タイとカンボジアで国境紛争勃発

2011-04-26 18:26:46 | 軍事ネタ

今月の22日からタイとカンボジアで国境紛争が勃発しており、
4日が経過する今日でも戦闘は継続され、緊張が緩和されていない状況にある。
長年に渡り国境問題となっていた世界遺産プレアビヒア寺院付近の地域を巡っての紛争であり、
同地域は国境未画定地域とされていたが、今までにも断続的に小競り合いが発生していた経緯がある。
タイ側もカンボジア側も相手側から挑発・攻撃を受けたと主張している。

最近、日本や台湾はおろかフィリピンに対しても領土的野心を剥き出しにした中国。
かの国は周辺国ともれなく領土問題を抱えており、
この地域のカンボジアやベトナムなども他人ごとではない為、
いつまでもタイとカンボジアで争っている場合ではないと思うのだけど。
領有議論は今のところ帰着点が見えず、しばらく平行線を辿りそうだ。


今回の紛争が元でタイとカンボジアが全面戦争に突入する可能性は低いと見つつも、
純軍事的に見ると、タイ軍とカンボジア軍ではその規模・質的に圧倒的な差がある。

カンボジア軍の国防費の1億2300万ドルに対して、タイ軍の国防費は51億80万ドルと、
途上国の軍隊同士ながら経済力が桁違いと言わざるを得ず、
その分タイ軍はカンボジア軍に比べれば圧倒的に近代化された軍隊である。
(ちなみに日本の自衛隊の防衛予算は518億ドルほどである。)


カンボジア軍兵士F-16戦闘機

タイ陸軍は総数69万人、アメリカ製のM60戦車やM48戦車を主力に800輌ほどの戦車、
アメリカ製を主体に1400輌ほどの装甲車とよく機械化されており、
105mmや155mmの榴弾砲や自走砲、そして自走ロケット砲など、合計で800門ほどの砲兵戦力を有している。
歩兵火器はイスラエル製のタボールTAR-21を採用しており、アメリカ製のM16シリーズも多く配備されている。

タイ空軍はアメリカ製のF-16戦闘機が約60機、F-5戦闘機が約30機程度配備されており、
特にF-16のほとんどは最新式のAIM-120C"AMRAAM"空対空ミサイルの運用能力を獲得している為、空戦能力は侮れない。
また最新型のスウェーデン製のJAS39"グリペン"戦闘機を10機ほど調達予定であり、一部は実戦配備されている。

この他にCOIN機(軽攻撃機)としてチェコ製のL-39やドイツ製のアルファジェットなどを100機以上配備している為、
自由落下爆弾やJDAMなどの誘導爆弾、AGM-65"マーヴェリック"空対地ミサイルなどの高い対地攻撃能力を有する。


カンボジア陸軍は総数13万人。
ソ連製のT-55戦車、中国製の59式戦車などを主力に650輌ほどの戦車、
ソ連製のBRDM-2装甲偵察車やBTR-60装甲兵員輸送車などの700輌の装甲車、
正確な実数は不明だがロケット砲や榴弾砲が800門ほどあるとされている。
歩兵火器はソ連製や中国製のAK-47等が多く配備されている。

兵器類の実数は多いが、第二次世界大戦時のソ連の対戦車砲やカチューシャ自走ロケット砲など
旧式兵器も多数配備されており、実戦力としては陳腐化が進んでいると思われる。
またカンボジア空軍はろくな作戦機は有しておらず、満足な航空作戦能力はない。


タイ海軍の軽空母「チャクリ・ナルエベト」

以上のように、タイ軍とカンボジア軍では戦力に圧倒的開きがある。
本格的な大規模戦闘になれば戦力差は明らかだが、地形的にジャングル地帯での戦闘となるので、
ベトナム戦争のようにゲリラ戦主体となってもつれる可能性は高い。

また何気にタイ海軍は軽空母とハリアー艦上戦闘機を購入しており、
空母運用国なのが特徴的であるが、紛争地域的に今回の事件で役割はないだろう。
(現在世界中で空母を運用する海軍は9ヶ国しか無く、タイ海軍はその1つである。)

アンニュイな週末

2011-04-23 21:21:40 | リアル日記

こんばんは、ゆっきぃです。
ついさっきの話。
今日は土曜なので、暇を持て余していた俺はいろんな人に声をかけていました。

彼女に電話してみる。
「ごめんなさい、今からママとケンタッキー食べるので後で電話します。」

仕方ない、ゲームでもするか。
クラン員のryuzakiとpesくんに声をかける、「遊ぼうぜ!」
・・・両方ともにシカトされる。
悔しいので両方ともに「好きでしたが嫌いです、他の女探します。」的な謎のメッセージを書き置いておく。

誰も相手してくれないことがわかったので、その後は2chの泣けるスレを見て泣いてたり、
ツイッターで他の人とつぶやき合ってみたりで1時間ぐらいだらだら過ごす。


・・・おっと、Steamチャットでようやく連絡が帰ってきた。
pesくんか。
その内容が、



「他の女探します。」的な書き置きをしたとき、どうやらそれを見てたのは彼女さんだったようで。
そりゃ返事がこないわけだ!
そして迷惑がられた!
どうせなら「他の男探します。」って書いて浮気疑惑させればよかったよ、damn!


