そうりゅう型潜水艦をオーストラリアに輸出の可能性

2014-05-31 22:18:13 | 軍事ネタ

潜水艦めぐる日豪協議、年内の締結視野も課題山積
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0E82LD20140529


日本の武器輸出三原則が緩和されたことにより、
オーストラリアに日本の潜水艦が輸出される可能性が出てきた。
ターゲットは海上自衛隊の通常動力型潜水艦「そうりゅう」型だ。

先日に救難飛行艇のUS-2をインドに輸出することで合意したことは話題となったが、
これは自衛隊の装備とはいえ武装が無いものなのでまだ穏やかであり、
次にいきなり潜水艦となるとまた話が違ってきそうではある。



海自HPより、そうりゅう型潜水艦

潜水艦というのは現代兵器の中でも特に機密性が高い兵器である。
潜航中の潜水艦を探知することは現代技術を以てしても難しく、
不意に接近を許せば空母であっても損害を受けかねない、
依然最強のステルス兵器と言われているのである。

日本の海上自衛隊戦力はイージス艦が目立ってはいるが、潜水艦にも力を注いでおり、
潜水艦戦力を従来の18隻体制から24隻体制へと増強することも発表されている。
日本はいくつもの島嶼地区や海峡を管理しなければならず、
海は広しといえどそういった地形では船が通るルートが限定されるので、
まさに潜水艦の待ち伏せ作戦が活きる条件が揃っているのだ。


オーストラリアと日本の地勢的条件は似ており、
領海内の島嶼地区を防衛する上で潜水艦による封鎖作戦は合理的である。
また他候補のドイツやスウェーデンの潜水艦は日本製と比べると著しく小型である。
両国の潜水艦はともに水中排水量が2000t以下であるのに比べ、そうりゅう型は4000tを超える。
サイズの違いは武装や航続性能、作戦可能日数に影響してくる。
地勢的条件が違うので、陸地が近いバルト海や北海で活動することを前提にした小型潜水艦ではなく、
太平洋のような広大な海域で活動することを前提にした大型潜水艦を欲しがっているということだろう。
それならば日本のそうりゅう型が条件に合致しているというわけだ。

アメリカやイギリスなどは全潜水艦を原子力艦に置き換えているので、
大型の通常動力型潜水艦を建造している国は日本しかないのだ。


日本の最新型潜水艦の技術を輸出することに対しては慎重な見方もあるだろう。
アメリカ議会がF-22戦闘機の日本への輸出にストップを掛けたことと同じである。
しかしオーストラリアと日本は共に環太平洋国家として、
また周辺国への圧力を強めている中国に対して、
安全保障面や防衛産業での連携を加速させるメリットがある。

安部首相は今、オーストラリアだけではなくASEANなどとも
安保や防衛面での協力関係をさらに具体的に進行させていく方向をとっている。
インドネシアやフィリピンやベトナムに巡視船を供与することも検討しており、
そういった確実性のある手段を視野に入れ、かつ集団的自衛権も国会で審議中である。


諸々を見れば、対外的に見て今の日本はこの戦後70年間で最も変化している時期に思える。
今後どのように動いていくか非常に楽しみである。

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トロピコ5で軍事政権、打倒さる

2014-05-28 20:10:02 | その他ノージャンル

前回記事 に引き続き、最近トロピコ5をプレイ中。
ようやく勝手がわかってきた。

トロピコシリーズの経験者に言わせれば、今作は前作までよりだいぶ変化があるらしい。
外交の重要性が上がって政治ゲームの色が濃くなったんだとかなんとか。
その点、シリーズ初体験の俺は先入観なく入ってる状態なので得してるのだろうか。
外交も歓迎ですよ、そんなゲームばっかりやってきてるからね!




序盤においては国民の満足度を上げることに慣れてきて、
植民地時代の宗主国からの独立は全く問題がなくなってきた。
一度宗主国を怒らせて軍隊が上陸してきたことがあり、
そのせいで滅亡したこともあったが、なあに怒らせなければ良いわけよ!

