私の憂鬱の原因（その１）・・・店長との懇談

今日は、少し前の話しになるけど、店長との懇談の時の事を書きます。

このお店で働く従業員は殆んどがパートかアルバイトです。
それもどうやら半年単位の契約パートかアルバイトらしいです。
で、毎年５月と１１月に上司との個人懇談があるんです。
いつもは本社から人が来て懇談をするらしいんですが、
今回は本社の人の都合がつかず、店長が懇談をしました。
約１週間かけて、従業員ひとりひとりと懇談をしなければならない店長は、
すごく忙しそうでした。

私達惣菜部の順番がきて、仕事の合い間をぬって、みんな順番に事務所に行きました。
戻ってきた人に、「何話したの？」と聞いても、
「うん？別にー」と、みんな言いません。
そして私の番になりました。
私には、以前から店長に言わなければー と思っていた事がありましたー

店　「kokiyuさん、仕事はどうですか？」
私　「はい、毎日楽しくやってます。みなさん可愛がってくれますしー」
店　「それじゃあ、特に大きな問題はないんですね。」
私　「・・・はい。」
そして、半年働くと言う契約書にサインをして印鑑を押すのですが、
そこで私は店長に聞きました。
私　「この契約書って、絶対に半年はここで働かなくてはいけないんでしょうか？」
店　「え！そんな事はないけど・・・kokiyuさん辞めるつもりなの！」
私　「いえ、辞めたくはないです！辞めたくはないんですけど・・・
　　　実は面接の時にも言いましたが、私には養護学校に通う娘がいます。
　　　その養護学校で来年、職場研修があるのですが、
　　　その研修場所を親が捜してこないといけないんです。
　　　でも聞いたらこの店では職場研修は一切お断りだそうでー
　　　だとしたら私は娘の研修先を他に探してこなければなりません。
　　　でも、いきなり見知らぬ所に頼みに行ってもそんな事聞いてはもらえないでしょうー
　　　だから、私は娘の研修先を見つける為に、
　　　娘が行けそうな仕事先で働く事になるかもしれません・・・」
（詳しくは以前の記事コチラで書いてます。）

数年前までこのお店は確かに職場研修を受け入れていました。
私はそれを知っていました。
だからこの仕事を選んだ時、
”もしかしたらオシメも雇ってもらえるかもしれないー”
と言う下心があったのも事実です。
だからこそ、私は人一倍仕事をしてきました。
”この人を失うのは困る。娘を受け入れることで、
　この人がウチの会社にいてくれるのなら、その条件を飲もうー”
と思ってもらえるように。とー
でも２年前、職場研修の最中に事故があり、
それ以降、この会社では一切の職場研修を断るようになっていた。ということを、
私はつい最近まで知らなかったんです・・・。

店長はイロイロと話しを聞いてくれて、もしどうしても研修先が見つからなければ、
本社に頼んでみるーとまで言ってくれました。

とりあえず、今すぐ辞めるワケではない事。
でも、そういった理由で、
急に辞める事になるかもしれないと言う事を覚えておいて欲しいーと
店長に話して、私は契約書にハンコを押しました。

コレ以降、私は、もしかしたらこの仕事を辞める事になるかも・・・
と思うと、以前ほど仕事に打ち込めなくなってしまいました。
店長にしか話してないことです。当然リーダーも何も知りません。
リーダーから何か責任のある仕事を頼まれると、
（今私がコレを受けてしまうと、
　もし突然辞める事になったら皆に迷惑が掛かるのでは？）
などと考えるようになってしまいましたー

私としては、初めから下心があったとはいえ、今の職場が好きです。
時給は決して高くはないけれど、
人間関係も悪くないし、お休みもかなり融通が利きます。
仕事内容だって、やっとだいぶ出来るようになってきたところです。
目指せお局！と、毎日楽しくやっているのに・・・
仕事が楽しければ楽しいほど、人間関係が良ければ良いほど、
もしかしたら、ここから出て行かなくてはならないんだ・・・と思うと、
逆にそれが、とても辛く感じるようになっていましたー


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↑頑張ってきただけに、辛いこともある・・・。
　この時点で私は少しずつ気持ちが乱れ始めていたのだと思いますー
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↑とっても親身になって聞いてくれた店長ですが、
　この会社は人事異動がとても激しいんです。
　ウチの店もわずか５年の間に店長が３人も変わっています。
　今の店長も、いつ変わって行ってしまうかわからないー
　そして、次に来た店長が本社に交渉してくれるとは限らないんです・・・
　だから、店長もアテには出来ません・・・。
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