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ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

猫と夫君と1人の女

2004-08-28 23:22:29 | Weblog

ちょっと駅そば(立ち食いそばじゃない)のコンビニに用事があって、駅までブラブラ。
その用も済んで、久しぶりに「Mac.」で本なんざ読もうと、ね。
お昼時になったら、チビさん連れの親子で超満員。その賑やかな事といったら、
「読書?」いいえ、「どうしょう」 よ。 ハイハイハイハイ・・・しっつれい!

家路へ。1時半頃だったかしら、あ~~、こりゃあ融(溶)けるわ ってな暑さが、天
上からアスファルトから。 暑さのサンドウィッチ。
もしかしたら「チビクロサンボ」・・・表現が差別!だなんて言う?そんな薄っぺらく、
スカスカ脳味噌じゃあないわよね。・・・それで、その虎みたいにバターにならないと
も限らないから、ケイコサンに携帯で、実況報告をしたわ。 あの話は、何頭もの虎が
まわって、なんだけどね。
「融(溶)けそうよう」ってね。
でも、あの虎のようにバターになって、パンケーキにつけて食べる、にはならないわね。
どう考えても、不味そうですもの。
日陰 日陰を選んで、どうにか無事に まずいバターにもならずに帰宅。

今年の夏は、屋内でも「熱中症」にかかる、ですって。 確かに、今年の私の摂取水分
量と言ったら、半端じゃあないわ。比例して梅干もどんどんなくなってる。
子どもの頃も、誰に言われたわけじゃないのに、夏は、暑いときは、お塩をよく舐めて
たものよ。放牧の馬や牛みたい。 体が要求するのよね。甘いものはいらな~い!
本当に私って、人間って言うより動物~! そんな感じがするでしょう?でもそんな自
分が 満更じゃない って、変な女。

日々のお買い物は、セニョール・ダン(今後この名前で)そう、まさに昔の名前で出て
います、の私の夫。 そのセニョール・ダン が、結構気に入ってるみたいな、日々の
お買い物。だから、お任せなんだけど。 
 
♪ ひろし~まに いた時にゃぁ、タカシ~って、呼ばれてた~~~、
          東京~じゃぁ、その名はダンチャ~~ン~~~ ・・・・・ ♪ 

時々は私も、そうだ、アレを買おう!って、それでもって、フッと浮かんだ2種類の瓜。
キウリとニガウリ。
彼が借りている畑の夏野菜は、終わりだから、いまいましく、にがにがしく 思っても、
買うっきゃない。 かっての薩摩おごじょはニガゴイ(ニガウリあるいはゴーヤ)大っ
嫌い。 けれど、なぜだかきょうは挑戦したくなって、生涯2度目のニガウリ料理よ。
縦切りにしたら、中の綿みたいなところを、種と共にしっかりこそげ取る。今回のお料
理にはアーモンドを入れるのがミソ。そう、味付けベースは味噌、テンメンジャンやト
ウバンジャンを入れると大陸風料理に。キウリは、縦半分に切って、ぎざぎざ(♪ハー
トの・・・じゃない!)先っぽのスプーンで種をザーッとこそぎ落としてから、斜め薄
切り。その後は? お好きにどうぞ。 だけど、ニガウリは、いつまでもいつまでも、
ザーザ、ザーザ炒めない事が秘訣だからね。炒め物は、強火でサッ!

さあて、帰ろうかなって、思ったところへ
「レイコサン? アッやっぱりねえ」
ラムさん。
ふくよかなその方が、ほっそり、否 げっそり。
1年ぶりくらいの久しぶり。ぶりぶりよ。
年令と反比例して、ドンドン食料摂取を控えなきゃ、・・・ドッドーン、生活習慣病の
病(やまい)持ちに。へへへ、ま~だ関係ねえや、って思った諸兄、これがあっという
間にシニアになるのよ~~。 まあ、私も若かりし頃は、年寄りなんて、異星人くらい
の存在だったからね。ま、ラムさんの話。彼女も話の種にはなる病気の一つはお持ちな
んだけど、それにしても見事なダイエット。 エッ 病気のため? そこのところは、
深く追求しなかったわ。お見受けする限りでは、お元気そうだったから。

