ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

白のスリムジーンズとETC.

2006-04-12 23:00:32 | Weblog
菜種梅雨かしら?鬱陶しい空模様の横浜。
鬱陶しい陽気は、植物達には悪くないみたいよ。
あっちからこっちから、芽がでてきます、ニョコニョコと。
よっぽど気に入ったみたいよ、ここのところの育ち具合のいい事ったら。
毎日・・・久しぶりに『泳げたいやき君』のメロディで
 ♪ま~いにち、まいにち私はお庭の命と~~~♪
   向かい合ってるけど、驚きの連続~~~!♪(かなりな字余り)
なんて歌いながら、立ったり座ったり。
「アッここにも!」
「ウッワー昨日より育ってる~~!」
なんて、至福の時を過ごしてるわ。
季節が変われば、思い切り良く前の季節のお花たちは、
「ハーイ、ご苦労さまでした~~。ありがとう!」
で、抜くの。前にも書いたけど、その季節ならではの存在ってあるから、
いつまでも、だってお花が咲いてるじゃない!って、だーらだら咲かせて
いるなんて、私にはできません。なんでも『旬』があるのよ。
浅ましく、意地汚く、未練たらしく、なんて美しくないでしょう?
エッ、誰かさんの事じゃあないわよ、深読みしちゃう何かがあるのかしら?
お花のことです。
冬にひまわりなんて、夏にシクラメンなんて、ぞっとしないじゃありませんか。
咲いてればいい!てなものじゃないのです、私にとって。
なんでも引き際って大事なのよねぇ。惜しまれながら身を引くからこそ美しい。
でも、お花たちは、枯れきるまでそこに居るしかないのですから、そこはそれ、
勝手な言い草の人間の仕業で、バイバーイ!

花ユリ、すかしユリ、鉄砲ユリ、ついでにお料理に使って残った(こちらのほう
が多い)ユリ根を埋めていたそれぞれが、グン グン グンて土の中から日増し
に伸びてきてるの。
今は、毎日色を付け出したチューリップを切っては花瓶の中に。八重の絞りの
複輪のそれは豪華よ~。母の写真の隣に飾ると、
「レイコチャン、すごいわねえ」って、母も感心してます(きっとね)。

1週間から10日間隔で、バラの消毒もきちんとしているし、ククク、ヒヒヒ
ヒャッヒャッヒャッ!なんて下品な笑いを漏らしそう、咲いた時を想像して。
だって、新しいバラを8株も植えたのですもの、これで頬が緩まないなんて、
あなた、そりゃあ、ウソっていうものでやんしょ?ククククク・・・・。

お家の中では、格闘してるのよ。
ロシア語は、字自体に馴染めないの。細く太くって、1字をどう書くのかわか
らない面妖な文字が多くて。ギリシャから渡ってきたらしく、ロシア語がわか
れば、ギリシャ文字もオーケーらしいけれど、今はギリシャどころじゃあない。
シベリア鉄道に乗っても、ギリシャまでなんか行き着けないって、ロシア止まり
で格闘よってね。

そして、パズルをしているような文字がハングル。これは面白い。
母音と子音の組み合わせは、万国共通だけど、母音も子音も大きな差はないの。
1、一、□、△、○にカタカナのようなものを組み合わせるの。その組み合わせ
で、文字が出来る。もちろん、単語の発音と意味を覚えるまではたーいへんよ。
けれど、日本語と同じような発音、意味があるものもあって、近しく感じたわ。
何より、文の構成が日本語とそっくりというのが嬉しいのよ。他の言語のように、
主語のあとに、いきなり動詞が来るなんてねぇ。馴染めないじゃない。
そこがハングルは違う。日本語と同じように、動詞は最後に来る。こうじゃな
きゃねぇ。

でも、母国語以外の言語を習得しようなんて、チャンチャンチャンてな訳には
いかないのは当たり前。でも、でもよ、知らない、やらない、よりは、ず~っと
世界は広がるはずって、思うのよ。テレビのワイドショーなんか観てるよりもね。
それに、学者になるわけでも、通訳になるわけでもないのですもの、いかに、
面白がるか?これに尽きるわね。苦しむを面白がるってところよ。
イヤー、真面目なので驚いてるのよ、自分にね。ということは面白いんじゃない?
つまらなきゃ、すーぐやめる人間なのですから。

