2014/09/27(土曜日) 晴れ
新しく作ったV型4気筒スチームエンジンは一応動作はしてくれる。
小型ボイラーとの組み合わせでは無負荷では1600rpmで回転して
パワーチェックでは0.5Wばかりの発電をしてくれる。
でも、もうちょと何とかしたい。
そこでピストンに溝を彫ってオイルが溜まるようにして気密性を良くして
性能を向上させる実験をしてみた。
ところが性能はほとんど変わらず、がっかり・・・・・
これは彫った溝が細くて浅かったからではないかと、今日はその溝を太く
深くして再テストをしてみた。
ピストンに溝を彫るって言ったって、旋盤やフライス盤なんていう高級な
工作機械は持っていない。
彫刻等とか鋸の刃とかで削るしかないのだが、糸鋸の刃は細くて太い溝は
彫れなかった。
それでは金鋸の刃は?
これで彫るとちょっと幅が広すぎるかも・・・ プランジャーに彫った
ことがあるが2mmぐらいの幅になってしまう。
↓ 0.5mmくらいの溝を彫るために金鋸の刃を薄く削ってみた。 グラインダーから火花が散ってちょっと
鉄工所の雰囲気を味わった。(ちょっと大げさかな・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/73/716da860ca26190b9058781546ab1da9.jpg?random=29fc1c4b49b2a866cd68b50dba1b5520)
↓ その鋸刃を使って細い溝を太くしていった。 深さもちょっと深くした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7f/863a98d1720e8845d8288d5bdbf417b5.jpg?random=327b3749962c0ff3a79b160933e81ada)
↓ 溝の幅は0.5mmぐらい。 深さも0.5mmぐらいかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/44/f96750d4d604baf347912ea150cb3418.jpg?random=c557c5eefa319e1c9c21c623c038d572)
↓ 溝が太くなったピストンを取り付けた。
ピストンを何度も外したり取り付けたりしたので大分要領よくできるようになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8b/99128e4e82069def53ab5c1d5c19c023.jpg?random=d063222fa213b45f0bfd53196a514494)
さぁ、どんな具合だろう?
ちょっとわくわくしながらボイラーを点火してエンジンが回りだすのを待った。
蒸気が沸いてエンジンが回りだした。
回転数は徐々に上がっていく。
25・・・・26・・・・・27・・・・・26・・・・23・・・・
あれぇ、いつもと同じだよ。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
無負荷回転数は最高で27回転/秒ぐらい。
発電電力は0.5Wがやっと。
これでは前と変わりが無い。
やっぱりピストンとシリンダーの隙間が大きくて蒸気が漏れてパワーが出ないのだ。
作り直しかな?
まっ、その前にボイラーの具合を確認してみよう。
テスト中にどうも気になることが見つかった。
火力を大きくして(ガスを多く送り込むと)ときたま燃焼状態がおかしくなり、
火が消えたみたいになる。(完全に消えているわけではなく、ガスを絞ると
元に戻って完全燃焼する。)
ボイラーに不具合があるかもしれない。
今日は時間がないから原因探索は明日にしよう。
というわけで今日はこれまで。
新しく作ったV型4気筒スチームエンジンは一応動作はしてくれる。
小型ボイラーとの組み合わせでは無負荷では1600rpmで回転して
パワーチェックでは0.5Wばかりの発電をしてくれる。
でも、もうちょと何とかしたい。
そこでピストンに溝を彫ってオイルが溜まるようにして気密性を良くして
性能を向上させる実験をしてみた。
ところが性能はほとんど変わらず、がっかり・・・・・
これは彫った溝が細くて浅かったからではないかと、今日はその溝を太く
深くして再テストをしてみた。
ピストンに溝を彫るって言ったって、旋盤やフライス盤なんていう高級な
工作機械は持っていない。
彫刻等とか鋸の刃とかで削るしかないのだが、糸鋸の刃は細くて太い溝は
彫れなかった。
それでは金鋸の刃は?
これで彫るとちょっと幅が広すぎるかも・・・ プランジャーに彫った
ことがあるが2mmぐらいの幅になってしまう。
↓ 0.5mmくらいの溝を彫るために金鋸の刃を薄く削ってみた。 グラインダーから火花が散ってちょっと
鉄工所の雰囲気を味わった。(ちょっと大げさかな・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/73/716da860ca26190b9058781546ab1da9.jpg?random=29fc1c4b49b2a866cd68b50dba1b5520)
↓ その鋸刃を使って細い溝を太くしていった。 深さもちょっと深くした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7f/863a98d1720e8845d8288d5bdbf417b5.jpg?random=327b3749962c0ff3a79b160933e81ada)
↓ 溝の幅は0.5mmぐらい。 深さも0.5mmぐらいかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/44/f96750d4d604baf347912ea150cb3418.jpg?random=c557c5eefa319e1c9c21c623c038d572)
↓ 溝が太くなったピストンを取り付けた。
ピストンを何度も外したり取り付けたりしたので大分要領よくできるようになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8b/99128e4e82069def53ab5c1d5c19c023.jpg?random=d063222fa213b45f0bfd53196a514494)
さぁ、どんな具合だろう?
ちょっとわくわくしながらボイラーを点火してエンジンが回りだすのを待った。
蒸気が沸いてエンジンが回りだした。
回転数は徐々に上がっていく。
25・・・・26・・・・・27・・・・・26・・・・23・・・・
あれぇ、いつもと同じだよ。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
無負荷回転数は最高で27回転/秒ぐらい。
発電電力は0.5Wがやっと。
これでは前と変わりが無い。
やっぱりピストンとシリンダーの隙間が大きくて蒸気が漏れてパワーが出ないのだ。
作り直しかな?
まっ、その前にボイラーの具合を確認してみよう。
テスト中にどうも気になることが見つかった。
火力を大きくして(ガスを多く送り込むと)ときたま燃焼状態がおかしくなり、
火が消えたみたいになる。(完全に消えているわけではなく、ガスを絞ると
元に戻って完全燃焼する。)
ボイラーに不具合があるかもしれない。
今日は時間がないから原因探索は明日にしよう。
というわけで今日はこれまで。
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