すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

思い出のマーニーを観ました

2014年08月23日 | 本 漫画 映画
超繁忙期をなんとかやり過ごして、 ちょっと一息モードのわたしの職場。


もっぱらの話題は 「いかにじぶんが疲れたか」 「カラダをこわしてるか」。


「こげさんも 家庭があるのに いろいろ無理を聞いてもらって、 お疲れだったでしょう?」

ええ、 まあ、 それはそうなんだけど・・・ とわたしが口ごもっていると、 定年後の再雇用で働いている男性が

「そういうことを口に出さないのも 給料のうちとおもってますからな、 古いですけど」


 そう、 わたしがおもっていたのも ソレなんです。 まあ、 口に出さないけど


とはいえ、 経営者が率先して グチグチ言うんで、 ほかの人が言うのも しかたがないんですけどね。





さて、 思い出のマーニー。



中学生くらいの設定だし、 思春期ものっぽいので、 ムスメには早いだろうとおもっていたのですが、 ムスメの強いリクエストで観に行くことになりました。



案の定、 ムスメの感想は 「よくわかんなかった」 そうで、 観てるとちゅうもけっこうだれだれになってました。

そもそも 主人公の持っている疎外感や劣等感が 7歳にはまだ理解できないようです。 しあわせなお年頃ですよね~


わたしの出勤が昼すぎになったので、 早朝の公園にあそびにきました。

一昨年は ムスメ(年長)を保育園に送っていって、 そのついでにムスコとよく早朝の公園にあそびに行ったものです。

早朝の公園には、 昼間の公園には出てきにくい外国人の子、 発達障害のある子などの親子連れが ぼつぼついてて、 遭遇すると おたがいびくびくしながら 交流していたものでした。




思い出のマーニー、 オトナにはけっこうおもしろかったです。 というか 地味なんだけど 考えさせられるところがたくさんあって、 こういうのが 「いい映画」 なんだとおもいます。


傷ついていると自認している人は まわりを傷つける権利があるとおもっている残酷さ、 弱さはつぎの弱さに向かう理不尽さ、 他人の不幸でしか癒されない悲しみ、 不満でしかつながれない友情、 白馬の王子様恋愛のもろさ、 そういう大人の世界に気づいた少女のとまどい・・・・


正直、 終盤の謎解き要素はいらなかったとおもいます。 マーニーがだれかわかって 急にいろいろ矮小化されてしまったような・・・・ トトロみたいな 「弱ったヒトにはだれでも見える存在」 でよかったのに

 

つぎは 3Dドラえもんかしら・・・・
コメント
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