突然。
お気に入りの、白のスリムジーンズ。お尻のあたりに亀裂が見つかって。
はかない? 捨てる?箪笥に押し込んで知らん顔?いいえぇ、当て布をして、チク
チクと針仕事。しっかり縫いこんで、ハイ、又はけるようにしました。かれこれ
10年近くは着用してるわね。だからって、もういいじゃない!で、廃棄なんて事
はしません。
針仕事をする自分が好きなのです。大切にしてる自分が好きなのです。もったい
ないじゃないねぇって。『もったいない』『みっともない』は私の中では生きている
言葉です。

アッ、中国語も、親戚の言葉のように感じます。簡略文字になっても、元は漢字
ですから、なんとなくわかるような気分になります。先生にメールは、発音記号
(アルファベット・・・ピンイン)と漢字で、すぐ遣うようにしてます。
ちゃんと間違いは訂正して下さるし、有難い事です。けれど、あの四声をどうして
我が物にするか?問題ですよ、非常に大きな問題です。滅茶苦茶難しい問題です。

アー、このところ、なんだか英国に行きたくなってるの。
でも、いつものように観光旅行は却下の私ですから、実現は難しいお話よ。
ビザの有効期間ぐらい滞在したいのですから。BB『Bed & Breakfast』も経験して
みたいけど、やっぱり郊外に家を借りて住んでみたいじゃない、ねえ?
何もしないボケーっていうのは得意だから。
ああ、でもやっぱり実現しそうにないわね。セニョール・ダンを去年のように
心配させるのもなんだし。でも、グアテマラと違って文明国ではあるから、そんな
ことはないかしら? 英語が好きです、米語よりも。最初に習った英語が、
"Nice to meet you."
じゃなく、
"How do you do? I'm glad to see you."
だったのですもの。やっぱりこっちのほうが好き。

どんより雨模様の日々は、いつにも増して静かに時を刻んでいます。そして、雨と
雨の間隙を縫って、犬と散歩。リストバンド型ダンベルを足首に巻いて、負荷をか
けて歩きます。
遊水地に毎年渡ってくるカモが、今日は恋の鞘当で、大騒ぎしてました。
恋に破れた男の子は、すっごく怒って、北の空へ飛んで行ってしまいました。

バブルは牡丹・チューリップそして土地?

2006-04-09 22:25:50 | Weblog
「楽しい中国語」と銘打った私達およそ10人強の今月初回レッスン日。
かなり早く着いて、前のクラスの終わるのをお教室の前で待つことに。
前回は、コーラスのクラスだったけれど、今回は造花のお教室。
先生のお姉さまが教えていらっしゃるって、前にお聞きしていたので、
片づけをしていらっしゃった女性に、ご挨拶。
我が先生にそっくりなので、絶対にお姉さまよ、で
「Jiejie 文さんの?」
「ハイ、そうです」
「Nin hao。文さんの生徒です。Wo xing Guo fen」
「いつもお世話になってます、妹が」
「いいええ、こちらこそ。物覚えの悪い生徒で、文さんを疲れさせてます」

先生と9才違いだって、おっしゃるけど、なんでこうなの?
先生が30代後半、そしてお姉さまは40代後半。ウソのようにお若いし
お綺麗なのよ。やっぱり食生活の違いは大きいかもね。お二人ともスラッと
した体形よ。50間近の日本人の体形と大違い。
流暢な日本語を遣われて。
生徒さんとおぼしき方とお散歩に向かわれて、さあ私達の会話レッスンの
始まり。

出足は鈍い。入り口の所に陣取って、ナカザトサンはレッスン料の徴収。
それでも10人が出席で、いつものように、前回の復習から始まって。
これから私も皆さんのようにしっかり録音よ。
覚えが悪いことこの上ないという、私の記憶。
それでもあっという間に2時間は過ぎて、みんなで
「謝謝」
「再見!」

家で、授業風景を聞いてみれば、笑っちゃう。
再生された自分の声は嫌いよ。かつて、ソプラノで、歌曲を歌っていたなんて
今や遠い、他人の話のような声。でも、真剣な授業風景ではあるわね。
「請・・Qing」は便利な語で、先生曰く、
「英語のPleaseと思ってください」って。
日本語の丁寧語や謙遜語に相当する単語はないのは、この中国語もよ。

夜遅く、宅急便。
待ってました大統領!ならぬ強香バラ苗。
そして、今日、大きな鉢に、
「ゴールデン・パフューム(黄)」「ピンク・パフューム(桃)」
「クリスタル・パフューム(白)」
の3株を植え付けました。パフュームと、ダイレクトな命名のそれですから、
間違いなく強い香りがするバラなのでしょう。・・・楽しみ~~~~!

