ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

バスコ?はバスク

2008-09-03 22:31:45 | Weblog
ぐだぐだ夏にちょっとAdiosして、改まった気持ちになって(かな?)、
横浜駅迄久し振りの徒歩以外の外出です。
べラちゃんのピンチヒッター先生は?出身地を地図上で探しましたが、
見当たらないままに、出席です。
髪の毛はない。エーイ面倒だ剃っちゃえ~~のようなオツムですが、
お髭は濃そう。若い男性が
"Hola!"

ビルバオ出身のAingeru Aroz Rafael若き男性。
ビルバオ? 自己紹介で、スペイン(ヨーロッパ)の火薬庫って言わ
れて久しい「バスコ(日本ではバスク)」出身でした。誇り高きバス
コ人です。後からヨーロッパに渡ってきた人々に統治されるなんて、
元々の住人の彼等は我慢がならないって、今でもずっと独立の機会を
うかがっているかの地です。
ささやかな私の知るところです。バスコの知識はこの程度でしかあり
ません。先生も「誇り高き我々」ですって。
フランスに隣接する自治州バスコです。当然言葉も特有って聞きます。
けれど、バスコに限らず、カスティージャ、カタルーニャ他、地方に
よって出身地がわかるスペイン語って言われますから、日本の方言と
思えばいいのかもしれません。スペイン語では、GEは「へ」と読みます。
けれども先生のお名前のGEは、そのまま「ゲ」と読みます。

バスコからスペイン領のカナリア諸島についても色々お話になられます。
声がいいのよね~~~、限りなくバスに近いバリトンは、魅了します。
けれどもあ~~~、悔しい!外国語はどれもこれも早く聞こえるそれで、
声はいいけれど、内容が今一わからないって、情けなさ。早口と言うより、
やっぱり私の勉強不足が露呈したってことです。けれども私の知るスペ
インと中南米のスペイン語の大きな違い「君達(2人称複数)」は遣わ
れない。複数の相手は全て3人称複数で言わなくてはならないって、本家
スペインとの違いは知ってたわ。
結構やかましくその辺を言われた最初の先生日系ペルアナでしたから。
そして、その遣われない2人称複数言葉から来たVOSが、アルゼンチンでは、
日本語の「おまえ」って、ごく親しい間柄では遣われるって知ってたの。
枝葉のことは脳みその隅っこにちんまり納まってるのに、根幹が・・・な
かなかって、困った脳みそです。

自己紹介から、趣味の話。それは群を抜いて「読書」ですから。
何を読みましたか?最近は?
「星の王子様」「老人と海」はスペイン語。最近は「水滸伝」「プラハの春」
そして、「源氏物語」って。
スペインの本は?・・・ハイ、日本語で「ドンキホーテ」を、って情けなさよ。
スペイン語を始める動機は?
もちろん読書!ああ 道のりは険しく遠いわ、今の私のそれではね。
エレベーターの中でご一緒、残念ながら理解できなかったって言うことよ。
来週はもっとゆっくり話しますから、大丈夫って、言って下さったのだけ
ど、そういうことじゃないのよ。勉強不足ってこと。頑張りますって言う
しかなかったラファエル先生との初授業でした。

久々の刺激的時間は、心地いいものでした。
聞いて、言えて。この基本がいつ身につくことやら。
クラスメイトは、全員何かしらスペイン・スペイン語(南米)に関る方々で
した。自己紹介の時にスペイン語を始める動機をお話になって知った事です。
何やらインターナショナルって感じね。

先生は、修士を終わって、Dr.=博士のお勉強って。Drは日本では医者。
スペインでは博士。って、言って書いていらしたと思うけれど、私のスペイ
ン語でねぇ、自信は持てません。トホホホホ・・・・・

ボチボチ問題集を埋めて、相変わらず耳にはイヤホンというスタイルでいく
しかありません。辞~~~めた!にはならない自分に「よしよし」というと
ころです。

よくお分かりのカザマサンでも、上のクラスでお勉強していらっしゃるの
ですから、私もつまずいたり、転んだりしながらでも関ることにしています。

家から4~5分の所にバス停が出来ました。
元・義兄の死を悼んで、私の姉達の家へ出掛けたセニョール・ダン。私?
行きません。飲み食いになる場所へは極力出ないようにしています。その
時間があれば一人で静かに本でも読みたいのです。
輜重係りのセニョールが留守でしたから、レッスンの帰り、少しばかり
買い物をして、バスで帰りました。終点が下車地点。
バスを利用には中途半端な距離の家と駅です。ですから新しく出来たバス停
は、かなり便利な所にできましたので、ずっしり重い荷物の時には助かりま
す。考えてみれば、この前バスに乗ったのはいつだったかしら?いつも車で
移動でした。定期的に電車やバスに乗ることもありませんでしたから、電車
とバスを利用なんて、かなり新鮮です。でも、やはり歩けるだけ歩くは基本
です。

バルト三国へお出かけだった元・スペイン語クラスの友人は、リトアニアの
お話の整理にお忙しそう。いつか、馴染みの薄いそれらの国々のお話を聞か
せて頂くことになっています。こんな友人がいる私はやっぱり幸せ者です。
卑近な話はもう、ご馳走様の私ですから。
知らない世界のお話を聞けるなんて、素敵でしょう?

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