きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

東京の交通100年博

2011-09-10 | 散歩
本日、「東京の交通100年博」を見に行ってきました。
この催し、都営交通100周年を記念して年江戸東京博物館で開催されていたもので、本日(9月10日)が最終日でした。

最終日ということで混み合っているかな、と思っていましたが、開館直後の入館だったせいかそれほど混み合ってはいませんでした。

展示物は館内と屋外にあります。
館内には、都営交通100周年ということで、車両模型や都電系統板など都交通局所蔵品がメインで100年の歴史を振り返るよう年代別に展示されていました。

残念ながら、館内は写真(もちろん動画も)撮影禁止です。

写真1. 旧東京市電ヨヘロ1形実物大模型

これは、例外として記念撮影用として撮影が許可されていました。
皆さん、電車(模型)を背景に記念撮影をされていました。
今回、息子2人を連れていったのですが、2人とも逃げてしまいました(笑)。

今回の目玉は都電6000形と函館市電のササラ電車の実車展示です。
これらは屋外の駐車場エリアに展示されていました。

写真2. 東京都電6086号 実車

こちらは撮影OKでした。

写真3. 6086号車内

車内にも乗り込むことができました。

写真4. 函館市電ササラ電車

こちらは函館市電で現役(?)で活躍するササラ電車です。
もとは東京市電のヨヘロ形ということで、今回「76年ぶりに里帰り」だそうです。

写真5. ササラ電車の床下は・・・


東京都交通局100周年ということなので当然なのかもしれませんが、「東京の交通・・・」と銘打っていながら展示物は都電、都バス、都営地下鉄、舎人線・上野モノレール等。
国鉄(省電)や営団地下鉄等にはまったく触れていませんでした。
(期待もしていませんでしたが・・・・笑)

それはともかく、古い時代の電車やバスの模型などは、模型そのものもその当時に作られたものが多く、都交通局で保管されているんですね。
そう言えば最近の電車の模型は見かけませんでした。
経費の削減などで作っていないのでしょうか。
仮に50年後に「150年博」をやる際には、「平成」時代の模型は無く、写真のみの展示になっているのかな、などと考えてしまいました。

最後におまけを。
こちらは今の東京都電(荒川線)。

写真6. 都営8800形電車

(王寺駅にて)
これも本日撮影しました。