いよいよ我が庭は、地植え、鉢植えの植物が、アメーバーのような広がりを
見せて、今や通路がどうにかという有様よ。でも、ククククク・・嬉しい!
思わぬ所から芽が出てきたりすると、すっごく得したような気分になって、
「アラムイタリカム」の新芽がユリオプス・デージーの鉢から出てきたのには
驚いたわ。温度管理が難しくて、放らかしていた植物だったので、今年はちゃ
んと面倒をみましょうって、気分に。

最初に咲き出していたミニ・チューリップのお花が終わりだして、球根ものは、
2年目以降も咲かすのは、素人には難しいのよ。
でも、ここで諦めてはいけない!って、球根のためのカリ肥料と配合肥料をすき
込んで、来年に期待よ。もちろん花殻は切り捨てて、葉が枯れるのを待つのよ。

1球に複輪のチューリップが咲く品種も2種。葉っぱを白く縁取るそれも、素直に
普通に咲くそれも。原種のそれは、痛々しいほど繊細な姿。各10球。
これから毎日、嬉しい出会いがありそうです。我が家の小さなお庭で。

従兄の形見のような牡丹(お兄ちゃん、牡丹が欲しい!で、埼玉県の牡丹生産者
の、すこぶるいい!って言ってたそれを送ってくれた従兄は鬼籍の住人になって)
は、今年もスクスク育っていますから、きっと見事なお花を見せてくれるでしょう。
赤・ピンク・白・黄色の4色は、中国の昔、「牡丹バブル」があったのも、頷ける
豪華さです。そうそう、オランダでは「チューリップバブル」だったのですから、
人の考えることは、古今東西同じということですね。下品でバカだなあって思う私。
欲の皮は、際限なく引っ張られるって。
まあ、私は無関係だけど。損得の話は嫌いだから、浮世の付き合いはなるべくパス!
空を見上げて、季節の空気をかいで、植物達に癒されて、文庫本片手に
「極楽・・極楽・・・極楽~~~」
お散歩で、イヤホンから出てくる言葉は日替わりメニュー。
マリリンにかける言葉はスペイン語。人が聞いてたら?知っちゃあいないわ。
聞こえてくる言語をオウム返しに言いながら、浮世を無視して歩いてます。


早とちりは英語と西語

2006-04-08 00:51:45 | Weblog
我が師であり友人のスサーナ。我が町の駅前カルチャーセンターで、
いよいよ西語のお教室の始まり始まり~~~!正業の他にそのクラスは
4つ。イヤータフですな~~~!ケイコサンは心配して大丈夫?よ。
スサーナは「生きがいだもの」って、こともなげにね。
それで、ちょっと覗きにで、セニョール・ダンのお夕飯のしたくも整えて
車で一っ走り。お隣の駅迄。駐車場がわからずに、駅ビルの中のスーパー
の駐車場に入れて、「アラッ、もう始まるわ」で、人ごみを掻き分けお教室
のあるビルへまっしぐら早足。
「?、あらサンドラ?」小走りで「今、お帰り~?」
彼女もビックリ。絶対って言っていいほど会うはずのない場所、時間よ。
お互いに「じゃ、また!」こういう時には"See you!"にはならない、日本語。
急いでたから。
そして、どうにかギリギリセーフで間に合って、受付で聞けば、
「ハイ、来週です」だって。・・・ギャフン!・・・

それで、大急ぎで引き返して、サンドラを拾ってあげようかしらって、戻って
みても、彼女は最早いない。多分電車の中か、次の駅で下車したかの按配。

それで、しょうこともなく帰りの道は行きのそれとは違う道を。
テッコちゃんのお宅へ、5分だけでピンポーン!
去年の秋、生死の境をさまよったご主人のお顔を拝しにね。
しばらくお会いしてなかったけれど、ご病気のやつれじゃあなく、お年相応の
お姿におなり。すこぶるお元気なそうな、言うことなしの毎日とのことで、重畳至極。
テッコチャンとも久しぶりだったので、漫才は軽く5分をオーバー。
でも、彼女の明日は『詩吟』のテストとのことで、早々にお暇(いとま)したわ。

