ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

中国語読み?

2010-02-24 20:24:38 | Weblog
日本と中国で同じ漢字が使われるのはいっぱい。筆談が可能(な場合も)。
今では、日本で出来た漢字(変!)約1000語も中国でつかわれて
いるそうです。
もちろん発音は中国語読み。四声は付いてまわるけれど、音は同じが
圧倒的。例えば「青」が使われている漢字の発音は全部「チン」。
「青」「晴」「清」のように。四声のどれかで文字が分かるのです。

最近、何気なくある文字を見ていて、
----アレッ、これって日本語で読んだらユシかユコじゃない?エエッこの
読み方は中国語よ。
中国語では、子どもの子はzi、何回聴いても「ジ」じゃなく「ズ」に聴こえる
その「ズ」であたくし達は言ってきた「子」がつく漢字があります。
それは「柚子」!ユズです。これは日本語読みじゃぁないってね。
日本語では「子」・・・コ・シ・ネですから。
「柚子」の中国読みは「youzi=ヨウズ」。この柑橘が、原産が日本なのか、
大陸経由で日本に入ってきた植物かは知りませんが、中国読みがそのまま
入ってきて定着したようです。ヨウズ、ヨウズ、ユウズ、ユズなんて?

「和」の料理の個性的脇役の柚子が、今ではフランス料理でも使われて
います。まぁ今では世界最高峰の料理は「和食」って言われる我等が
文化です。そして「旨み」は世界語です。それを見つけたのも日本人。
舌の味蕾(みらい)の数も日本人が一番沢山持っているそうですから、
繊細な味がわかるのです。

10才までの食生活が一生を決定付けるって言われるわね。
子どもにファースト・フードや出来合いのものばかり食べさせてたら、
舌が野蛮になっちゃうのです。ファースト・フードは「餌」って、
依然どこかで書いたわね。
餌を与えられ続けた人間は、心が歪みます。
アメリカで弁護士とカウンセラーが桁外れに多いことがそれを物語ります。
アメリカを追いかけ追いつけで、疾走して来た感のあるあたくし達日本人は今、
何かといえば訴訟を起こす、心を病む人の多さ等、しっかりアメリカを
追っています。

柚子の一滴を加えるお母さんだったら、子どもは・・・心配いらないわ。
良くも悪く「一事が万事」ですから。
でも、柚子って、実をつけるまで長い年数が必要なのです。
ああ、やっぱり子育てに通じるかもね。じっと待ちましょうって。