独立して世界大戦時代に入ると、連合と枢軸の二陣営の狭間で立ちまわる。
おそらく気のせいではないと思うのだけど、連合と枢軸で貿易対象が違ってるような?
連合は食料や宝石などの贅沢品などを買ってくれて、枢軸は鉄鋼や木材などの資源を欲しがる気がする。

どちらの陣営に与することもなかったが、鉄や木材の加工品の方が高く売れるので、
結果として枢軸との関係を重視してプレイしたと思う。
いやあ、他国が戦争してると儲かりますな。
戦略資源を輸出して、死の商人ってやつか。


この時期に法律を制定できるようになるので、自由気風な南のリゾート国を目指していたこともあり、
あまり軍事施設を大量に作りたくないってことで職業軍人制(Professional Army)を実施。
高等教育を受けた少数精鋭の兵隊ってカッコイイじゃない?南国だしSEALsみたいで。
と思ったんだけど、これがミステイクだった。

高等教育が必要ということは、育成に時間がかかるということで。
ひょんなことから反乱が起こり、それの鎮圧に向かわせると、当然戦闘となり消耗してしまう。
そして立て続けに反乱が起こると、さっきの戦闘で消耗した兵が補充されていないのだ。
なので鎮圧に向かわせる兵力が追いつかなくなり、結局プレジデンテの宮殿がクーデター軍に制圧されてしまいゲームオーバーに。

それに戦闘で消耗しなくても、高等教育を受けた人員が企業で働かず軍隊へ行くと、
民間企業に高学歴者が不足し産業と経済に悪影響となることもわかった。
内政や勅令でもっと高学歴者の輩出効率を向上させれば十分に余るものなのかもしれないが、
とりあえず我が国で高等教育を受けた者は限られていたので、それらを軍隊に回すという選択肢は正解ではなかった。

なので次は徴兵制(Conscription)を実施。
これなら教育を受けていない若者も誰でも軍隊に入れるので消耗しても補充が楽だし、
教育を受けた者はしかるべき場所でその才能を発揮してくれるようになった。
うん、やっぱ戦争ってのはバカと底辺がやる仕事だな。


しかし豊富な潜在兵力を背景に各地に軍事施設を建て暴動に備え、
また暴動の元となる反動主義者を早期発見して闇に葬り、
外国から余計な思想を持ち込まれないように入国に厳しい制限を課し、
それらの事実を都合よく隠蔽するようにメディアから報道の自由を奪い・・・
あれ、いつの間にかなんだか閉鎖的な軍事・警察国家になったぞー?
リゾート国にするって話はどこにいったんだろうか・・・。




残念ながら世界大戦が終わり、冷戦時代の到来。
アメリカとソ連が世界中で覇権を争う情勢である。
そしてこの時期の我が国は荒れていた。

我が国の閉鎖的な政策方針が合ってるのか、ソ連と仲良くなり、
また農業や林業、鉱業などの一次産業はソ連びいきの共産主義者と相性が良いらしく、
我が国もハイテクよりはそちらの方がメイン産業だったので、
ものは試しということでソ連と同盟を組んでみることに。
するとソ連からは資金援助がドカッとくるようになり、これは良いね!

しかしこれが西側と仲良くしたい資本主義者たちを駆り立てたようで、
各地で暴動が発生し、アメリカ軍も上陸してくる始末。
それに乗じて工場などでもストライキが発生して経済は停滞する。

全ての鎮圧には成功するも、各地で自由を求めるデモが発生したので、
それに対して戦車を向かわせて黙らせる、これなんて天安門事件?
天安門に反発してまた暴動が発生し、デモ鎮圧に暴動制圧に、軍隊はフル稼働であった。
あまりに暴動が多いので、その前段階で、反動主義者を捕らえて国外に追放するも、
それに対しても抗議デモが(ry


戦闘が発生しすぎてさすがに各地の産業や軍事施設が少しずつ破壊され、
修復しようにも経済がほぼ停滞していて常にマイナス20000~40000ドルぐらいなので修復費用もなく。
そのまま回復もできずに国力が衰退していき遂には宮殿すらも守れなくなってゲームオーバーである。


うーむ、独裁者は結局自国民に殺されるのだな。
一応共産主義者や軍国主義者からはかなりの支持を集めていたのだけどね。
経済が停滞して回復しようもなくなったのが痛かったので、そこを改善すれば、
このような閉鎖国家でももう少し生きながらえたかもしれない。

せっかく宇宙技術や空母技術を完成させたところなのでそれらの要素も試したかったし、
なんなら冷戦時代以降の現代にもいってみたかったのだが、それらの要素は持ち越しかな。
次回こそはもっと自由主義的な国を運営してみるか・・・。

トロピコ5が発売、プレイ開始!よろぴこ!

2014-05-24 20:01:49 | その他ノージャンル

本日発売したTropico 5をプレイ開始。
実はトロピコシリーズは初挑戦なので、
かなりシステム的にまだわかってないところがあるので、
いつものように大層なレビューというわけでもないけど・・・
とにかく遊んでみた感想を書いてみる!

