2016/07/04(月曜日) 晴れ
今、ボート搭載用の小型ボイラーで手持ちのいろいろなスチームエンジンを回して
無負荷回転数や発電電力をチェックしている。
今日は2013年9月に工作したV型2気筒複動式スチームエンジンを回してみた。
このV型エンジンはボア18mm、ストロークは20mmの大型エンジンだ。
工作を始めたころは技術も未熟で小さな部品は作れずエンジンはどうしても大型に
なってしまった。
そのエンジンを駆動するためにボイラーも大型化していったが、船体は最初に作った
ボートだけ・・・これに搭載するパワープラントの大きさには限度があり、
次に向かったのはエンジンの小型化(小排気量化)だった。
縦型2気筒複動式やら小型のエンジンを作ってみた。
そして行きついたのが現在のV型4気筒単動式スチームエンジンだった。
このエンジンは工作友人が(ウェブ・サイトにアップして)見せてくれたメーカー製の
V4エンジンを参考にして作ったもので小型ボイラーと組合せて運用している。
大型V2エンジンは以後出番はなくなり、物置の隅で眠っていたが、果たして今日は
どんな動きを見せてくれるだろうか・・・・・・
ボア18mm、ストローク20mmの複動式2気筒エンジン。 オイらが初めて作ったV型エンジンだ。
小型ボイラーにつないで回してみた。
無負荷高速回転チェック。 蒸気圧0.7気圧、最高回転数は25.6回転/秒(1536rpm)あまり。
発電電力チェック。 プーリー増速比は3倍。
発電電力チェックでは蒸気圧は0.8気圧ばかり。
エンジン回転数は15.8回転/秒で発電機回転数は47.4回転/秒(2844rpm)だ。
しかし、発電機と1Ω負荷を流れる電流は1.63Aを示した。
負荷で消費している電力は2.66Wにもなる。
参考 P=I(A)の二乗 × 負荷抵抗(Ω) 1.63×1.63×1≒2.66(W)
これはちょっと意外だった。
しかし、よく考えてみればわずか秒15.8回転(2,800rpm)の回転でこんなにパワーが
出るはずがない。
どうしたんだろう?
回転数を計る周波数カウンタが狂ったのか?
それとも発電機(小型DCモーター)の効率が良くなって低い回転数でも大きな電力を発電できたのか?
もう一度、確認しなくてはダメだな・・・・・
それに発電機の特性も正確に調べておかなくてはならないな・・・・
他にも3つばかりモーターがあるからそれらも確認してみよう。
あぁー、また宿題が増えたよー。(内心喜んでるのかもしれないよ。)
団塊さん、何か考えてくださーい。
テストのときは「2.6Wも出た!」と興奮しましたが、後でよく考えてみれば
発電機は2,800rpm程度の回転では0.5W程度しか出せない・・・・
1Wを出すのには発電機を4000rpmぐらいで回転させなくてはならないことが
わかっていたのにちょっと迂闊でした。
テスター(周波数カウンタ)は問題ないので発電機(小型DCモーター)に
何かありそうです。 もう、大分長いこと使ってますからね。
きちんと基礎からやり直します。
一度、バッテリーに一定時間で蓄電したものの電力を測定したらどうでしょうかね・・・・。
今日も暑かったですね。 まだ本格的な夏じゃないのに・・・
そうですね、この発電機は出力波形は「きたない」でしょうね。
今度は波形も見てみます。
テスターのレンジは直流設定ですから脈流なら測定値は低めになりそうですよね。
でもデジタルテスターではそうならないのかも・・・
わからないことばかりです。
もう一度テストするのが手っ取り早いかな(笑い)
野鳥撮影したり、電子工作したり、西瓜の世話をしたり、女房の買い物付き合いしたり
忙しくて目が回りそうです。(笑い)
毎日暑いですね。
西瓜の花がよく咲くようになりました。
後から実になったものが成長は早い感じです。
これからいくつ西瓜がなるか楽しみです。