和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「読書の秋」/名字の言

2012年10月03日 07時12分28秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)10月3日(水)より転載】


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(10/3)
 新入会の友が、買ったばかりの御書を開いてつぶやいた。
「これ、本当に鎌倉時代に書かれたものですか」



1600ページを超える重量感。
しかも、ぎっしりと文字で埋まっている。
「当時は紙だって、十分には無かったはず」。
そのうえ、日蓮大聖人は常に権力者等から命を狙われていた。
「そんな状況で、これほどまで……」。
御書を手に次々とイメージをふくらませていく。
こちらまで新鮮な感動を覚えた



今、普及しつつある電子書籍。
言語脳科学者の酒井邦嘉氏は、その利便性を評価しつつも、”紙の本”の魅力を強調する。
それは「一冊の個性」だ。
大きさ、質感、紙の匂い。
視覚・触覚・嗅覚で深く味わい、じっくり読むことで、脳は「考える」ことを促される。
その「思索の過程」を本に記すこともできる(『脳を創る読書』実業之日本社)



同志の研鑽の跡が残る御書を拝見するたびに思う。
そこには人生そのものが詰まっている、と。
一つの御文に繰り返し引かれた傍線――宿命の壁にぶつかり、悩み、祈り、決意した場面が垣間見えてくる



本の読み方も、いろいろあっていい。
だが、全人格を傾けて一書と格闘する喜びは失いたくない。
御書と、良書と取り組もう。
読書の秋、到来である。                 (之)


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身に入(し)む/今朝の俳句 ※No.1060※

2012年10月03日 05時29分13秒 | 今日の俳句
  身に入(し)む/今朝の俳句
  2012年(平成24年)
   10月3日(水)           

   ※No.1060※            


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   ※今日の記念日※         

■ 登山の日・山の日。
「10(と)3(ざん)」の語呂合わせ。日本アルパイン・ガイド協会が1992年に制定。

■ 土佐の日。
「10(と)3(さ)」の語呂合わせ。高知県ゆかりの人らが集う機会にしようと高知県内のNPO法人が準備を進めているところ。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】            

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   ※今朝の俳句※          

 身に入むや喪の帷子の薄鼠
      野村 喜舟


 身に沁みていのちがあるといふばかり
      小沢 碧童


 身にしむやほろりとさめし庭の風
      室生 犀星


【季語・解説】
※ 身に入(し)む→身に沁む。
 もともと、しみじみとしみ通るように身に深く感じる意で、季感はなかったようだ。
 ところが、「夕されば野べの秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里  俊成」(『新古今集』)の歌で季感が定着した。
 したがって秋風に触発されて、身に入む感じを受け取る意識の流れがあるといえよう。        

「現代俳句歳時記・秋/角川春樹」より転載】             

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   ※わが友に贈る/寸鉄※

【「聖教新聞」2012年(平成24年)10月3日(水)より転載】              

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   ※わが友に贈る※                

 創価のニューパワーが

 新しい時代を開く!

 新入会の友に

 大いなる励ましを!

 共に生き生きと前進。


    ☆10月3日☆          

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   ※寸 鉄※            

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