ラムさんの背の君は、数年前に重症ガンを克服。
入院中のお部屋には、芸能人ばりのお見舞いのお花で、看護士さんはじめ、多くの女性
たちが、入れ替わり立ち代りでお部屋に入ってくるんですって。 
いろんな女性達が、ひっきりなしだから。
背の君は、とうとう言っちゃったのよ。
「そんなに僕に会たい?」                
「いいえぇ、このお花を見に来たのよ」
ですって、誰もが。一人くらい
「ピンポ~~ン!」
って言ったっていいじゃないねぇ? 心中の戦いを察して。正直がいいとばかりは言え
ないのよ。でも、その彼は、そのお花の中にお線香なんかくゆらして、
「手間がかかんなくていいだろう?」
って、ラムさんに。 剛胆なお人ね。
ガンの病巣ごと、大きくえぐり取った箇所に、体中から皮膚移植。
まあ、並の男だったら、このへんで、ダウンしてるわね。
けれどもその後、仕事も週2~3回は再開。 その精神力の強さに脱帽!

おウチにいらっしゃるときの背の君は、ラムさんとすれ違う時は、
「う~~ん、そそられるねえ」
そして、極めつけが
「う~~ん、いいケツしてるねえ」

色んな動物を飼っていらしたラムさんち。今や、お子達も独立して、大きなお宅に
ご夫婦と猫。背の君が可愛がる猫ちゃんだけど、ラムさんが、横になるとす~ぐ彼女の
上に乗って、ノドをゴロゴロ。 そのときの背の君の台詞
「誰が、俺より先に乗っていい!って言った?」

ラムさんのお料理の腕のいいことといったら、この幸せ者がー!って、背の君に言いた
いくらいなのよ。3人のお子達にもね。2人のお嬢さん達は、お母様譲りの腕自慢で、
日々それぞれのご夫君の口を満たしておいでのはずよ、多分。
家族にとって、何が幸せって、お料理上手の奥さん(母)を居ることよね。

昭和の料理研究家・江上トミさん。
「愛する、大事な家族の、違う嗜好に、それぞれに美味しいお料理を出してあげたい。
当たり前でしょう。そして男を早く帰宅させたければ、料理の腕を上げる事」って、し
かり名言!人間の最後の欲は「食欲」って言うくらいだからねぇ。

そのラムさんは、専業主婦でいらしたけれど、
ご家族の、い~い顔を見て、暮らしていらした彼女は、
「男と同じ権利を~~!」
なんて言って生きてきた女達よりも、い~い顔をしてるって、思う。
だって、ヨボヨボになって、人生のたそがれを味わうまでが人生だからね。
深ぁく人生を考えたら、・・・ 権利の主張を、大声張り上げてきた女達の敗北ね。
そんないい女房殿、その上に、猫にいいがかりをつける なんて。

ラムさんたら、背の君と猫のことを嬉しそうにお話なのよ。そして、
「まあ、お元気な事」
って、言ったら
「口だけ、口だけ」
って。エッ、なんのお話?


あやしい女が3人?

2004-08-28 19:43:51 | Weblog
直径40センチはあろうかというツバ広帽子を目深に被り、電車の椅子にかけた濃い目
のサングラスをかけた女が、新書本を読みながら、「クックック」と、忍び笑い。
もうダメとばかりに、扇子で顔を隠すが、笑っているのが、揺れる肩でわかる。
読んでいる本は、「スルメを見てイカがわかるか!」養老孟司・茂木健一郎対談集。

ア~~、おっかしい、面白~い。学者って、こういう思考回路を持ってるのね。その女は私よ。 

いつも持ち歩いている、スサーナからプレゼントされた筆入れ。
レッスンの度に、バッグの中に両手を突っ込み、ゴソゴソ筆記用具を出している私に、
呆れてたんでしょうねえ。「これあげるわ」って、スヌーピーの絵が書いてある、私に
は不釣合いの可愛いファスナー筆入れなんだけど、嬉しいわねえ。で、それ以来、どこ
に行くにもいっつも一緒のそれから おもむろにマーカー出して、線引きし出しちゃっ
たわ。あまりに可笑しいんだけど、聞き捨て(読み捨て)ならない言葉の山で、いつか
又読み直すときには、す~ぐ目に飛び込んでいらっしゃーい ってね。

