選にも断じて勝利しなければならない。

 衆院選で国民から再び信任を受けた自公連立政権は、“正月返上”で「連立合意の政策断行」に取り組んでいる。優先課題は、日本再建を目指した2年前の連立政権合意を尊重し、経済再生、復興加速、社会保障と税の一体改革。そして地方創生である。地方創生なくして経済再生も日本再建もあり得ない。

 統一地方選では、地方議会に軸足を置き、現場力と政策実現力を磨いてきた公明党だからこそ地方創生を担う力があると訴えていきたい。公明党には「ネットワークの力」がある。
幅広い合意をつくる経験と知恵がある。公明党には3000人の議員がいるが、一人一人の議員が、党員、支持者に支えられ一騎当千の力を発揮しゆく時、地方創生は成就すると確信する。

 年明けとともに決戦の火ぶたは切られた。勝負は勢いで決まる。年頭から「公明党ここにあり」の気概で勢いよくダッシュしていこうではないか!




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     ※今日の俳句※


  去年今年障子明りに襲はれし
         平畑静塔


  命継ぐ深息しては去年今年
         石田波郷


  去年今年集い鳴るかな船の笛
         寺井谷子




※ 去年今年。
 一夜明ければ昨日は去年であり、今日は今年である。たちまちのうちに年去り年来るという。時の歩みの速さに深い感慨を覚えることば。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



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     【新年勤行会 拝読御書】


◆十字御書

 今正月の始に法華経をくやうしまいらせんと・をぼしめす御心は・木より花のさき・池より蓮のつぼみ・雪山のせんだんのひらけ・月の始めて出るなるべし、今日本国の法華経をかたきとしてわざわいを千里の外よりまねきよせぬ、此れをもってをもうに今又法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし、影は体より生ずるもの・法華経をかたきとする人の国は体に・かげのそうがごとく・わざわい来るべし、法華経を信ずる人は・せんだんに・かをばしさのそなえたるがごとし(御書1492ページ、編年体御書1478ページ)


◆拝読の手引き

 本抄は、重須殿女房が年の初めに、身延の日蓮大聖人に蒸餅と果物を御供養したことに対する御礼の手紙です。重須殿女房は、駿河国(静岡県中央部)重須郷の地頭・石河新兵衛能助の妻で、南条時光の姉にあたります。本抄の御執筆は弘安4年(1281年)と推定されています。

 この御文は、法華経を信ずる人は必ず幸福になるとの大聖人のお約束の言葉です。

 大聖人は、重須殿女房の法華経を供養しようとする心は、木から桜の花が咲き、池から蓮のつぼみが出、雪山の栴檀の双葉が開け、月が出るようなものであると示されています。重須殿女房の心に成仏の種が芽吹いていることを示されている仰せと拝せるでしょう。

 さらに大聖人は、当時の日本が法華経を敵として、災いを千里の外から招き寄せていることと対比して、法華経を信ずる人は幸いを万里の外から集めることができると教えられています。法華経を供養する心、法華経を信じ行ずる心が、想像だにしない福徳を生み出していくのです。

 そして、法華経を供養する人は、その人自らが福徳の薫りを放つだけでなく、その薫りで人々をも包んでいくことができます。

 万人成仏という法華経の心のまま、大聖人に直結して世界広宣流布を進める創価学会の信心に、自他共の福徳あふれる人生が開かれることを確信し、「世界広布新時代 躍進の年」を勇んで前進していきましょう。



【「聖教新聞」2015年(平成27年)1月1日(木)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/news/index.html



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1月2日(金)のつぶやき

2015年01月03日 01時46分32秒 | 日本

ブログを更新しました。 『初春(はつはる)/今日の俳句 ≪第.1640号≫』
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ブログを更新しました。 『【日中】中国が沖縄侵攻を着々と進行中、忍び寄る巨大資本と軍事力!』
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ブログを更新しました。 『親日ヨーロッパ人が反日韓国人を完全論破!!!!! 韓国人の方が日本人より優れてると信じ込んでた馬』
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広宣譜36/小説「新・人間革命」

2015年01月02日 08時37分19秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 1月1日(木)より転載


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【広宣譜36】

 人類は、黎明を待ちわびていた。眼を凝らし、固唾をのみ、漆黒の海を見つめる。

 暁闇を破って、黄金の光が走った!

