和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

サングラス/今日の俳句 ≪第2176号≫

2016年06月23日 05時40分32秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)6月23日(木)≫(旧暦5/19)




 サングラス掛けて妻にも行くところ    後藤比奈夫

 サングラスのパブロピカソに蜜蜂      金子兜太

 親といふものやめたサングラス       能勢京子

 サングラスそれからラム酒一瓶と      児玉硝子

 ずぶ濡れの伝承の石サングラス       中原幸子



※ サングラス
 ガラスに色のついている眼鏡。本来は強い紫外線から目を保護するものであるが、最近はフアッション性が高くなり、毎年、流行の形や色などがある。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】






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       ※☆*わが友に贈る*☆※



 広宣流布は

 仏と魔との戦いだ。

 油断・過信を戒め

 絶対無事故の前進を!

 真剣な祈りから出発! 

2016年6月23日




       ※☆*寸 鉄*☆※


 沖縄慰霊の日。恒久平和へ行動する民衆スクラムを拡大。不戦の誓い新た
      ◇
 埼玉壮年部が決起!歴戦の将が燃えて動けば無敵痛快な逆転勝利へ猛攻を
      ◇
 「法華経の信心を・とをし給へ」御書。正義を貫くことが栄光の人生への大道
      ◇
 南極のCO?濃度が温暖化の危険域に突入と。地球的協力体制の強化急げ
      ◇
 投票必ず行く―18〜29歳は21%。公明が有言実行で政治家不信を払拭せよ



【聖教新聞:2016年(平成28年)6月23日(木)付】





      ※☆*名字の言*※



東京富士美術館で好評開催中の「ザ・刀剣――千年の匠の技と美」(7月3日まで)。平安時代から現代までの数々の名刀が並ぶなか、“目玉”の一つが、名物武蔵正宗と呼ばれる「無銘 伝正宗」だ

刀剣博物館の重要美術品であるこの刀には、本阿弥家が出した「折り紙」が付いている。豊臣秀吉・徳川家康らが本阿弥光徳を、刀剣を鑑定する“刀剣極め所”に任じ、以来、本阿弥家は代々、鑑定で「正真」(本物)と認められたものに、「折り紙」を発行してきた

人や物の価値を保証することを意味する「折り紙付き」という言葉は、ここから来ている。折り紙が墨で書かれたことから、「お墨付き」も同じ意味だ

日蓮大聖人の門下には武士も多かった。だから、弓や矢などとともに、「剣」も、しばしば譬えとして用いられている。例えば「鍛えていない鉄は、燃え盛る火に入れれば、すぐに溶けてしまう」「剣などは、高温の火に入れても、しばらくは溶けない。これは、鍛えてあるからである」(御書1169ページ、通解)と仰せだ

鍛えられた刀は、火の中という厳しい条件で真価を発揮する。同じように、厳しい環境を勝ち越えて、人生勝利の旗を打ち立ててこそ、“折り紙付き”の信心の勇者といえよう。(明)



【聖教新聞:2016年(平成28年)6月23日(木)付】



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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年6月22日(水)付

公明党への「期待の声」が各界から寄せられている。地域の最前線でも、「公明党頑張れ!」との応援メッセージが続々と届く

北海道新幹線の開業に沸く函館市の経済人は、経済効果が徐々に現れてきたことを喜ぶ一方、「公明党の尽力なくして、今回の開業はうまくいかなかった」ときっぱり。巨大プロジェクトにありがちな利害を乗り越え、「地域のため、住民のため」に、ブレることなく誘致活動に奔走してきた姿勢を高く評価する

胃がん予防に取り組む医師は、胃がんの主な原因であるピロリ菌の除菌治療に保険が適用されたことについて、「国と地方のネットワークを生かし、署名活動などで力強く後押ししてくれたおかげ」。アイヌ団体の関係者は、「折に触れ、他党議員に相談したこともあるが、ほとんど“なしのつぶて”。その点、公明議員はいつでも親身に話を聞いてくれ、行動も素早い」と

山口那津男代表は、他党にはない公明党の三つの力について、「小さな声を聴く力」「生活実感に根差した政策を実現する力」「平和外交を進める力」と強調。この力を最大限に発揮し、連立政権を支え、国民のニーズを政策として実現していく決意を示した

いよいよ参院選も公示となった。自信を持って“公明党らしさ”を語りに語り抜き、断じて勝利の“二字”で期待に応えたい。(武)

清新/八〈小説「新・人間革命」〉

2016年06月23日 05時17分05秒 | 今日の俳句
清新/八 法悟空 内田健一郎 画 (5833)

 安房由光の販売店の配達員からも、宗門僧の圧力に屈して、学会を去る人が出始めた。配達員がいなくなった地域の配達は、安房自身が行わなければならない。彼は“負けるものか!”と、自分を奮い立たせた。
 一月十一日、安房は、県北の二戸から県南の水沢まで、車で三時間ほどかけて、岩手県代表幹部会に駆けつけたのである。途中、吹雪に見舞われた。“これは、広布の道を象徴しているのだ”と思うと、心は燃えた。
 午後六時、代表幹部会の会場に姿を見せた山本伸一は言った。
 「今日は、私も愛する岩手の一員です。したがって会長は別の人にやってもらいます。

 あなたに『一日会長』をお願いします」
 教育部の壮年を指名し、自分の胸章を彼につけた。
 勤行のあと、県幹部から、この一月十一日を「水沢の日」とすることが発表された。場内は喜びの大拍手に沸き返った。
 幹部の抱負に移ると、伸一は言った。
 「私たちは、役職や肩書に関係なく、みんな平等です。同志であり、友だちです。だから、登壇者も堅苦しい話はやめて、原稿は見ないで話すようにしましょう。皆、遠くから来て、疲れているんだから、楽しくね」
 戸惑ったのは、登壇者たちである。途中でしどろもどろになる人もいた。すると、会場から声援が起こり、笑いが弾けた。
 さらに、婦人部合唱団の合唱となった。
 「歌は何がいいですか。リクエストした曲を歌ってもらいましょう」
 伸一が提案すると、「荒城の月」「春が来た」など、次々に声があがった。合唱団は、慌てることなく、はつらつと歌った。 
 「では、もう一曲!」
 「『青い山脈』をお願いします!」
 練習したことのない歌だ。しかし、これも見事に歌い上げた。大きな拍手が轟いた。

 合唱団のメンバーは、何事も、心を定め、体当たりでぶつかっていく時、高い障壁も乗り越えられることを確信したのであった。



【「聖教新聞」2016年(平成28年)6月23日より転載】


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