あーひまな週末だ。
しかしこういうだらだら感も悪くない。
まあいつもだらだらしてるけど。
誰か構ってください。


- - - - - 21時26分、追記 - - - - -



上記記事を更新したのが21時21分なのに、21時23分にはもう見つけられた、早い。
怒られた。

もう今日は寝ようかな。
おやすみ。

128人対戦だったりする?

2011-04-20 19:52:12 | 新作情報

ロンドンでのイベントで明らかになった「Battlefield 3」の解説イメージやマルチプレイヤー関連を含む新情報まとめ
http://doope.jp/2011/0418210.html


>司令官は128人のうち2人のプレイヤーしか楽しめない上に開発における作業量が多い、
>しかしマルチプレイヤーにはまだ伝えていない戦術/戦略上の新要素を用意する予定
>(※ なお、以前には司令官システムは再登場しないことが明言されています)



いまさらだけど、もしかしてBF3は128人対戦なのかな?
従来通りの64人対戦前提で考えてたので、もし128人対戦だとしたらえらいことだ。

なにせフル規模のクラン戦をやるべく、32vs32の64人対戦なら、
32人以上のクラン員を集めようと思ってたわけで。
まあ大規模戦といえど32人程度ならなんとでもなるなーと思ってたけど、
1クランで64人チームとなると相当の大規模クランじゃないとちょっと揃えられそうにない。

SF時代のSOLとかだったらいくらでも人数が集まったのでいけそうだけど、
今となってはさすがに64人集めようと思ったら気合がいるなぁ。
まあそれでもどうにかしようと思うんで、
たとえ128人対戦であったとしても予定は何もかわらないけど。


あとBF2のときのような司令官システムが無くなることはだいぶ初期から言ってたけど、
どうやらこれに代わる戦術/戦略上の新要素とやらが準備されているらしい。
司令官システムがなくなることは残念だとクラン員と話していたので、
どんなものになるかは楽しみだなー。


大規模FPSクランの運営はSF時代のSOL以来。
色んな意味で楽しみです。

その男、危険につき

2011-04-18 17:46:06 | 日常の駄文

こんばんは、ゆっきぃです。
余震が続き、原発情勢もこれからの復興のことも、
東北の未曽有の大災害はまだまだ予断を許さない状況であるようで。
そんな被災地に我がクラン員のimoutup(妹うp)氏も現地入りしたようです。

彼はそういうサバイバルや救助や自然関係の職業に就いているらしく、
普段から世界中の過酷な環境に仕事で飛び回っている。
ケニアだのアラスカだのロシアだのどっかの熱帯だの。
今回の案件も頑張ってほしいものだ。


関係ないけど、彼は最近PCをぶっ壊したそうです。
しかしそれに先立つ一週間前も確か、ヘッドセットを破壊してたはず。
何を連続で・・・と思うかも知れないけど、それも仕方のないこと。
なにせ彼は、我がクラン一の危険人物であるので。

何度かブログ上で紹介したことがあるので、ご覧の方は既にご存知かも知れないが、
彼はリアルに南アフリカ共和国で生まれた、紛れもないアフリカ人です。
それだけに間違いなくタフガイ、紛れもなく危険人物。

なにせ彼の話を聞く度に、一つ一つのエピソードがまるで武勇伝。
アラスカでクレバスに落ちて生還したとか、ハワイに行く為にカヤックを買ってみたりとか。
アフリカに渡るたびに何人か殺してきていても不思議ではない。

その危険度から幼少の頃より恐れられており、彼が日本の千葉県に移住したことで、
「日本に3つ目の原子爆弾が投下された。」とする識者もいたほどで、このことから地元では、
「千葉県の原爆」、「グラウンド・ゼロ(爆心地)」、「ヨハネスブルグより愛を込めて」
などの異名で恐れられていた武勇伝はあまりにも有名である。




成長した今では大人になり、多少は丸くなって我がクランに収まってくれている。
そのことは、身長180cm以上で体重も100kgに迫る黒人にも関わらず、
名前からして妹キャラなことからも明らかだろう。
おかげで今では我がクランの紅一点という地位に落ち着いている。

しかしそのお陰でもちろん問題もある。
部活や社会、ギルドやクラン、あらゆる団体を見ても、
男性系グループの中に1人だけ女性が混じると様々な問題が発生するのだ。
これは一見年齢層の高い我がクランのケースにおいても例外ではない。