携帯メールで実況報告しながら、最初に横浜駅に着いた私が、2人を待っていたら、
ほどなく3人の女の勢揃い。 
「ちょっとー、危ない女達って感じしない?」
しめしあわせたように、揃って濃い目のサングラスをかけてたのよ。
私は、どこかの組の女ボスって感じだけど、2人はカッコいい!って、バッチリ決まっ
てたのよ。ウ~~~ン、いいセンス!

その3人が行った先は、「メキシコ料理店」横浜東口。
セニョリータのご案内よ。
「何にします?」と、セニョリータ
「牛乳が、大瓶でドッドーンて、出てこなきゃ、何でも美味しく食べられる人間だから、
お任せするわ」・・・手を加えてあれば、どんなに多くても牛乳OKなんだけどね。
隣りのテーブルには、大人の親子って感じの3人。
中南米あたりに住んでたことがあるんじゃないか、って私は踏んだけどね。
半白頭髪の父親らしき男性の、次から次に運ばれてくるお料理をさばく所作が身に着いてるって雰囲気だったからね。
チラッチラッって、食事風景を盗み見したかぎりだけど。
珍しいなあ、思いながら見てたのよ。
だって、私が知ってる日本の男達って、食事にはすっごく保守主義なんだもの。
ウチ?
長男は「俺、前世はイタリア人だから、毎日パスタでもいい!」

末っ子は、中国の四川省の辛~~~いお料理に埋もれてきた男で、今は北海道で、
お馬さん相手の日々だけど、旅行するとしたら、「成都で、火鍋食いた~い」って言う男。

次男は、ハワイ島滞在中、朝食は「めし、味噌汁って決まってるの!」って、それを出
すお店を探して、滞在中毎朝そのお店に行ってた男よ。その脇で、私はアメリカンスタ
イル朝食よ。パンなんざ食べる日本人は、人間じゃねえって、言う男だからねえ。ハハ
ハ、ってことは、君の母親は何者?
でも、考えてみたら、この男が一番あっちこっち行ってるんじゃなかったかな、ネパー
ルなんかで、野良犬じゃなく野良牛と写真に収まってたって、息子よ。 マ、この子は
ご飯粒なんかなくても、穀物のエキスがあれば生きてく男だから、母はなあんにも言い
ません。好きに生きなさい!よ。 
へへへ 、だって、まあ、順序として、親が先に「 ADIOS !」だもーん。

最後に控えし我が夫(つま・・・古典では言ったわよね、この表現が好き)は、カツオ
と心中し損なって、痛風なんぞにかかった男。
この話で我が友人ミチコが最初に言った台詞が
「カツオのたたりよー」
って。そりゃあ、かるく20年、毎日毎日、アッここで、やっぱり歌っちゃおう。

♪ まあいにち、まあいにち、ウチのダンチャンは~、(※ 我が夫の昔からの愛称)
     カツオばっかの 酒のつまみ~、ある日釣りから帰ってきたら~
           釘を踏んだような 顔をしてた~~~~ ♪

そして、今、カツオがマグロに代わっただけの、 そうそうダンチャンが「漬け(づけ)
」になってる って言った方がいい。立派なニッポン人やってるわ。我が家の「重要文化財」。
医者のウチの子なんだけど、「薬は飲まない、ほっときゃ治る」で、治ってるみたいよ。