帰宅してみれば、まだセニョールは晩酌中。ご飯のおかずのリクエストに応え、
お台所でチャンチャン。手早さでは、私の右に出る人がいる?てなものよ。
そうこうしてたら、携帯電話に続けて2通のメール着信。
1人はスサーナ。もう1人はサンドラから。優しい2人は、日本語は書かない。
立派に日本語を書けるのに西語と英語。・・・ええ、もちろんお返事はすぐに!
よ。それぞれの言語で。
並外れた想像力を豊かにお持ちのお2人だから、私のレイコスタイル言語には驚
かないはずよ。 こういうチャンスを私に ”Dar""Give"感謝。
インプットだけで満足したら、それは単なる自己満足よ。アウトプットが重要な
のですから。その機会を下さる元・先生お2人。・・・けれど、いつまでたって
も上達しないわねえって、きっと同じ感想だったと思うけれど、ね。
でもね、正しい言葉をなんて思ってたら、一言も言えないわね。正しいより、
通じる言葉を、よ。ええ、なので、お2人の豊かな想像力におぶさるのよ。

『寡黙は最大の敵、言語習得には』ええ、オシャベリ大好き人間がいいのよ。
私は、1人ですることが大好きだけど、相手次第でおしゃべりにもなるわ。
言葉のキャッチボールが出来る相手がいれば、無制限1本勝負よ!
あとは、ひたすら文字を追いかけてるか土いじりよ。
そうそう、リチャード・パックマンの「痩せゆく男」という本はインパクトが
強かったわねぇ。
だって、こっちはわが生涯に何回無駄なダイエットを試みたことかという人間だ
から、その題名に惹かれて、読んだわ。不気味なお話。そして、この作者は
スティーブン・キングだったのよ。村上春樹が、スティーブン・(ホラー)・
キングって言う、作家。彼の作品は薄気味悪いけれど、時々は読むのよ。

ウン年ぶりという気分で、美容院へ行って、
「話し掛けないで。これこれにして頂戴」で、その痩せてゆく男の話にのめりこ
んで、やっぱりS・キングは凄い!週刊誌など読みません。必ず本持参の美容院。
今回は、まぁこんなものでしょう、でブロー途中で帰宅です。美容院は嫌いです。
従妹曰く、それでも女?ハイ、女です。帰ったらブラシをかけて、何事もなかっ
たかのようにして、本の続きを読みました。

ヒヤシンス20球、見事にゴージャスに咲き揃いました。香りが又素晴らしい。
1本でも存在感がありますが、5本切って母の写真の脇に飾りました。
「お母さん、見事でしょう。香りもいいでしょう?」
母の大好きな大好きなユリの芽も、50ヶほど出てきだしました。
むせ返るような、あの香りが母を囲むのも、そう遠くないはずです。

二兎を追う者・・・いいえ、いっぱい追います

2006-04-04 21:13:50 | Weblog
元旦の一年の計なんてのは立てないわ。
およそ無意味な、やめるって言うよりやらないって、ハナから決まってるよ
うな計画なんてね。
大体が、即断即決即実行人間だから、前もって計画を立てて、それに縛られ
るような、重い気分になるのが嫌いなの。ええ、楽しいことでも少しも楽し
く感じられないのよ。縛られてるって気分で、それが近づくともう、やめた!
にしてしまう難儀な女です。そんな女が4月から計画なんか立てて、スター
トし出しました。一応半年のスパンで。さあ、半年もつかしら?

そういえば、去年の今ごろはグアテマラで楽しく静かな日々を送ってたのよね。
5時に決まって鳥達の、大体数種類の声に起こされて「朝ー!」ってね。
まあ、ほとんどわからないのだけど、ケーブルテレビのCNNかBBC放送にチャン
ネルを合わせ、おもむろに着替え。ベッドメイキングを済ませ、顔を洗って私
のための朝食作りよ。全てに手抜きなし!
外壁にしつらえてある洗濯槽で、ごしごし手洗いのお洗濯モノ。
時々お隣の敷地のアボガドの木からこちらにおっこったそれを、勝手に「戴き
ます」って、余禄付きのお洗濯モノの干す作業なんか。
外と同じ履物なんて、不潔なことはしません。ドアのところで履き替えて。
デッキブラシのような箒でお部屋のお掃除。
借家住まいの間、生花は絶やさずに飾って、いつも花売り娘ならぬ、花売り
マヤ婆をからかって、ついでに日本語を教えちゃったりなんて、楽しかった
わね。