南国の小島で独裁者となり、
国政をしたり街づくりをしたりする箱庭ゲーム。
国のモデルはキューバっぽい。

道路を敷いたり建物を建築するのはシムシティ
一次産業や二次産業を育成したりするのはBanished
内政や法律制定の他にも外交や軍事などをするのはCivilization
それぞれ似てるので、それらのシリーズが好きな人は好きだと思う。




俺自身がシリーズ自体初心者なので、あまり深いことは書けないけど・・・。
それでも遊んでみた感じ、けっこう楽しい。
やることが色々ある。

ゲーム序盤は住民の家を建てたり働く場所を建設したりしながら、
斥候を出してエリア外へ探索する必要がある。
そうすることで資源とかを発見できて、開発すると利用できたりするのだ。

今作からマルチプレイが搭載されたので、
マルチプレイだと資源の取り合いとかにもなったりするのかな。
その辺りでけっこうCiv経験が活きてきそうな・・・。




自分の国で作った農作物や資源は輸出できる。
こうすることで外貨を獲得できるのだ。
資源類は加工すると相場がハネ上がるので、手間はかかるがやる価値がある。
技術研究を進めて、学校を建て、国民の教育レベルを上げて、
工業施設を建設しないといけないのでけっこう大変なんだけども。

ゲームはどこか大国の植民地状態からスタートするので、
搾取されたり支援されたりするので宗主国様のご機嫌取りをしなければならないが、
ゲームが進行すると独立することができるので、晴れて自分の国とすることができる。

その後は外交要素も多少出てくるのだが・・・。
世界大戦中という設定らしい。
連合国枢軸国の二陣営が覇権を競っている情勢らしく、
その狭間で中立国として両方のご機嫌取りに動くのか、
それともどちらかに肩入れするのかの選択を迫られる。

どっちを立ててもカドが立つ場合もあるが・・・。
仲良くすると貿易面で便宜を図ってくれるようでメリットもある。
鉄やボーキサイトが高値で売買されてるときは、
やっぱ戦争中はこういった戦略資源が必要なのだなーとか
勝手に想像したり。




せっかく世界大戦中という設定なのだから、
両方のご機嫌取りなんてスペインやトルコのようなプレイはやめて、
おもいっきり枢軸国に肩入れして戦争プレイを楽しむぜ!!
と意気込んで軍備も整えてみたが、連合軍が上陸してくる前に国内で反乱軍が蜂起した。

まあでも戦車もいるし、民兵ぐらい楽勝っしょ?
てな感じで余裕綽々と防衛部隊を展開させ、
敵はプレジデントが居住する宮殿に攻め入ってきたので交戦開始。

市街戦の末にまずは鎮圧に成功するが、周辺施設も荒らされ、
もう少し警戒が必要に思ったので宮殿周囲に防衛塔などをも建てるも・・・。
すぐさま、別の反乱軍が蜂起。

さあ行け我が軍団よ、俺を守れ!!と思うも、兵舎や基地から全然兵隊が出てこない。
どうやらさっきの戦いで消耗した直後なので戦えないようだ。
なにー、軟弱なやつらめ!!

建てたばかりの防衛塔が頑張ってくれるも、奮戦むなしく、
宮殿は反乱軍に制圧されゲームオーバーに。
シビアだな!!


くそ、初プレイはこのような結末を迎えてしまった。
連合だの枢軸だの言う前にまず自国民に殺されるという。
俺はチャウシェスクか!
世界大戦以後も冷戦時代とかあったようだが、とにかくここでゲームオーバーなので、
その先の時代はまだ見ていないし、世界大戦という背景も堪能できていない。
それ以前の問題であった。

うーむ、国民の不満が募ってたのかなあ。
ちょっとは優しい政策をとってたはずなんだけど、
いっそ独裁者らしく血も涙もない秘密警察国家にでもしといたほうが良かったのかな?

敗因としては、連合軍はおそらく海から上陸してくると思い込んでたので、
沿岸部に基地や防衛塔を固めてたことかな。
次回プレイからは都市内部、特に宮殿を守るように、防衛塔や兵舎を配置して、
また兵隊の質も量も向上させて、秘密警察にも頑張ってもらって・・・。
技術を育てると空母や航空機も配備できるようなので楽しみである。




ブログ読者の人に誘われてマルチプレイも体験してみた。
なんか天災が起きまくっててカオスだったけども、
隣国の人が大量に資金援助をしてくれたりして、
これがマルチプレイの醍醐味だと思った!