 金波銀波が煌めく彼方に、雄々しく白光を放って、旭日が躍り出る。

 朝だ! 「世界広布新時代」の大空へ、太陽の仏法は昇った。光は、刻一刻、一切衆生の無明の闇を払い、万人の生命の「仏」を覚醒し、幸と歓喜の光彩を広げていく。

 日蓮大聖人は、「天変地夭・飢饉疫癘」の蔓延する世に、「立正安国」の旗を掲げて一人立たれた。そのバトンを受け継いだ創価の師弟が今、地涌の大行進を開始するのだ。

 人心はすさみ、世界には、不信と憎悪の分断の亀裂が幾重にも走る。戦火は果てず、自然もまた、凶暴な牙を?き、人びとは、不安と恐怖の濃霧のなかをさすらう。

 急がねばならぬ! 友の胸中に、人間主義の慈悲と正義の旗を打ち立て、世界を結ぶのだ。一個の人間の生命を変革し、社会、人類の宿命の転換を成し遂げ、崩れざる平和と繁栄を築くのだ――これが、「立正安国」だ。これが、われらの尊き使命だ。さあ、心に太陽をいだいて、躍進の第一歩を踏み出そう!

 「躍進」とは、歓喜踊躍の前進だ。

 御聖訓には、「我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(御書七八八ページ)と。

 私たちは、本来、仏である。その仏が、末法の衆生救済を誓願し、あえて悪業を担い、苦悩を背負って、この世に出現したのだ。

 それは、大仏法に巡り合い、宿命転換することをもって、仏法の厳たる功力を証明するためだ。ゆえに、打開できない宿命も、苦悩も絶対にない。この最極の真実に目覚め、わが使命を自覚し、自ら勇んで戦いを起こす時、生命は大歓喜に包まれ、悠々と苦悩に打ち勝つ大境涯へ、自身を高めていけるのだ。

 求道あるところに、歓喜はある。

 祈りあるところに、歓喜はある。

 実践あるところに、歓喜はある。

 信仰とは、あふれる歓喜の源泉なのだ。


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初春(はつはる)/今日の俳句 ≪第.1640号≫

2015年01月02日 02時12分08秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)1月2日(金)>■



     ◆新春対談 負けない心で前へ!◆


【写真】2015年のさらなる飛躍を誓う尾車部屋の力士と呼び出し、床山の皆さん=東京・江東区


     楽しては強くなれない 元大関・琴風 尾車親方

     統一選勝利し基盤築く 公明党代表 山口那津男


あけましておめでとうございます。年の始めにお届けするのは、「史上最強の大関」元琴風の尾車親方こと尾車浩一さんと、公明党・山口那津男代表の対談です。親方は2012年に大けがを負いながらもカムバック、大きな共感を呼んでいます。テーマは「負けない心で前へ」。互いの共通点で意気投合、未来志向の語らいは大いに弾みました。


ーー感謝そして恩返し

山口代表 親方は巡業中の転倒事故で頸椎捻挫の重傷を負い、一時は全身まひとなりながらも、奇跡的に職場復帰を果たされました。その復活劇はテレビでも放映され、大きな反響を呼びました。

尾車親方 妻や家族をはじめ、多くの人の支えに感謝しています。弟子たちも手術直後の私の誕生日に、デジタルフォトフレームを贈ってくれ、「早く帰って来てください」とのメッセージには胸が熱くなりました。当時、首から下の自由は利きませんでしたが、脳から手足に“動け! 動け!”と信号が送られるように強い気持ちで念じ、「何が何でも部屋に帰る!」と自身を奮い起こしてはリハビリに励みました。

山口 親方は「人生8勝7敗 最後に勝てばよい」との本を出されています。実は私も“7敗”しているんです。大学受験で1年浪人し、司法試験で4回の不合格。衆院では二度の落選も経験し、死に物狂いで支援してくださった方々に申し訳ない気持ちでした。その後、参院で戦う土俵を与えていただき、恩返しのために必死で働いています。

尾車 私は相撲の世界で“生き方”を学びました。たとえ7敗しても、8勝すれば番付は上がる。負けて泣いてる場合じゃない。泣いた数より一つでも多く笑って千秋楽を飾ろう―。現役時代はそんな気持ちで土俵に上がっていました。

山口 私もファンとして、親方の一生懸命で前向きな相撲に声援を送っていました。ところで親方は今、“完全復活”に向けてリハビリに励んでいますね。

尾車 まだ思うように体が動かず大変ですが、早く自分一人で何でもできるようになりたいと努力しています。稽古場では弟子に「楽して強くなれるか!」と叱咤することがあります。実はそうやって、自分自身を鼓舞しているんです。