対面なら何とでもなる外国暮らし、がモットーだから、ああ、もう一度行き
たい!同じ借家に住んで、そこを拠点に中米旅行なんてね。やっぱりコスタ
リカは行かなきゃって、思ってるのです。30年以上も前からの思いなのです
もの、スペイン語をかじるきっかけになったお国よ。

それはいつの事になるかわからないけれど、この4月は猛然と学習意欲に満ち
満ちて。自分で言うのもなんだけど、かなり、そう、クレイジー状態かも。
6時前位に目覚めて、さっさと起きて着替え。最近の朝はインスタント・コー
ヒーで手を打って、前の晩に用意しておいたカセットテープ6本のラベルを確
認して、順番どおりに並べて、録音器と筆記用具、そしてあるものはテキスト
も並べて。
何が始まるか?ハイ、NHKのラジオ外国語講座を片っ端から聞きながら録音。
終わるのは、10時10分前。その間に朝食を摂る。20分空くそこで。
全ての講座じゃないから、隙間にソレッ!てお食事よ。
お夕飯は摂らないので、起きた途端、おなかはグ~~~なのよ。
でも、お勉強は空腹がいい!よね。

ヒッポクラブの自己流版。ヒッポクラブって、多言語を同時に習得する仕掛けを
してるグループで、世界の何ヶ国かに支部もあるのよ。子ども達がスラスラ多言
語を話すの。軽く数ヶ国語を話すのにはビックリ仰天したものよ。
資料の中に「日本人が英語をなかなか習得できないのは、英語だけだから」って
どなたかが言ってらした記事が目を惹いたのを覚えてるわ。
でも、日本では昔から「二兎を追う者一兎も得ず」って言葉に永住権を与えてき
たし、失敗を極度に恐れる民族の上、失敗した人に寛容じゃない、言ってみれば、
『ケツの穴が小さい』(あらっ、私としたことがなんとお下劣な!)って事よ。

このレイコサンは、そんなことにビビル女じゃあないって。
フン!あなたの評価なんか一つも欲しくないし、気にもかけちゃあいないって!
1日1冊の本を読む事、知らないことは・・・知ろう!
面白がるのに誰に気兼ねをするの? シッツッシ、傍に寄るでない!のレイコサン。
眉毛を水商売の女のように、細くカミソリを入れて、ザンバラ髪の毛、西洋乞食の
ようななりで街中を闊歩。屋外で飲食してはいけません、という当たり前のお行儀
もできず、蓮っ葉女、アバズレ女達。一生、自分の人生を誰かに預けっ放しにして、
操られる。ねえ、もうやめない?誰かに操られる愚行は。
メールの変わりに、
  季節は春から初夏へと移ろうとしています。
    お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・
               草々 あるいは かしこ

内容が楽しくない場合は、かしこ は使ってはいけません。草々もかしこも女性
男性なら敬具でしめます。
たまには、縦書きでお便りをしたためてみる なんていいものです。
時候のご挨拶など書かない場合は 前略 で始めます。
組織(団体)へ送る場合は、宛先に『御中』と書きます。様は個人です。
こんなことも知らないで、恥ずかしくないのかしら?

薄気味悪い世の中です。誰かに操ってもらいたがっている人達。
気色の悪い没個性。
どんなに高価であっても、サンダルでよそのお宅に伺ってはいけません。必ず
かかとのある履物を履くべきなのです。
『ヤツ、ヤバイ、ダンナ、ヤッテみな、~なんだよ』これは、私はヤクザです、
と言ってるようなものです。教養のキョの字もありません、て。
落ちることの易しさを知らなければいけません。

全員水商売という風情の女の子達。
お行儀のないアメリカの真似をしてはいけないのです。
「みんなが~~」という人は、自分の人生を放棄してるのです。
みんなは、困った時に、決して、絶対、間違っても助けてはくれないことを
知らなければいけないのです。

それで、午前中の、およそ3時間は数ヶ国語と格闘。夜11時からは、テレビ
3チャンネルNHK。これも昔から言われている言葉
『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』に期待して。
始めましてのロシア語とアラビア語文字には閉口。あの文字に馴染むには・・・・・
馴染めるのかなぁ。ケイコサンは、ご自分でアラビア語でも、モロッコ語をすでに
お勉強してらっしゃるそうな。