マルチプレイは4人まででき、Civのようにそれぞれ離れた地点からスタートするので、
勢力圏が触れ合う辺りでもしかしたら領土や資源を巡る競争が起こるのかもしれない。
防備がシングル以上に重要な局面もありそうだ。
でもリゾート国家とか軍事大国とか色々なスタイルの国を見れたら面白そうである。


このマルチプレイはシムシティのようにシングル気分でそれぞれ自由にプレイできるものだと想像してたが、
実際にはCivシリーズと同じで参加メンバーの同時ログインが必要なシステムであった。
Civのようにターン制でもないので、Banishedを複数人でプレイする感覚に近い。
もう少しゲームに慣れたらマルチプレイレポも書いてみたいもんである。

Wargame: Red Dragonでの使用デッキの説明

2014-05-20 18:48:07 | Wargame: EE

五月病明けました。
お待たせ、更新再開。
これからバリバリやってくぜい!!


以前にWargame: Red Dragonでプレイ動画を2つ上げたけども、
それを見てくれたブログ読者さんから、
「使ってるデッキの説明をして欲しい」というリクエストを頂いた。

正直、身内にtoppoとMotokoという世界ランカーが2人いて、しかもその片割れが
最近ランクドマッチでとうとう世界一位に輝いてるらしいので、
そいつらを差し置いて大して強くもない俺が解説するのって嫌なんだけど・・・。

toppo 「yukky大して強くないのにブログだと態度でかいよねw」
Motoko 「ぷげらわろすwww世界ランク3位以内に入ってから酸素吸ってほしいわwww」


とか言われてるかもしれないことが怖い。
でもせっかくのリクエストなので、やってみようと思いますっ!
※注 実際の2人はこんなキャラではありません。

ちなみに以前に上げた動画記事は以下。

Wargame: Red Dragonで初めての海戦を実況してみた
Wargame: Red Dragonでガチめの2on2、試合動画をアップ!



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まず使ってる軍隊は仏独混合の欧州合同軍(Eurocorps)である。
上からいこうか。


兵站のとこは補給車を2スロットと補給ヘリも入れて補給重視。
実際に使い切ることはあまり無いけど、撃ちまくりたいんです。
ただ補給車を減らしてFOBを増やすのも良いなと最近思ってる。(砲撃の使用場面が多いので節約してもFOBがよく切れる)
コマンド歩兵も入れたいのだけど枠足りてない。
歩兵に占領させなきゃいけない場面ではチームメイトに任せています。
まあクラン員とプレイしてるからね、役割分担だよね。

歩兵はわずか10ドルで出る安歩兵で視界をとっていく感じ。
元々はこいつ目当てにアメリカ軍デッキからEurocorps使いになった。
安心して使い捨てられるが弱いので、普通の歩兵戦能力を期待する場合は、
Jagerを主力歩兵として位置づけている。
あとは火力支援用の歩兵と、特殊部隊、対戦車歩兵を1枠ずつ。
対空歩兵はなし。
また俺はヘリボーン歩兵の使い方が下手なのであえて入れてない。
速攻とかで欲しい場面はあるけどね、そういうのはクラン員に任せてる。

サポートは対空兵器偏重。
ROLAND3は優秀で2枠も入れてるが、レーダー探知なので、
アンチレーダーミサイルに制圧されないように細かくオン・オフするか、
それがめんどくさいときには性能は劣るが45ドルの方を使う、こっちは赤外線式なので安心である。
VDAAは速力を活かして装甲部隊に随伴させて敵ヘリへの牽制に使ったり、MAPの端っこや後方で警戒させたり。
主力ではないがこういうユニットが便利な場面は多い。
砲撃ユニットはフランス軍のCAESARで、こいつはかなり強い。
155mmの重砲で目標切り替えも早く、そして散布界の狭さ。
敵ユニットの位置を暴露させてこいつで潰していくという、コストキルに大いに役立つ。
なのでクラン員とチームを組んだ場合、俺はこいつを最初から出して砲撃支援をしたりする。
戦術の根幹ユニットである。

戦車は35ドルのレオパルト1A2と95ドルのレオパルト2が主力。
レオパルト2は同じのを2枠も入れてる、汎用性高い。
守りは35ドル、攻めは95ドルのほうかな。
基本はこの2種で戦い、高級戦車がどうしても欲しいなという場面で、
145ドルのレオパルト2A4を出していく感じ。
170ドルの2A5でないのは、出せるユニット数的な問題である。(4両と2両の差がある)
柔らかすぎて案外使わないのでAMX-13は抜いても良いかもと考えてる。
レオパルトの装甲を盾に使い、後ろから車両枠の対戦車ミサイル車両で撃つことが多いからだね。

