すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

グレーゾーン児の就学に向けての行政からのアプローチ

2017年08月11日 | ぐり5歳~6歳
保育園から 就学に不安がある児童として 学校側にあげられていたムスコ5歳。 保育時の視察や発達検査、 保育士さんからの聞き取りなど 着々と進めていただいていたようで (園長先生から いろいろあるんで 病気ケガ以外では休ませないようにしてくださいねと通達を受けてました)、 結果を報告しますと連絡がありました。


もうね~ 1歳半検診からもうずっと 遅い遅いと言われ続けてるとね~ 正直、 なんでうちのこのかわいい子のほうが おたくの決めた基準に合わせないといけないんですか? と 親は若干うんざり気味になってましてね~


就学時期を選べたらいいのにな~ うちの子は モノゴコロつくまでは保育園留年でいいんだけどな~ 


3歳児検診後には ほぼ1歳分の遅れがあると言われていましたが、 成長が止まっているわけじゃなし、 ゆっくりでも成長してるなら ほっておいてほしい (いや、 してあげられることはしてやってほしいですがね)。 オトナになったら 24歳も25歳もかわらんやろ、 とふてくされ気味に行ってきました。



そしたら、 発達度検査では なんと年齢平均ど真ん中。 支援も普通級に配属される低学年支援員の先生に ちょっと多めに目をかけてもらうくらいで行けそうです、 とのこと。

検査前に受けたほうがいいと言われていた 就学に向けての親子教室みたいなものにも行かなくていいそうです。


追 い つ い た ! !

かどうかはわかりませんが (授業や学校生活についていけるか、 などは 始まってみないと分からないことだから) ムスコの発達関係の面談の中では 過去いちばんいいおはなしでした。

 開花!!
 


弱い面はまだまだのこっているそうです。

 ・ 言葉面 (伝えたいことがうまく言語化できていない) → ここがいちばんの支援ポイントになる

 ・ はじめての状況に弱い (まわりの子の動きを見てから動くので 初めての状況ではまわりの子があてにならないからかなと)

 ・ カラダの使い方がぎこちない (まあ、 医者に発達性協調運動障害と言われたくらいですしね)


長所としては

 ・ 数字や図形などの算数的な能力が高い → 算数が得意な子として 居場所を見つけられるかも

 ・ つねににこにこして 機嫌がいいので、 言葉が伝わりにくくても トラブルにはつながらない (この点は園長先生からもお墨付き)


就学までに家庭でしてほしいことは

 ・ 絵本の読み聞かせや会話の練習などで 語彙力・会話力を養う

 ・ ひらがなの習得で差がつくと のちのちまで引きずるので ひらがなまでは家庭で

だそうです。



面談していただいた市職員の方に 「いままでがんばってこられましたね」 とねぎらっていただき、 ちょっとなみだがでそうになりました。 むこうにしたら 親に都合のいい話はしてやれるわ 特別に予算を申請しなくていいわで おいしい仕事なんでしょうね (などと ついかんがえてしまう ひねた母親)

なんでも もう一組 おなじ状況の親子が園内にいるそうで、 そちらはかなり逃げ腰らしく 面談もいつになるやら・・・ みたいなカンジらしいです。 いままで うちの子だけかとおもっていたので たぶんそちらは 最近になってはじめて どうも発達が・・ みたいなハナシになったのかもしれませんね。

そうおもうと 3歳検診から ちくちくとグレーゾーンをゆっくり歩んでくることができて、 そのあいだに あるていどいろいろと覚悟はできたし、 この道をムスコと歩いてこられてよかったのかもしれません。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする