アクーニン(悪人)なるロシア人作家が書く「堕ちた天使」を読み終わって。
脳みその、今までと違った部位が動いたような、そんな、妙な気分を味わった
小説だったわ。ソ連崩壊と共に動き出したロシア文学界。
人の考えることすることは似たり寄ったりらしく、ドッドーッと、エロ・暴力。
でなきゃ、その対極。
ロシア文学って言えば、ま~ずトルストイ。「戦争と平和」「アンナカレーニナ」
ドフトエフスキー「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」って続くわね。このあたり
を読まないで大人になった人なんていないんじゃない?アッいる?じゃ、話の外に
行っててね。もう、ここでさよなら。
で、そんな輝かしくも切なく苦しんだ青春の日々を送ってこられた諸兄姉に。
あの、ずっしりした数々の作品の澱(おり)、青春の残滓をお持ちの方に、是非
お勧めするわ。オッ!小さな、見ることだけの機能最優先の私の目が、否脳みそが
驚いたのよ。ええ、嬉しい驚きの本だったわ。
そして、アクーニン書く時代は、19世紀末。そう、時代劇ね。舞台は、モスクワ、
ペテルブルグ、ロンドンなんて、やっぱり大陸は大きいって。19世紀ロシア文学
が挟まれていたりって、その時代の香りもするい~い文。時折クスッとしたり。
ジャンルはミステリー推理もの。若きファンドーリンと言う名の主人公が活躍する
お話。シリーズものらしい(今までに7冊)ので、しかも主人公が様々な形で、
いろんな国へ出現。当然日本にも来てって。
この作者は、日本の作品を翻訳紹介している人物でもあるので、日本通らしいわ。
最近、女性翻訳家が多く、これからも様々な国の作品に出会える機会が増えるよ
うな気がして嬉しい限り。
毎晩、お布団の中で読む悲しい義経討伐の後編「新・平家物語」は、今回は途中
(14巻)で止めたわ。3回も読めない義経の奥州落ちと頼朝の執拗さの話はね。
政治性皆無の男と政治の権現みたいな男の話になっていく兄弟の話は、多分もう
読まないと思うわ。それで、次は、私の好きだった「らも」の本数々にしたわ。
「ガラダの豚」のような長編じゃなくネ。あれは、彼の真骨頂だったんじゃない?
ええ、もちろん並読は変わらない読書スタイルではあるわね。
ここのところ、こってり西洋料理だったから、さっぱり和食も戴きながら、
平岩弓枝なんかも読んでね。もちろん、司馬遼の本は欠かせません。
脳みその、今までと違った部位が動いたような、そんな、妙な気分を味わった
小説だったわ。ソ連崩壊と共に動き出したロシア文学界。
人の考えることすることは似たり寄ったりらしく、ドッドーッと、エロ・暴力。
でなきゃ、その対極。
ロシア文学って言えば、ま~ずトルストイ。「戦争と平和」「アンナカレーニナ」
ドフトエフスキー「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」って続くわね。このあたり
を読まないで大人になった人なんていないんじゃない?アッいる?じゃ、話の外に
行っててね。もう、ここでさよなら。
で、そんな輝かしくも切なく苦しんだ青春の日々を送ってこられた諸兄姉に。
あの、ずっしりした数々の作品の澱(おり)、青春の残滓をお持ちの方に、是非
お勧めするわ。オッ!小さな、見ることだけの機能最優先の私の目が、否脳みそが
驚いたのよ。ええ、嬉しい驚きの本だったわ。
そして、アクーニン書く時代は、19世紀末。そう、時代劇ね。舞台は、モスクワ、
ペテルブルグ、ロンドンなんて、やっぱり大陸は大きいって。19世紀ロシア文学
が挟まれていたりって、その時代の香りもするい~い文。時折クスッとしたり。
ジャンルはミステリー推理もの。若きファンドーリンと言う名の主人公が活躍する
お話。シリーズものらしい(今までに7冊)ので、しかも主人公が様々な形で、
いろんな国へ出現。当然日本にも来てって。
この作者は、日本の作品を翻訳紹介している人物でもあるので、日本通らしいわ。
最近、女性翻訳家が多く、これからも様々な国の作品に出会える機会が増えるよ
うな気がして嬉しい限り。
毎晩、お布団の中で読む悲しい義経討伐の後編「新・平家物語」は、今回は途中
(14巻)で止めたわ。3回も読めない義経の奥州落ちと頼朝の執拗さの話はね。
政治性皆無の男と政治の権現みたいな男の話になっていく兄弟の話は、多分もう
読まないと思うわ。それで、次は、私の好きだった「らも」の本数々にしたわ。
「ガラダの豚」のような長編じゃなくネ。あれは、彼の真骨頂だったんじゃない?
ええ、もちろん並読は変わらない読書スタイルではあるわね。
ここのところ、こってり西洋料理だったから、さっぱり和食も戴きながら、
平岩弓枝なんかも読んでね。もちろん、司馬遼の本は欠かせません。