2016/10/05(水曜日) 朝のうち小雨 曇り
実験中の高周波増幅付短波ラジオ・・・・昨日は調子よく聞こえたのに今日は具合が悪い。
オイらの工作ではよくあることだ。
いい加減な工作だからすぐ調子が悪くなってしまう。
また初めから調整し直しだ。
再生回路を取り外してSGからシグナルを送り込んで、また一から調整し直しだ。
検波回路の負荷抵抗とバイアス抵抗を可変抵抗器(VR)にして検波出力を調整する。
オシロの波形を見ながら負荷抵抗とバイアス抵抗を調整する。
調整前の検波出力はこんなに小さかった。(最下段の紫色)
調整後は大きくはっきりした検波出力になった。
その負荷抵抗、バイアス抵抗の調整の様子を動画でご覧ください。
検波回路の負荷抵抗やバイアス抵抗は案外微妙な値が必要なようだ。
昨日は可変抵抗の設定値をテスターで読み取ってそれに近い抵抗器で置き換えたのだが
それがまずかったみたいだ。
だからこれからはこの可変抵抗器のままでテストを続けるようにした。
室内アンテナを繋いで放送を受信してみた。
短波放送は日中はあまりよく聞こえないみたいだ。 何でだろう?
調整中には「ラジオNIKKEI」という短波放送が受信できた。
短波放送特有のフェージングが起きている。
電波が強い時には相当大きな音量で受信できるが弱い時には音量はゼロになってしまう。
高級ラジオこにはこういう時に自動的に感度を調節する回路が備えてあるのだが、
オイらの実験回路には当然付いていない。
この状態で再生機能を働かせたらどうなるのか実験してみた。
信号が強い時には効果はないが、弱い時には確かに音量は上がる感じだ。
再生機能は働いているようだ。
ただし音が割れるようで汚い音になってしまう。
その様子を動画でご覧ください。
まぁ、何とか短波放送が受信できた。
そろそろ次の目標に移ろうかな?
えっ、「次の目標は何か?」 ですかぁ・・・
そうですねぇ・・・ 何にしましょうかぁ・・・
そうだ、先日買った、超高周波(UHF)用のトランジスタを使って高周波増幅をしてみよう。
はてさて、どうなることか・・・どうぞお楽しみに。
これはFETの使い方とSGの使い方の実習だけのものです。
今度はUHF用のトランジスタの実験をしてみたいです。
バリコンはまたこれを使うのでケースには入れられません。
コイルはこのまま取っておきますので、またいつでも組み立てられます。(組み立ては超簡単ですから・・)
短波受信回路の実験はおもしろかったです。