我が高校時代の親友の一人はドイツ語を我が物にして。英語は言うに待たないわ。
ウン十年ぶりに会ったキョウコサンは万国共通の手話をお勉強。
こういう友との会話は楽しい!自分をしっかり持ってる人は美しい。
ブレがない人は、安心して付き合えるのよ。
ええ、誰かに操られない人が好き。
見た目も何もね。 人が作った仕掛けには乗らない。そんな人が好きです。
発信者にはなっても、受信者にはならないって、そんな人が好きです。

かなり気合が入って、面白がろうと思っている4月なのです。
ああ、本当に、な~んて良い時代に、日本に住んでいるのでしょう。私にとっての
環境は、言うことなしです。浮世は怖いし、興味のない世間なので、ぶらぶらなん
てしません。移り行く季節を家の中で味わっています。
筍の木の芽和えをしようと、山椒の葉を採りに行けば、我が家の山椒の木には、小
さな可愛い葉っぱしかありませんでした。でもその芽を摘んで、すりこぎで潰して、
酢味噌に入れて、筍の先の柔らかな部分を薄く切って、和えます。季節を戴く一品。
セニョール・ダンの晩酌に出しました。彼の好きな一品です。そして、まもなく
『目に青葉、山ホトトギス初鰹』、黒潮に乗ってカツオが北上します。
お刺身にしたカツオが隠れるくらいに薬味ならぬ沢山のツマを盛り付けます。
こういう事が幸せに通じるのですから、よくぞ日本人に生まれけり!ね。

どういうこと?

2006-04-02 08:15:30 | Weblog
昨日は、久しぶりにセニョール・ダンと連れだって横浜の中華街へ。
あるご夫婦と会食でね。
横浜までの電車の中の話。
まあ、お花見もあるのでしょうが、かなり込んでいた車中。
つり革をもって、外の景色を見るともなく見ていたら、前に座っていらした
お嬢さんが、席を譲ってくださったの。次の駅で下車されるから?とは思った
のだけど、ちょっと「?」。でも、強く勧められるので、お言葉に甘えて
掛けさせてもらったわ。
そうしたら、
今度は、
セニョールが一人向こうの女性に同じように譲られて。固辞したけど、
こちらも強く勧められて。それで、間に挟まれる形になる乗客が、1人分移動
して下さって、2人並んで横浜まで。
その譲って下さった方々も、横浜までだったのよ。

「どういうことだったのかしら?」
「わかんないよ」
「身障者でも、席を譲らなきゃいけないほどの老人じゃあない私達なのに」
首をかしげながら、乗り換えのホームへ向かい、久しぶりの中華街へ。

セニョールがよく利用していた「広東飯店」。私も数回きたことのあるお店。
社長は70代後半だって。でも、お変わりなくよ。
さあ、ここで習い始めの中国語を使わないでどうする?
「Ni hao!]
「久しぶりです、いらっしゃい。ン、中国語?」
「Wo xianzai xuexi Zhogguohua」
「ああ、そうですか」
「通じます?」
「きれいですよ、発音」
なんて言われちゃって、ご機嫌よ。

個室で会食してたのだけど、途中でウェイトレスのお姉さん達に、にわか先生に
なって貰って、中国語臨時講座をやりながら、楽しくお食事はすすんだわ。
社長からのプレゼントのショウコウ酒をゆっくり味わいながら。
しみじみ、お酒はその地の食べ物に合っているものだって。なので、中華料理には
中国のお酒がいい!お燗したそのお酒を、ちょっぴり入れた小さな角砂糖のグラス
に注ぐ。もちろんお砂糖はなくてもいいのだけど、最初は入れて飲むわ私はね。
初めて戴くお茶がこれがまた美味しい。残念!なんていうお茶だったか忘れたわ。

「謝謝」
「今度いつ来る?」
って、ウェイトレスのお姉さん達が。
ああ、さっさと帰ってよ!もう来なくていいからね!
ではなさそうだったのが嬉しかったわ。ご多分に漏れず、彼女達は福建省出だったわ。
「再見」

さあ、今月から、私の朝晩は忙しい!NHKのテレビ・ラジオの追っかけが始まるので。
  See you. Hasta pronto. Arrivedereci.再見。これにいくつ加わるでしょう。
わくわくしています。知らないことを知るって、胸がときめきます。

ところで今なお、席の事は「?」なのです。ああ、私は魔女だったから、なんとなく
席を譲らなきゃいけないって、思わせちゃったのかもねぇ。セニョールは?
私の連れっていうことで、私の魔法がそっちにも効いちゃったのよ、多分。