和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

額の花/今日の俳句 ≪第2170号≫

2016年06月17日 06時11分14秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)6月17日(金)≫(旧暦5/13)



 額の花ゆれて杣来る隠し径       原 柯城

 橋ありて水なかりけり額の花     高橋淡路女

 あけがたや額の咲くより空ひくゝ    石橋秀野

 雨疲れして島じゅうの額の花      嶋田麻紀

 譲られし座席譲りぬ額の花       安部知子


※ 額の花→額紫陽花・額草・額花
 額紫陽花を略していう。ユキノシタ科の落葉低木で、紫陽花の基本種の一つである。花の中心にこまかい粒状の花があり、それを額縁で囲むように紫紺の大きい胡蝶花が咲く。紫陽花のように毬状にならず平らであるが、清らかな美しさがある。

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】




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       ※☆*わが友に贈る*☆※



 不屈の大埼玉よ!

 師子王の心を燃やし

 今こそ真実を叫び抜け!

 険難を乗り越え

 断じて栄光の頂へ!

       

2016年6月17日






       ※☆*寸 鉄*☆※


 創価の師弟は人間に備わる偉大な力を証明した―博士。限界突破の挑戦を
      ◇
 神奈川男子部が猛然と立ち上がった!正義の旗掲げ勝利の丘を駆け上がれ
      ◇
 茨城の日。堅忍不抜の信念と努力の勇者よ!歓喜の凱歌を天空に響かせよ
      ◇
 隣近所こそ全ての人間関係で圧倒的に重要―哲人爽やかな挨拶と大誠実で
      ◇
 扇風機の劣化による重大事故に注意―消費者庁。点検入念に。小事が大事


【聖教新聞:2016年(平成28年))6月17日(金)付】







      ※☆*名字の言*※



夏目漱石が弟子の内田百

清新/三〈小説「新・人間革命」〉

2016年06月17日 05時42分09秒 | 今日の俳句
清新/三 法悟空 内田健一郎 画 (5828)


 山本伸一は、この一九七九年(昭和五十四年)の『大白蓮華』二月号に、「『地方の時代』と広宣流布」と題する巻頭言を書いた。
 そのなかで彼は、「国をし(知)るべし・国に随って人の心不定なり……されば法は必ず国をかんが(鑑)みて弘むべし」(御書一四九五ページ)の御文や、「桜梅桃李」の原理を紹介し、人それぞれに個性があるように、それぞれの地方にも特色があり、東北には東北の特色があることを述べた。
 そして、法を弘めるうえでは、各地域の生活様式や文化的伝統をふまえて、押しつけではなく、生命を内より薫発していくことが肝要であると強調した。
 さらに、「『地方の時代』といっても、結局は、その地域を支えゆく一人ひとりの人間である」として、皆が主体性と愛着と誇りをもち、郷土の繁栄のために、着実な努力を重ねていくことの大切さを訴えた。
 「町村地域指導長」制は、これらをふまえて、それぞれの地域の広宣流布を推進する布陣であった。
 また伸一は、自らの決意を、次のように綴っている。
 「本年もまた、私は、日本列島の各地方をあまねくまわりたい。また、広くは世界の国々の友の激励にも走りたい」
 そして、年頭から、真っ先に東北へ飛んだのである。
 十日、東北平和会館で伸一は、宮城未来会第一期の結成式に先立ち、メンバーと記念撮影をした。
 彼は、どの地方を訪れた時も、いかに多忙を極めていようが、未来部の代表との出会いをつくり、励ますように心がけてきた。未来は、若い世代に託す以外にないからである。
 中国の英知の言葉には、次のようにある。
 「一年の計は、穀を樹うるに如くは莫く、十年の計は、木を樹うるに如くは莫く、終身の計は、人を樹うるに如くは莫し」(注)
 伸一は、後継の育成に必死であった。わが生命を削り与える思いで激励にあたった。


 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 遠藤哲夫著『新釈漢文大系第42巻 管子(上)』明治書院




【「聖教新聞」2016年(平成28年)6月17日より転載】


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