山口 度重なる挫折と復活を経験した親方の姿は、弟子の皆さんの大きな支えになっているでしょうね。昨年、公明党は結党から50年を迎えました。それは支持者の皆さまの真心と汗と涙が積み重なった歴史です。命懸けで党を支えてくださっている方々を思うと、いい加減な気持ちで議員活動などできません。

尾車 自分の生き様を包み隠さず見せ、弟子たちがどう感じてくれるか。今、私ができることはそれしかありません。弟子たちも私の姿を見て、「いい相撲をとって親方を喜ばそう」という気持ちで稽古に励んでいます。面と向かって礼など言いませんが、やっぱりうれしいですね。


ーーみずから範を示す

山口 相撲は「心技体」というように、技だけでなく心を鍛え、人間を育てるものだと感じます。部屋を興して27年の親方は、苦労の連続だったことでしょう。

尾車 今も弟子の育成は試行錯誤の連続です。みんなが十両以上の関取になれるわけではありません。かえってなれない方が圧倒的に多い。みんなを関取にしたい思いは当然です。その上で、あいさつや言葉遣い、礼儀を教え、仮に関取になれなくても一生を棒に振ることがないよう育てていくことが私の信念です。

山口 私も新人議員の時は、先輩から「議員の価値は質問で決まる」と教えられ、猛勉強をして“ぶつかり稽古”で鍛えていただきました。最近の衆参の選挙では、大きな可能性を持つ若手議員が誕生しました。

尾車 若い子を一人前にすることは大変です。時には、「LINE」で絵文字が付いてくることもあります(笑)。稽古場は厳しく、稽古が終われば後輩は先輩を敬い、先輩は後輩を育てる―家族のような部屋をつくることが目標です。

山口 「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」との先人の言葉があります。私たちが模範を示し、教えて、チャンスを与え伸ばしていくことが大切です。「大衆とともに」との公明党の立党精神は不変ですが、その時代に応じた活動の中に現れてこなければ、本物の「大衆とともに」にはなりません。公明党の議員は常に現場の息遣いを大切にする一人一人でありたいと思います。

尾車 相撲界は全国のファンに支えていただいていますが、毎年夏の巡業で行く東北の皆さんにも本当にお世話になっています。その感謝の思いで、昨年8月には、福島県いわき市で復興祈願の横綱の土俵入りを行いました。土俵入りは昔から「大地を鎮める」と言われています。被災者の皆さんの笑顔を見ると、やってよかったなと思います。

山口 公明党も、被災者の心のひだにまで寄り添い、「人間の復興」を成し遂げていく決意です。昨年、公明党は結党50年の緒戦を衆院選の勝利で飾ることができました。今年4月の統一地方選も必ず勝利し、確実な党の基盤を築かねばなりません。今年の干支であるひつじは、自らの毛が衣類などに活用されるように、われわれも身を削り人々を温かくする政策を実現してまいります。親方もお体を大事に、ますます相撲界を盛り上げてください。

尾車 ありがとうございます。弟子には勝ち負けの前に、ファンの皆さんがいい相撲だったなと喜んでもらえる相撲を一番でも多く取ってほしい。私も人様のお役に立てる体になるよう自身の成長に向けて、歯を食いしばって挑戦を続けていきます。


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     ※今日の俳句※


  初春の日ざし見えゐる遠嶺雪
         河野南畦


  はつ春の陽の片隅の糸車
         田中一荷路


  酒もすき持ちもすきなり今朝の春
         高浜虚子




※ 初春(はつはる)・新春・明の春・今朝の春・千代の春。
 新年。陰暦では元日がおおむね立春のころであったため、初春といえば新年のことであった。陽暦になってもその習慣が残り、「初春」を新年と同義に用いる。
→初春(しょしゅん)(春)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



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     【寸 鉄】



 世界広布新時代 躍進の年」開幕! 私自身の勝利が広布の躍進。いざ出発

      ◇

 SGI発足40周年。人間主義の哲学は192カ国に。平和の地球を世界の友と

      ◇

 「其の国の仏法は貴辺に」大聖人。わが地域に創価の旗高く。全権大使たれ

      ◇

 箱根駅伝に創大が出場! 皆の執念で?んだ切符。我らも勢いよくダッシュ

      ◇

 戦後70年。核兵器なき世界を民衆は熱願。人類の宿命転換へ対話の万波を



【「聖教新聞」2015年(平成27年)1月1日(木)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/news/index.html



