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心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

映画鑑賞はDVD

2010-08-03 16:33:07 | Weblog

ツタヤから3本DVDを借りてきて、セットするけれど、「アマロ神父の罪」メキシコは
どうやっても観られないので、次!
懐かしい「ウェストサイド物語」を観る事にしました。
ミュージカルですが、それまでのスタイルと大きく違う手法は、ロングランで、多くの
観客を誘いました。あたくしの従妹に至っては、8回も観たって言ってましたねぇ。

軽く40年以上も前の映画です。吹き替えも字幕もないそのままで観ました。
音楽とダンスは、今でもなんら古々しくなく、じっくり楽しみました。
ナタリー・ウッドは水死したってニュースがありましたが、他のキャストは、生きてて
も高齢者ばっかりです。それにしてもダンスが素晴らしかったわねぇ。
町のチンピラ達の勢力争い、プエルトリコの移民との抗争です。昔は気にも止めなかった
字幕の文字を追うばかりの鑑賞でしたが、今回観てみると、スペイン語がかなり話されて
たことを知り、これは嬉しいことでした。
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」が下敷きです。ですから悲劇です。

ああ、それにしても、半世紀になんなんとする古い映画が、少しも古くなんかないって
感じるのは、パソコンが、iPhone が、iPadが、なんて、便利なものがもの凄い勢いで
作られ、その情報に振り回されている現代でも、人の営みに大差はなく、返って今の方
が寂しい時間を過ごしているような感じがします。
人とのかかわりが希薄になって、際限のない物欲の世界の住人になっている、異様な
社会に生きているようなね。
悲劇ですが、普遍テーマは、いつでも古くなどありません。
ここ何年か、ニューヨークでは、戸外(例えば森の中等)で無料シェークスピア劇を
あちらこちらで演じられているそうです。
普遍テーマはいつも新しいってことですね。

生涯で、たった1冊しか書かなかったマーガレット・ミッチェル。それは、アメリカ
南北戦争を背景とした「風とともに去りぬ」。
急遽採用になった、主役、スカーレット役のビビアン・リーの美しさと気丈さ(演技)
に圧倒されたものです。最後の台詞「明日考えよう」。
3時間20分ほどになっています。映画館で観たそれは1部2部に分かれてました。
なんとなく内容は知っていますから、これも吹き替え字幕なしで鑑賞します。
結構分かるものです。
最近は英語とスペイン語の映画は、オリジナルで観るようにしています。
字を追わなくていいのは、かなり気分のいいものです。そして、ーー-ああ、こんな話
だったのね、で充分と思っています。

DVDで観る特典は、いつでもON OFFが自由なのと、巻き戻しと早送りが出来る事です。
初めてのそれは、なるべく映画館で鑑賞ですが。居ながらにして映画鑑賞はありがたい
って、しみじみ思います。  感謝!

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