きみどりの窓

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【N】EF58を整備する

2019-05-04 | 工作室
中古で入線したゴハチを整備しています。
ネットで調べてみたところ、どうやらこの製品は1979年の製品のようです。
KATO製の初代EF58。今年で40年、もちろん昭和生まれ。

とにもかくにもまず分解。

写真1. フレームが・・・

ひび割れをどう修復しようかと少しいぢっていたらフレームが折れてしまいました(涙)

はい、自己責任です。
これで完全に返品できなくなりました(笑)


写真2. 骨接ぎ

折れた部分を接ごうとしたところ、折れた側のフレームがわずかに長くなってしまい、左右のフレームを固定するねじ穴が一致しなくなってしまいました。
そのため折れた部分をヤスリで削って長さを調整して接着。
接着剤はセメダインスーパーXを使用。

車体幅方向に膨らんでくるのでクランプで固定して一昼夜放置。
どうにか繋がってくれたようです。


写真3. にぎり棒

欠損しているデッキのにぎり棒はKATOのパーツ。おそらく近年の製品用のでしょうが、はたして40年前の製品にも使えるのか不安はありましたがダメ元で購入。
このパーツ、にぎり棒が30本(7.5両分)入っています。消耗品のように使えます(笑)
閑話休題、40年前の製品にも使えました。

せっかくなのでヘッドライトをLED化してみることにしました。


写真4. きらめきライト

使用したのは美軌模型店の「きらめきライト・水平型」。
送料無料に釣られて購入したのは10個入り、5両分ですね。
このゴハチ以外にも、紹介済みのEH10などのヘッドライトも交換してしまおうという腹積もりです。

写真5. 麦球と交換

製品のEF58には麦球のヘッドライトユニットが使用されています。
このユニット(基板)をそのまま流用しようと麦球をLEDユニットに交換しました。
この「きらめきライト」はそのままでも極性がありヘッドライトとして使えますが、今回は元ユニットのダイオードはそのままにしました。
 
ユニットがそのまま使えるので車両側の改造は無し。
この手法はEH10他にも使えるぞ、と内心ニタニタしています。

写真6. 交換前

交換前、麦球での点灯状況です。

写真7. 交換後

こちらが交換後。
麦球の方が色味は良いのかもしれませんが、麦球はマスコン全開でないと明るくならないのが難点。
LEDはハーフスロットルでもそれなりに明るく光るのが良いところ。
色味はオレンジ色のクリアを塗るなどの対策があるようで、後日対応する予定です。

ヘッドライト重視の写真ですが、にぎり棒もこんな感じになりました。
にぎり棒も何色かに塗る必要がありますね。で何色だ?


写真8. ケースも整備

にぎり棒も付いたので、ケースのスペーサ―を作ってみました。
これでケース内で暴れることもなく、にぎり棒も折れたり取れたりしないでしょう。

肝心の「走り」ですが、とりあえず問題なし。音も「普通」になりました。

上記のヘッドライトの着色の他、整備メニューはもう少し残ってますが、とりあえず人前に出せるようになりました。


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