すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

より高く跳ぶ

2012年04月20日 | はぼ5歳~6歳
ムスメが年中さんになって半年ほど 保育園の玄関でのおわかれができずに 部屋までついていってやってました。

年少さんのときには ひとりでお部屋に行けていたので、 まあそのうち行けるようになるだろうとたかをくくってましたが、 夏になってもあいかわらず玄関でぐずぐずもにょもにょ 「きょうやすむ」 とか 「いえにかえる」 とか。

まわりのお友達は だいたいみんなひとりでお部屋に行けるようになってきて 残るはうちのムスメともうひとり、 こももちゃん (仮名)。


こももちゃんのほうが頑固で 登園後30分ほども玄関でお友達を見送りながら泣いて過ごし、 キレそうになったおかあさんから

「お部屋に行くか いまここで消えちゃうか、 どっちかすぐにえらびなさい! おかあさんはどっちでもとにかく仕事に行くわよ!」

毎朝存在をかけて ハムレットのごとく苦悩嗚咽。 To be, or not to be ----that is the question.



わたしは内心 うちのムスメもひどいけど あれよりはマシだから がんばろう、 と防波堤のようにおもっておりました。


夏が終わるころ ちょっぴり成長したムスメが 「まま、 きょうはひとりでおへやにいく」 と言ってくれるようになり、 一度行くと お部屋のみんなに拍手で迎えられ 翌日からはさっさと上がっていくようになりました。

おそらく こももちゃんもそのあたりで下足番を卒業したものとおもわれます。




やっと みんなが越えたハードルを 時間はかかりましたが 越えていったふたり。


ところが、 おなじようなレベルだとおもっていたふたりに差がでてきました。


こももちゃんは 朝玄関で ムスメや年下のお友達に会うと 手をつないでお部屋まで連れて行ってくれるように。



すっごい成長ぶりです。 おなじような高さのハードルだったはずなのに、 こももちゃんはさらに踏み切りの地面を掘り さらにハードルを上げて、 うちのムスメより高く跳んでいたんですね~ (はぼは人より時間をかけて飛んだだけ・・・・成長のチャンスをのがしました)


What a piece of work is a man! ニンゲンとはなんという傑作だろう!



BSのD-Lifeで 「ザ・ファッションショー 若きデザイナーたちのバトル」 というリアリティー番組をやってます。 「Run Way」 みたいなデザイナーの勝ち抜き戦で 毎回ベストとワーストが選ばれます。 最下位1人は脱落してあとがないんですが、 ワースト2位だったデザイナーは 次回ベスト組に入ることが多いです。

叩かれて そこでなにかを学んだ人が つぎに飛躍するんだなあといつも見ています。
コメント
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