紙袋をゴソゴソやってたケイコサン。
私から行ってた本を返却。
「読んで見る?」
で、そのまま、セニョリータへ。
そのままで終わりじゃあない。ケイコサンが次に貸してくれた本が
T・J・マグレガー 著が2冊、
坂東眞砂子 著が1冊。ちなみにこの作家の現住所は、タヒチですって~。
ウ~ン、行った事がある私としては、す~ぐあの島々が目に浮かんで、
「羨まし~い!タヒチは絵葉書よりきれいよう。そんなとこって少ないじゃない?」
「ケイコサンは、イギリス、アメリカの推理ものがお好きよね。だったらレイモンド・
チャンドラーは?」
「う~~ん、あんまり好きじゃない」
「マーロウって、ちょっとくたびれた中年だし?」
「そうね」
「エド・マクベインて幾つになるのかしらねえ、だって私が10代の頃よ、白黒テレビ
で87分署やってたのは」
メリーさんの話を、セニョリータに話してあげたり、今度、スサーナも一緒に行く筈の
スペイン映画2本観賞について、打ち合わせして、
「レイコサンのご都合は?」
「ご存知の通り、トドス・ソン・ドミンゴスだから、いつでもOKよ」
そして、セニョリータへ
「ねえ、今年もやっぱり中米に行くの?」
「ええ」
「ラウラに、そのことを言ったら、オ~、セントロ・アメリカ?ノー って言ってたわよ。
それで、私が 危ないから?って聞いたら、今は大丈夫だけど、ゴニョゴニョって」
「最初はメキシコへ入って、そのあと バスで国境越えます」
そして、彼女がまたまた短期留学すると言う国は、ガテマラ。
一応去年のようなスケジュールで、ですって。
ちなみにセニョリータは、すべて1人でやってるのよ。
帰国したら、税理士試験の結果も出てるって寸法。

赤レンガの舞台の席が、自由席だって。それじゃあ早く行った方がいい!
「横浜ローザ」五代路子の一人芝居。そう、それが横浜メリーさんの話よ。

「今度、フラメンコ見ながらビーノなんか傾けない?」
「このビルにも、確かあったはずよ」
はい、ありました。 フラメンコは平日しかやってないバールだったけど、
ケイコサンのご都合に合せましょう。
                  そんな8月のある日の土曜日でした。  Chau!

 ◎本日のキャスト
  ケイコサン、セニョリータ・・・友人(スペイン語関係)
  ダンチャン、他息子3人 ・・・家族
  ミチコ ・・・山梨県白州に、牛に引かれて善光寺ならぬ、
                 犬に引かれて住み着いちゃった、友人 

かっぱえびせん本

2004-08-28 13:00:05 | Weblog
もう、これは「かっぱえびせんと同じで、止まらないやめられない」
な~んて、WHAT !QUE!面白い表現 さすがケイコサン。
「三毛猫ホームズ」シリーズ? 十津川警部が出るあれ? なんだか可哀想に
なっちゃうBOOK OFF 常設本。でも考えて見れば、いっつもしっかと
指定席を確保してるってことは、やっぱり売れまくってるエンターテイメント
本って、ことよね。

ウ~~ン、彼女がその系統の本を読むって話は聞いてないからねえ。
しかも、フリーマーケットで10冊¥100、10冊で¥100よ~、で買って、
「くっだらな~い」って、思いつつも、
♪やめられない とまらない かっぱBooks ♪ 
ア、これは「カッパブックス」って出版社の名前だったから、直接は関係ないわね、多分。

一世を風靡した あれ。 あのシリーズのことでした。それは、
「ハーレクイーンロマンス」シリーズでした。 
しかし私も引っ張るわねえ、「ミリオネア」の みのもんた ほどじゃあないけどね。
民放は、ま~ず見ないし、その曜日は 夕方からのタダ~英会話でいないんだけど、
知ってはいるわ。 あの司会者は・ ・ ・ 疲れる~。
アッ、そうそう、その みのもんた なんだけど、東京の中野で生きている、私の姉がね、
前に その もんた(って言うと、私なんか もんたよしのり だけどね)と一緒に麻雀
をやったらしい。姉は「昔のお嬢さん」なんて言われちゃったりして、まんざらでもない
って風でね。 その姉が
「うのちゃんて、可愛いわよう」 誰?うのって? 神田 うの の事。
「フ~~ン」。

