和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

花橘/今日の俳句 ≪第2177号≫

2016年06月24日 06時00分00秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)6月24日(金)≫(旧暦5/20)



 花橘妻子らそこにゐてはるけし    塚本邦雄

 遠つ世のこと橘の花の香に      河野静雲

 塚山に花橘の白さかな       伊丹さち子

 橘の花の下にて伊豆の海      甲田鐘一路

 橘の花の匂ふや神の前        石井桐陰


※ 花橘(はなたちばな)→橘の花・大和橘・右近の橘。
 タチバナは、日本のミカンの現生種で、温暖な地方の海岸に近い 山地に野生し、ヤマトタチバナともいう。田道間守(たじまもり)が常世の国から運んできた 「ときじくのかぐの木の実」がタチバナ
だといわれる。六月ごろ、みかん同様白い五弁の香気ある花を開く。京都紫宸殿の右近の橘はタチバナの培養品種だといわれている。昔は、今日のように柑橘類が多くなかったから、タチバナの馥郁たる香りはとりわけ賞され、『万葉集』をはじめとして、古くから詩歌にうたわれた。清少納言も『枕草子』に美しい木の花として、コウバイ・サクラ・フジなどとともに、タチバナをとりあげている。ハナタチバナは、タチバナの花の美称で、今日、ハナコブシとかハナリンゴというのは、これにならったものであろう。東京都の神代植物公園には大きなタチバナが何本かある。花のあとにつく果実は、冬になっても、親指の先ほどの大きさである。

【『花の大歳時記』(角川書店)より転載】

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 誉れの愛知の友よ

 立ち上がる時は今!

 言論の大闘争で

 新たな時代を開け!

 勇敢に勝ち進め!

       

2016年6月24日




       ※☆*寸 鉄*☆※


 妙法の偉力は何ものも遮ることはできない―恩師強き祈りで痛快に壁破れ
      ◇
 神奈川壮年部よ、千載一遇の時が来た。勝利の大海原へ、いざ全速前進!
      ◇
 地区こそ広布の最重要拠点。地区部長・婦人部長の皆様、大確信の名指揮を
      ◇
 「声も惜まず」「言をも惜まず」と大聖人。語った分だけ仏縁と福徳が拡大
      ◇
 ひったくり犯が狙うのは(1)女性(2)イヤホン装着(3)車道側の鞄と。警戒強く




【聖教新聞:2016年(平成28年)6月24日(金)付】





      ※☆*名字の言*※



日米通算の安打数で大リーグの記録を上回ったイチロー選手の偉業を各紙が伝えている。印象的だったのは、同世代の選手で、現在の日本代表監督を務める小久保裕紀さんが聞いたというイチロー選手の言葉

「僕は心の中に磨き上げたい石がある。それを野球を通じて輝かしたい」と(「毎日新聞」17日付)。42歳。現役最年長野手のイチロー選手だが、心を磨く挑戦に終わりはないのかもしれない

東京のある壮年リーダーは11年前、勤めていた会社が倒産。慣れない建設現場で働き始めたが、つらい日々が続いた。そんな時、池田SGI会長から思いがけず励ましを。心に灯がともった

心掛けたのは、仕事場での出会いを大切にすること。広布の現場も絶対におろそかにしないこと。汗だくで働き、帰りに時間があれば銭湯に寄り、スーツに着替えて会合に直行。その銭湯でも友好を広げ、“スーツ君”のニックネームも。今、信頼の輪は幾重にも広がる

かつてSGI会長は「人間には古来、自分自身しか持っていない『宝の剣』がある」(「青春対話」)と語った。その剣とは、自分自身の心であり、決心であると。題目を唱えに唱え、人間の中へ、広布の闘争へ勇んで飛び込み、いかなる時代にも嵐にも朽ちないわが宝剣を磨いていきたい。(進)



【聖教新聞:2016年(平成28年)6月24日(金)付】



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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年6月23日(木)付

人間関係に役立つ“気配り”について、マナー講師の伴美彩さんに聞いた本紙「スマイル・カフェ」(5日付)に多くの反響を頂いた

その中に「対話の相手に心から『YES』(同意)をもらうには、相手への気配りが欠かせないことを実感。参院選勝利へ、このことを忘れず、公明党への支持拡大に走り抜きたい」の一言が。本当にありがたい

伴美さんは「YES」をもらうポイントとして、「自分の言葉の引き出しを増やす」「相手のことを真剣に考えてオススメしていることを誠心誠意、伝える」ことを指摘。これについては「引き出しを増やすには公明新聞を熟読するのが一番。公明新聞をパワーに、なぜ公明党が必要なのかを自分なりの言葉で友人、知人に語っている」とのうれしい声も

また、「児童手当や奨学金の拡充など、公明党が実現した子育て支援策が家計の大きな支えになった」という主婦は、「他党にはない、地方議員と国会議員のネットワークで現場の『小さな声』を受け止め、政策に反映していく公明党の『実現力』を誠心誠意、訴えていきたい」と力強いエールを送ってくださった

7月10日投票へ舌戦の火ぶたが切られた参院選。これから一日一日の「1票の拡大戦」いかんで勝負は決まる。一人でも多くの人に「YES」をもらう「草の根の対話力」で参院選を勝利しよう!(翼)

清新/九〈小説「新・人間革命」〉

2016年06月24日 05時09分09秒 | 今日の俳句
清新/九 法悟空 内田健一郎 画 (5834)


 代表幹部会は、ほのぼのとした雰囲気に包まれるなか、山本伸一の指導となった。
 彼は、地理的にも、気候的にも厳しい条件のなかで、堅忍不抜の意志をもって、広宣流布に挺身してきた岩手の同志を、心から賛嘆した。そして、「それぞれの地域にあって御本尊の功徳を受け、人間としての実力を培い、地域に根差した“広布の村長さん”になっていただきたい」と呼びかけた。
 さらに、「月月・日日につよ(強)り給へ」(御書一一九〇ページ)の御文を拝して、着実な広宣流布の前進と信心の向上のために、旺盛な求道心を燃やして、同志と共に仏道修行に励んでいくことの大切さを語った。
 「人間を強くするのは人間の激励であり、触発です。励ましがあってこそ、勇気をもてる。ゆえに組織が必要なんです。
 広宣流布の前進を阻む壁が、どんなに厚かろうとも、異体同心の団結をもって、堅実な信行学の実践を積み重ね、粘り強い前進をお願いしたい。たとえ、一歩でも半歩でもよい。執念をもって、前へ、前へ、前へと進んでいってこそ、道を開くことができるんです。
 広布の道こそ、宿命転換の道です。幸福と勝利の大道です。“何があっても、負けない、挫けない、あきらめない”と心に決めて、題目第一で、私と共に進みましょう!」
 決意のこもった大拍手が鳴り響いた。
 代表幹部会は終わった。しかし、伸一にとっては激闘の開幕であった。彼は、同志への激励の句などを、次々と認めていった。
 そこに、「今、三陸のメンバーが、四時間がかりで到着しました」との報告が入った。車で凍てた雪道を走って北上高地を越えるのに手間取り、代表幹部会には間に合わなかったという。
 「すぐにお会いしよう!」
 「当起遠迎、当如敬仏」(当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし=法華経六七七ページ)――法華経の行者を敬うこの姿勢こそ、戦う同志を、求道の人を迎える、創価の永遠の精神である。



【「聖教新聞」2016年(平成28年)6月24日より転載】


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