偵察は純粋に3種、軽車両とヘリと歩兵だけ。
正面は軽車両とヘリで観測し、偵察歩兵を側面から敵後方に浸透させる。
偵察歩兵のステルス性に着目すると、使い方によってはとても強力で、
うまく浸透させるとなかなか発見されず敵ユニットが丸見えなので、
偵察歩兵を浸透させてCAESARで砲撃して後方の敵ユニットを潰していくことが多い。
とても強力なコンボ。

車両は対戦車ミサイル搭載車と20mm自走機関砲の2種のみ。
どちらもWIESEL1で、20mmの方は市街地や森林での歩兵戦の火力支援として使うことが多い。
一方的に撃てる距離から敵歩兵をバラバラにする。
対戦車ミサイル搭載の方は、戦車を盾に使って後ろから撃つ感じで。
なぜ50ドルもかけて軽車両ではなく装甲車なのかというと、ミサイルの搭載数である。
10発搭載はなかなか多いので使い勝手が良い。
そして搭載数で選ぶならなぜJAGUARじゃないのかというと、サイズの問題である。
WIESEL1の方が小さいので見つかりにくさ重視。
上手く運用するとかなりの働きを発揮する、打撃戦でのメイン火力となっている。

ヘリは正直申し訳程度。
アメリカ軍ほど強いヘリもないし、攻撃ヘリティーガーのみである。
たまに攻撃ヘリが有効に働く場面はあるからね、そのときに出すのみ。
せいぜいが火力支援である。

ジェット機の内訳は攻撃機と戦闘機を2枠ずつ。
トーネードは通常爆弾で歩兵などを、ミラージュは対戦車クラスターで装甲系を狙う。
Eurocorps使いは対戦車ミサイルを搭載するシュペルエタンダールを運用する人が多いが、
俺は爆撃自体をハイリスクとしてあまり使わないので、攻撃機はごく限定された局面でしか運用しない。
そして対空戦闘機が2枠も入ってる点で、空戦重視である。
ラファールは空戦ならめちゃ強いけど、こいつを出すほどの
目標じゃないならミラージュ2000を浮かべたり。

海軍はほとんど重視してないので自分ではあまり出さない。
CHAM-SU-RIを護衛艦として味方海軍をサポートしたりして、砲撃が必要ならオリバーハザードを出す程度。
対艦攻撃機としてはF/A-18EスパホとトーネードMFGを。
対艦ミサイル4発搭載機のF-111を使ってたこともあったがすぐ墜ちるので、
トーネードMFGも対艦ミサイルを4発搭載しているので最近はこっちに。
スパホは対空戦闘も優秀なので、マルチロール機としてとりあえず買うパターンも多い。


総括すると、このデッキは陸戦の中央で殴りあって敵のユニットを削る役割かな。
敵のユニットを消耗戦に引きずり込み補充の生産を強いてコストを引きつける、コストキルを受け持ってる。
安歩兵を使い捨てとして数出して、固い装甲部隊を前面に出し、殴り合って、
そして優秀な砲撃で友軍に対しても火力支援を提供する。

ヘリボーンでの速攻とかは完全に味方に投げてる。
陸戦はあくまでも正面戦闘用って感じ、鈍足部隊。
歩兵が安いので市街戦もよく受け持つ。
海戦は攻撃機や護衛艦でのサポート程度で、艦船を主力にすることはないね。

特徴的なのはおそらく航空機で、海軍機も入れれば、
空戦で優秀な戦闘機が全部で7機も出る計算になる。(ラファールx2、ミラージュ2000x3、スパホx2)
これは過去に敵の戦闘機だくだく戦術に航空優勢を握られた苦い経験があったからで、
なので航空面に関してこのデッキは制空権争いに特化したタイプである。
対地爆撃は味方に任せることが多い。
砲撃のCAESARと戦闘機のいずれかはスタート時点から購入し、
陸の正面を抑えつつ味方の支援を積極的にすることが多い。


まあ、俺の使ってるデッキの説明はこんなかんじで。
クラン員との協力プレイが前提なので参考にすべきでない点もあるかもしれないけど、
せっかく自由度の高いデッキシステムなので、チームメイトとの役割分担を考えるのは楽しいよね!