そんなことはどうでもいいんだけど、好きだなあ、本を読む人は。
たまぁに、何年かに1度なんて、人じゃなくネ。
しかもベストセラー本みたいに、時の本なんかじゃなくね。 そうそう、昔の笑い話。
大いなる先輩に向かって、
「エーッ、最近のベストセラーも読んでいらっしゃらないんですかぁ?」
「そういうお前は、昔からのベストセラーを、ま~だ読んでないって言うじゃないか?」
「・ ・ ・ ・ ・」
そう、語り継がれてる、読みつがれている本(話)って、普遍的テーマを扱ってるって
ことなのよね。でも、たとえ
♪ やめられない、とまらない ♪ っていう本であっても、いっつも 
文字を追ってる人って、そうじゃない人と歴然たる差が出ているって、否めないわね。
 私が母を尊敬してた一つに、「世界・日本文学全集」を読破していた事。なんせ、
「異邦人」を、中学生だった私が読もうとしているのを見つけて
「あれは、まだいけません」
って、かなり真剣な顔をして言ってたくらいの人だったからねえ。
エッそれで?読んだわよ。
「ママンが死んだ」
から始まるあれをね。 だったわよね、出だしが。
もう、ウン十年前に読んだ話だから、シカとは記憶にないけどね。

横浜の歴史を語る上で、カットできない人物に、俗に「メリーさん」って言われた女性。
ストリートガールだった女性なんだけど、その女性の半生を演劇に。それを観賞に
行くって、ケイコサンは。しかもオバサン得意のゾロゾロなんかじゃなくお一人でね。
文化の間口の広い彼女を見てるのって、とっても興味深いものがあるのよ。
何しろ私に貸してくれた本が、「エロティック」「宗教」「推理」って、
全く違うジャンル本だったことを考えてもね。

アテネオリンピックも、もうすぐ終わり。
ギリシャって、やっぱり「神話」ね、私にとって。
開会式が、そこからDNAまでで、あくまでも人間についてって表現だったわね。
未来もそそられるけど、神話の世界は神秘的で、荒唐無稽っていうのが面白い!
トロイの木馬が実在したり、ノアの箱舟がみつかったりって、ネ、やっぱり何回紐解いても
興味は尽きない世界!でしょう。 義兄の従兄が、陳 舜臣。彼の「十八史略」の初めが
やっぱり神話の世界。そりゃあそうよね、人間いる所に神話ありは、世界共通よね。

 何でも科学的に、科学的に証明って時代に、少しくたびれてきている現代人は、
「水滸伝」なんか、妖術使いがいっぱーいだし、「西遊記」なんか、登場人物(?)からして
荒唐無稽ですものねえ。そういうのを紐解くのがいいかも知れない。荒唐無稽にひたる、って。

税理士試験の最後の1科目にチャレンジをして、あとは結果待ちになった、
20代セニョリータと、ケイコサンと久しぶりにデートしてこよう! 
そのセニョリータは、彼女の友人達に、私やケイコサンのかなりな年長者と付き合ってる
ことを不思議がられてるって。


  TIENES ALGO QUE DICER ?  文句ある?

   ◎キャスト紹介
  ケイコサン、セニョリータ、スサーナ・・・我がスペイン語関係
  セニョール・ダン、宇宙人     ・・・my family
    他
                              Chau !      



あまりの暑さに ちょっとヤケクソよ。

2004-08-28 06:24:20 | Weblog
6時にマリリン散歩。もう、ダメなのよ、太陽が昇ってて。あち~~~!
時々、同じシーズー犬を飼っていらっしゃっる方とお会いするんだけど、
「5時台じゃなきゃいけないんだけどねえ、気が付いたらコレよ」ってね。
マリリンも、ノビてるわ。

昨日は、相変わらずひっくり返って「新・平家物語」の2巻目を読んでたら、先生から
TEL。
「藤沢迄出てきませんか?」
「私が藤沢に着くまでは、ちょっと時間がかかるわよ」
「それなら桜ヶ丘」
「OK 30分くらいで行けるはずよ」。
さあ、それからの支度の早かった事。
顔にちょっとファンデーション様上塗りをパシャパシャ、口紅さっと塗って。粉はもう
10年以上つけてないわ。あれは、ムラになったら見苦しいからねえ。それに、お化粧
してま~す!って感じでしょう? 
ズボン(パンツって言えない古い女です。下着みたいで)替えて、上に白のブラウス羽
織って、バッグには辞書・ノート・筆記用具この3点は必ず持ち歩く。ハンカチ・携帯
電話を押し込んで、GO!電車で、ぴったり30分で到着よ。

