「奴ら、もう勝ったつもりでいるようです。」「ならば教育してやるか。」

2010-10-29 21:05:43 | Red Orchestra

昨夜、クラン員で分隊を編成しRed Orchestraへ出撃。
指揮官yukky、以下pes・moja・toppo・ryuzakiの5名。

西部戦線にてドイツ軍側で従軍し、オマハビーチで対米軍の上陸阻止戦に参戦して、
戦争映画プライベート・ライアンで登場したラメル市街戦MAPで勝利した後に、
戦車戦MAPになったので全員戦車兵に。

我がクランはみんな戦車戦が大好きである。
良い戦車に搭乗できるように、俺が俺がといち早くMAPに突入する。
そんなとき、クラン員ryuzakiから「キングタイガー確保!」の報告を受け、ryuzakiの元に向かう。




キングタイガーというのは第二次世界大戦中のドイツ軍に配備された重戦車のあだ名で、
制式名称をVI号戦車ティーガーII、ティーガーB型、などと言う。
キングのあだ名に相応しい装甲と火力を有した重戦車であり、500輌近くが生産され実戦配備されたが、
なんと敵戦車砲が正面装甲を貫通した事例は1発たりともないという実績を持ち、
その戦闘能力は第二次世界大戦中に登場した数多くの戦車の中でも最強クラスである。

ryuzakiは操縦士、俺は戦車長兼砲手として乗り込んで出撃。
カリスマドライバーであるryuzakiとはよくペアで戦車に搭乗するので、
今日もまたいつも通りな感じで、戦車内で雑談でも交わしながら、
他のクラン員からの報告なども受けつつ前線まで走行する。

せっかくのキングタイガーという最強クラスの戦車に乗っているのだから、チームの為を考えても、
最も激戦となる区域に向かうべきと考えてMAP中央部へと一直線に向かう。
この戦車の性能を最大限に活かすには、こそこそと隠れて大事にすることじゃない。
敵戦車と最も多く正面からぶつかる機会を得るように運用することである。




前線では大暴れに大暴れを重ねた。
村の拠点を奪取し、敵陣へと続く街道の傍ら、緩やかな起伏の上に陣取る。
ここから眺められるのは周囲の平地、街道、そして800m先の森林。
見晴らしがよく、敵戦車の接近は許さない地形。
敵戦車はこのキングタイガーを撃破する為には、何百Mも先から視界に捉えられる為に、ロング・レンジ戦を強いられた。
これこそが狙いである。

戦車砲というのは遠距離から撃つほど速度が低下し、威力も減衰する。
つまり遠距離戦となれば、はるばる減衰してきた敵の砲弾はキングタイガーの重装甲を貫通することはかなわず、
そしてキングタイガーの強力な8,8cm砲は、連合軍戦車を1km以上先から撃破することができた。
完全なアウト・レンジ戦法である。
また陣とった緩やかな起伏が盾となり、近くで見れば緩やかでも、何百Mも先から見ればけっこうな壁となってくれる。
少し後退するだけで敵戦車の視界から起伏が遮ってくれるからだ。
これにより、連合軍戦車を次々に血祭りに上げる。

平均交戦距離は600~700M、遠い時で1000M超。
このような距離なら、下手な砲手は当てることすらかなわず、当てたとしても装甲を貫く威力を砲弾が保ってはいない。
しかしキングタイガーの火力は装甲の脆弱な連合軍戦車を遠距離からでも次々と貫く。
俺自身、遠距離射撃の正確性には自信があるのも相俟って、
「3つ・・・4つ・・・5つ目!」とアム○・レイの名シーン数え撃ちのような状態になった。
12機のリック・ドムを殲滅するような気持ち。


しばらくそこで敵戦車を狩り続け、砲弾を撃ち尽くした為に補給に後退する。
後方の村で砲弾を補給するも、なんとそこには敵の米兵が忍んでいた。
補給を完了し出撃しようとすると、背後から米兵によりバズーカを撃ち込まれ、炎上するキングタイガー。

まず操縦席に火がまわり、先にryuzakiが焼死してしまった。
足を失ったキングタイガーはその場に擱座し、これはチャンスとばかりに敵戦車に囲まれバコバコと撃ちまくられる。
しかし炎上して足を失ってもなお、装甲が敵戦車の主砲弾を弾きまくったので、俺は脱出することをせず、
死ぬまで主砲を撃ち続け1輌でも多くの敵戦車を道連れにしようとした。

その内に火は砲塔まで及び、弾薬庫に引火、爆発を起こし俺も戦死。
MAP開始から35分以上も敵戦車を狩り続けたキングタイガーはとうとう撃破された。
しかし多数の命中弾を受けるも全て弾いた為に、戦車砲による貫通弾は1発もなく、
戦闘不能の決め手となったのはたった1発の歩兵のバズーカのみである。
史実と同じか・・・。


終わってみれば、敵戦車の総撃破数はなんと26輌
単騎で26輌とは、敵戦車隊にとっては悪夢のような戦闘だったに違いない。
史実でも、ドイツ軍の戦車エースのミハエル・ヴィットマンが単騎で27輌の戦闘車両を撃破した戦闘が有名だが、(ヴィレル・ボカージュの戦い)
それに近しい大戦果である。
俺の長いRed Orchestra人生の中でも、たった1輌で26輌を撃破したのは初めて。
さすがカリスマドライバーryuzakiである、彼とのペアでなければ成し遂げられなかった大戦果であろう。

きっと敵軍にとっても、今回の戦いは、連邦軍の白いモビルスーツに遭遇してしまった気分だったに違いない。
鉄十字勲章モノだな!
来年に出る予定のRed Orchestra2でも、クラン員と共にこのような戦車エースたる活躍をしたいもんだ。


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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-10-29 22:01:18
1
酒の肴にブログ読んでるから
この調子で毎日更新してくれ
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Unknown (ryuzaki)
2010-10-30 00:20:03
おお、なんかカリスマドライバーになってる!

早く2がやりたいなー
返信する
Unknown (ゆっきぃ)
2010-10-30 22:16:08
>>毎日更新してくれのUnknown
毎日はできないけど、がんばるよ!

>>ryuzaki
そうだね。
2でもカリスマっぷりの発揮をよろしく。
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