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謹賀新年/今日の俳句 ≪第.1639号≫

2015年01月01日 00時25分57秒 | 今日の俳句
謹賀新年/今日の俳句 ≪第.1639号≫


■<2015年(平成27年)1月1日(木)>■


 「世界広布新時代 躍進の都市」が開幕
彡……☆学会創立85周年☆*……☆第3代会長就任55周年☆*……☆SGI発足40周年☆*……☆★彡

彡……☆★☆*<新年の歌*……☆名誉会長***池田大作*……☆★彡


  苦も楽も
   分かつ同志(とも)こそ
     わが命
   万年 轟く
    不二の凱歌を


  夢に見た
   励まし社会の
     創造へ
   創価の女性は
    希望の陽光(ひかり)と


  後継(きみ)たちが
   走り走りて
     凱旋門
   正義のメロスよ
      金の道 往け


        二〇一五年  元旦



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★彡


 さあ船出しよう!「平和の世紀」の大海原へ!
 ーー学会創立85周年の2015年「世界広布新時代 躍進の年」が、晴れやかに開幕した。
 池田名誉会長は、前同志のますますの健勝と多幸を祈念し、「新年の歌」を詠み贈った。
 本年は、第三代会長就任55周年、SGI(創価学会インタナショナル)発足40周年など、幾重にも重要な佳節を刻む。
 SGI発足にあたり、名誉会長は呼び掛けた。「自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い、一生を終わってください。私もそうします」と。
 以来40星霜。創価の民衆の連帯は世界192カ国・地域にまで拡大した。平和の種子があの地この地で希望と幸福の大輪と咲き薫る時代が、今、到来している。


〔SEIKO online〕
http://www.seikyoonline.jp/bs/book.html


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★彡



     ※今日の俳句※


  あらたまの雪うすうすと信濃口
         上田五千石


  杉落葉香りぞたかく年明けたり
         加倉井秋を


  年いよよ水のごとくに迎ふかな
         大野林火


※ 新年・年新た・新玉(あらたま)・年始・年立つ・年明く・年改まる・年来(きた)る・年迎ふ。
 1年の初めをいう。1年の初めをどこに置くかについては暦によってさまざまで、現在使われている西洋渡来の新暦では、日照時間がもっとも短くなる冬至を過ぎたころに設けているが、日本で古くから使われてきた旧暦では立春のころとしていた。そしてその正月の中心も、元日つまり新月の朔日(さくじつ)に置く大正月(おおしょうがつ)と、15日つまり満月の望(もち)の日に置く小正月(こしょうがつ)とがあった。
1年の初めの緊張はここにもっとも多くの行事を集中させているが、大正月のほうには年神(としがみ)や祖霊の来訪を中心とした儀礼が多く、小正月のほうには豊穣(ほうじょう)祈願の農耕予祝的な儀礼が多くみられる。[新谷尚紀]
『宮本常一著『民間暦』(1942・六人社)』
【「日本大百科全書(ニッポニカ)」の解説】



     ※名字の言※


名前はまだ明かされない。ひとりの、やせ細った中年の男」が獄門を出た事実だけが描かれる。50年前の元日。本紙で始まった小説『人間革命』の「黎明一」である。



その「男」戸田城聖2代会長が出獄したのは東京・中野の豊多摩刑務所。当時をしのぶ遺構として残る。旧刑務所の重厚な表門を見た。昭和20年、この門を見つめながらの恩師の一歩から、創価の世界平和への大道が開かれたかと思うと、粛然たる思いがした



今年は戦後70年。日本の戦後生まれは既に1億人を超え、「戦後〇年」という言い方も最後の機会との見方もある。戦禍の体験は、戦後、日本が平和国家として歩む礎となった。その「体験」が薄れゆく中で、「思想」の果たす役割は、ますます重い



歴史家のトインビー博士は、研究と二つの世界大戦の経験から、人類意識、宇宙の生命の一部という自覚を培う世界宗教が必要との考えに至った。東洋の仏教に注目し、その生きている運動体として、創価学会を見出した



博士は小説『人間革命』第1巻の英語版に一文を寄せている。「創価学会は、既に世界的出来事である。」と。私たちの一日一日の行動は、日本の平和の基盤をつくり、人類融合の未来を準備している。その誇りと使命をもって新年を出発しよう。(飛)

【「聖教新聞」2015年(平成27年)1月1日(木)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/news/index.html


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