桜ヶ丘っていったら行く喫茶店があって、そこでランチとりながらおしゃべり。
「Reiko-san , Mire! cucaracha esta alli ! Sabes cucaracha ?」って、上のほうを指
さしてるのよ。見たら大きなゴキブリが壁を這ってたの。
「あ~、太郎ね。今日はこんなところまで来てたのね」
「怖い?」
「ぜ~んぜん。人間が絶滅しても、彼等は生き延びる。北欧では、結婚の時に、つがい
であげる国(地方)があるくらいなのよ。繁栄しますように!ってね」
「Asi ?」こういうときは、思わずスペイン語で反応のスサーナよ。
「ねえ、もしかしたら ♪何とか(ここは覚えていない)クカラッチャ クカラッチャ♪
 って、歌なかった?」
「あったわ、知ってる?」って、サワリの部分を歌ってくれたわ。
おかしいわねえ、ゴキブリが歌になって、遠く太平洋を越えた島国に住んでた女の子が
口ずさんでたなんてね。
「マンボNO5」も「NO8」「キエレメムーチョ」「キサスキサスキサス」「ベサメ
ムーチョ」
他いっぱい、ホント12~15才ころだったと思うけど、訳もわからず歌ってたものね
え。ウン、やっぱり縁があったのかもしれないわね、スペイン語と。

それで、フラメンコのお嬢さんたちのレッスンが始まるって、場所を移動して、学習セ
ンターへ。面白いキャラの、やはりフラメンコの若いセニョーラ(奥さん)が来てて、
私のいでたち(ちなみに黒の広~いつばの帽子をかぶって、濃い色のサングラスをかけ
てたのよ)を見て、
「今日はシブイですね」
って言うから、
「何か言いたい事ある? そうだ!これをなんて言う?スサーナ、エスパニョール?」
もちろん教えて下さったわ。声のトーンを変えれば「文句ある?」になるのよ。
日本語みたいに、いろ~んな表現はないから。辞書には載っていない表現を折りに触れ
て教えて下さるのよ。幸せ~~~~~。
今回は、レッスンには参加しないで アディオス!

帰りに、あ~~、又本屋へ入ってしまったのよ。駅前の書店へ。
書評で、「面白い!笑える」ってあった、今回の「直木賞」作品を。
芥川賞も直木賞も、どんなに凄い評価の作品でも、単独で買うことはしたことがない、
読んで「文藝春秋」の中くらいだったんだけど、今回の「笑わせてくれる」に、エーイ
買っちゃえ~!にね。短編集だから、表題にもなっている「空中ブランコ」他5~6編。
まず最初の作品で、クスッって笑っちゃった。今日中で終わりそうかなあ。でも、あっ
ちこっちに本が置いてあるから、その場所にある本を読むからねえ。でもフフフ・・・
なんて笑える本なんて、そうそうないから、精神衛生上い~い本だわ。
機会があったら読んで見て。もうそろそろ図書館にもはいってるんじゃない?

今、NHKの「ようこそ先輩」という番組に” 平野レミ”が出てるんだけど、
戦後、彼女のご両親は30人以上の孤児の面倒を見てたんですって。
お料理は「愛」だって。 ウン、まったくそのとおりね。小学生の私が作ってた料理に
も母は、愛が、誠意があるとかないとか言ってたものねえ。
絶対に 母の味は必要ね。今の子ども達にはそれがないから、間違いを犯すのよ。問題
児は、揃って朝食抜き、家庭料理が少ない 家族と一緒の食事風景がないって。

食べるって凄い作業なのよねえ。「どこそこの何々を食べる」ことがステータスだなん
て思ってる人は、オツムが弱い人ね。自分の2本の腕と、脳味噌使え~~~!よね。
さあ、そろそろ豪華な私だけの朝食よ。セニョール・ダンはまだ夢の中だから。  Chau !