某男性クランメンバーから執拗にやらしいことを言われたり、
しつこく誘われたりといったセクハラ被害を受けているらしく、
名前が「妹」なだけでこのような扱いを受けることに本人はとても困惑している様子が見受けられた。
餓えた男たちの欲望のはけ口にされることに耐えられないという。
一見大人の集団である我がクランにおいても、そんな色んな意味で悲しい事例があるのが現実だ。


どうか、今回の被災地でも頑張ってきて欲しい。
復興支援のはずが、やりすぎていつの間にか「二次災害」、「世紀末の男」とかの異名をぶら下げて帰ってきた日には目も当てられないが、
まああまりこれ以上この部分に突っ込んで書きすぎると、当ブログ自体が不謹慎ブログとして炎上してしまう恐れがあるのでやめておこうと思う。
彼の危険度ゆえにブログが炎上、恐ろしい。


ちなみに彼自身は、当ブログのことを「風評被害」と呼んでいる。

Magickaでベトナム戦争!?マジか!

2011-04-15 18:50:27 | その他ノージャンル



この間、Magicka(マジカ) のベトナムMAPがDLCで出たのでプレイ。
Magickaとは見下ろし型のシューティングゲームというか、そんな感じのやつで、
魔法使いを操りいろいろな属性の魔法を合成したり駆使してクリーチャーと戦うファンタジーなタイトル。

・・・なはずが、そんな魔法使いたちが何故かベトナム戦争を舞台に暴れるという、とてもフリーダムな発想のDLCです。
タイトルイメージ画像は見ての通りBF:BC2のパロディで、こちらもフリーダム。




ベトナム戦争ということで、装備武器といえば剣や槍などが主体だった無印Magickaに比べ、
今作ではほとんどのキャラクターは銃器で武装することになる。
まあ無印のほうでも何故かM60汎用機関銃が出てたし、M60はベトナム戦争を代表する機関銃なので、
今思えばこのDLCへの布石だったのかも・・・。

今作ではさらにM16、AK47、RPD、RPG-7、モシン・ナガン等の銃器が多数と、手榴弾も登場する。
また敵もほぼ全員が銃器や迫撃砲で武装されており、つまり近接攻撃が主体だった無印Magickaに比べれば、
今作の敵は全員が遠距離からの射撃攻撃をしてくるので、難易度は上がっている印象だ。
敵に囲まれればあっという間に蜂の巣にされてしまい為す術もなくなる。


しかしもちろん、こちらは魔法使いなので攻撃手段は銃器にとどまらない。
無印Magickaと同じように魔法は制限なく使えるので、
例えば岩の壁を召喚して銃弾避けの遮蔽物にしたり、
炎を放射してベトコンの潜む家屋を焼き尽くしたり、
相手の迫撃砲に対抗してこちらも榴弾砲代わりに爆発する岩を飛ばしてやったりしても良い。
他にも電撃で一帯を感電させたり、地震でこかしてやったり、吹雪でまとめて凍らせてやったりと自由だ。

そして今作では銃器や手榴弾の攻撃手段に加え、爆撃要請もでき、その場合はF-4ファントム戦闘機が飛んできて、
ナパーム弾を投下して「地獄の黙示録」のように石器時代に戻してやることもできる。
周囲360度が敵の軍団に囲まれているときなど、まるで「プラトーン」のように
「ここだ!俺の頭の上に全弾落としてくれ!」と叫びたくなるような場面もある。

ナパーム弾を投下した跡地は、ナパームにより空中散布されたガソリンが撒き散らされているので、
一帯は油で足元が滑りやすく炎で点火しやすい危険地帯となっている点も芸が細かい。




上の画像では、自分のキャラの前方に岩の壁を召喚して弾除けにしつつ、
その陰から爆撃要請をしてナパーム爆撃で敵を一掃しているところ。
今作ではこのように、魔法と近代兵器を融合した戦術が必要となる。
彦摩呂風に言えば、ファンタジーと現代科学の国際結婚である。

やはり、敵が全員銃器での遠距離攻撃をしてくるということで、
無印Magickaよりもバリアーや壁系の防御魔法がさらに重要になっている感がある。


Magickaはインディーズで開発されたゲームであるので、Steamで価格も1000円以下と安く、
また時間を取るゲームでもないのでいつでも気軽にサクッと遊べる。
4人までのオンライン協力プレイに対応しており、手軽といっても本気でやればかなり連携とかが必要で奥が深いので、
フレンド同士でちょっとした時間を潰すには最適だ。
純粋に面白いゲームであるので、大作タイトルが出るまで暇で興味ある人はやってみる価値あり。


GDC 2011: Magicka: Vietnam Announcement Trailer

参考用、Magicka: Vietnamのトレーラー動画