和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「勇気」/名字の言

2012年10月04日 06時32分06秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)10月4日(木)より転載】


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(10/4)
 人は皆、心に深く焼き付く情景を持っている。
たとえ、二度と目にすることはできなくても、心の奥底にずっと生き続ける情景が――。
ある壮年と語らい、そう痛感させられた



壮年は、昨年の大震災による津波被害で自宅を失い、避難先のマンションに落ち着いた。
だが、心が落ち着かない。
何か物足りない。
家族と一緒に考え、至った結論は「家の中に柱や梁が見えないから」ということだった



壮年の自宅は4世代にわたって住んできた古い民家だった。
日ごろ特別に意識することはなかったが、この柱、あの梁が“わが家を守り、支えてくれている”と感じながらの暮らしが、家族の原風景だった



壮年は決意した。
“俺自身が「柱」になろう。
復興を目指して進む家族を守り支える「柱」に”と。
避難早々、復旧工事に関わる職に就いた。
学会活動にも、以前に倍する情熱で取り組んだ。
家族もそれに続いた。
避難先で出会った同志は、そんな一家に、逆に励まされているという



「藁千本あっても柱にならぬ」というが、反対に、固い決意に立つ一人がいれば、そこから家族へ、地域へ、困難に立ち向かう勇気が広がる。
柱と立った壮年の雄姿は周りの人々の心に焼き付いて、いつまでも残るに違いない。               (城)

茨の実/今朝の俳句 ※No.1061※

2012年10月04日 05時55分03秒 | 今日の俳句
  茨の実/今朝の俳句 
  2012年(平成24年)
   10月4日(木)           

   ※No.1061※            


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   ※今日の記念日※         

■ 世界動物の日。
 動物の守護聖人であるアッシジのフランチェスコの聖名祝日。
1931年にイタリアのフィレンツェで開かれた環境保護家の会議で提唱された。

■ 都市景観の日。
 建設省(現在の国土交通省)等が1990(平成2)年に制定。
「と(10)しび(4日)」(都市美)の語呂合せ。
都市景観に対する意識を高める日。
            

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】                  

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   ※今朝の俳句※          

 茨の実を食うて遊ぶ子哀なり
      村上 鬼城


 水音の澄めば冷えくる茨の実
      小松崎爽青


 野茨の実に日月の凝りしかな
      山本 悠水


【季語・解説】
※ 茨の実→野茨の実・野ばらの実。
 バラ科の落葉低木で、山野のいたるところに自生する。
 五・六月ごろ匂いのいい白い花を開いたあと、実を結ぶ。
 秋になると赤く熟し、光沢があって美しい。
 利尿剤に用いる。                 

「現代俳句歳時記・秋/角川春樹」より転載】             

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   ※わが友に贈る/寸鉄※

【「聖教新聞」2012年(平成24年)10月4日(木)より転載】              

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   ※わが友に贈る※                

 青春勝利の女子部よ

 華陽リーダーを先頭に

 今日も朗らかに進め!

 あの友 この友の心に

 希望の種を蒔こう!


    ☆10月4日☆          

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   ※寸 鉄※            

SGIの運動の多彩さと行動力の逞しさに感銘ー学者(スペイン)。平和を創る大連帯



大阪・堺婦人部の日。常勝の母の奮闘に最敬礼。全員が幸福の一番星と輝け



「禍(わざわい)は口より出でて身をやぶる」。愚痴や文句で功徳を消すな。快活に進め



センター試験の出願開始(スタート)。努力は必ず人生の宝に。勝利の春へ受験生頑張れ



身近な生活上の事故防止へ安全調査委発足。無事故へ皆が警戒の目を鋭く



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