いや~、「そろそろブログ更新しなきゃ~」とか考えてから2ヶ月経った。
流行ってるApex Legends に誘われたりもしたけどいまいちハマれず、
結局最近もずっとVR Chat に入り浸ってます。
そして昨夜のVR Chatでは、ある事件によりVR時代ならではの体験ができたので、
ブログ更新再開にはちょうどよく、そのことについて綴ってみる。
事件自体は大したことではないし、その内容が記事の趣旨ではないので詳細は書かないが、
とにかく2日前の俺のある行いにより韓国人コミュニティを怒らせてしまった。
そして実は俺が親しくしていた韓国人の女の子もその激怒しているコミュニティで遊んでいて、
その事件以来少し気まずい思いを抱いていたので、その女子も俺に対して怒ってるかどうかはわからないが、
その子には謝っておくべきだと感じたのだ。(俺にしては珍しく殊勝な心がけである)
こういうのは長引くと尾を引くしね。
ということで昨夜、その子がいるワールドにJoinして・・・っと、ここでVRならではの新鮮体験その1つ目が起きた。
このワールドにいるの間違いない・・・が、足が出ない。
謝りにきたのに入り口のここで留まっても仕方ない、が、どうにも前に進めない。
もともと人に謝る才能が無い上に、
親しくしていた女子が俺に怒ってるかも知れない・・・。
しかし理性では謝っといた方が良いと脳みそが言っている。
そう、要するに俺は怖かったのだ。
その子に会うのも、謝るのも。
つまり、VRならではの体験というのは、現実と同様、
後ろめたい気持ちで人に会うときがめちゃくちゃ怖いことであるw
やっぱりその場にいる臨場感というか、実際に人に会うのと同じ体験というか、
すごくリアルだと思った。
立ちすくんでいても仕方ないので、足を踏み出す・・・が、
建物の壁から壁へ張り付き、屋根の上にいる人たちのネームタグを発見されないようにうまく確認し、
ターゲットじゃないことに安堵しながら、次の壁へ張り付き、窓の外から室内を覗き見てまたネームタグを確認し・・・
これじゃほとんどVRでやるスニーキングミッションである。
長年のFPSゲームでの市街戦経験とリアルでのサバゲー経験、両方のスキルが活きている状況といえるだろう。
すごく後ろ向きなスキルの発揮の仕方だが。
そして・・・ターゲットを見つけた。
ある建物の中で、鏡の前でなんかしてる。
最近VRChatで身に付ける装飾品や髪型を自作してるそうなので、そのテストでもしてるのだろう。
鏡の前にいるというのが厄介だ。
なにせ後ろから近づいてもバレてしまう。
とりあえず建物にこっそり入り込み、玄関口でタイミングを見計らっていると・・・共通の知り合いに見つかった。
そいつは当然・・・挨拶しようと近づいてくる。
俺は必死に人差し指を立てて自分の口元に持っていく。
「声を発するな」という合図だ。
こいつも外人だが・・・このジェスチャー自体は日本特有のものではなく、全世界共通のはずだ。
ハリウッド映画でもやってるの見たことあるし。
それなのに・・・
「お~!yukky!どうしたの? なんか様子変だね!!!」
鈍さ120%かこいつ。
これだけ話しかけるなオーラ出してんだろうが!!!
あぶねーあぶねー、攻撃できるゲームだったら、発声を阻止するために
たぶんとっさにタックルしてバックとって首に腕を回してチョークからのコキャッてサイレントキルしてると思うが、
残念ながらVRChatでは物理攻撃はできないので、とりあえずポーズだけ右フックからの中段右膝蹴りを入れておいた。
ご丁寧に名前まで呼びやがって!!
当然、ターゲットにも気づかれた。
「あれ、yukky?来てたの~?」
ここでVRならでは体験、その2。
目が合わせられないwwwww
なんか「おう、来てたよ~」とか言いながら天井とか窓の外とか見てしまう。
まあこれはそうだよな・・・だって、普通のPCゲームと違って、
VRだと目が合うってことは本当にこっちを見てるってことだし、
なんかやっぱそのへんはほら、目をそらしちゃうのも仕方ないんじゃない?
そしてつい人の後ろに立って視線を遮ろうとしてしまうのも、
後ろめたいときにはごく仕方ない生理反応なんです。
謝った結果としては、この女子自身はさほど気にしてはいないみたいで明るく許してくれた。
仲直りできてよかった。
ただここで登場したのが、謎の韓国人Aだ。
「おう、おめぇがyukkyか?わしもおめぇと話があるけぇ、ちぃっとあっちの小屋に顔貸せや」(意訳、韓国語)
この韓国人Aは日本語が話せない。
そして俺は韓国語が話せない。
なので上のセリフも、今後の会話も、通訳を介しての会話である。
とにかく俺は呼び出された。
女子と仲直りできたからもうここには用事ないんだけど・・・。
実はこのワールドは韓国人タウン。
なので当然韓国人が多いので、なにやらAの怒声が人を呼び寄せてしまったらしく、
集まってきた20人ぐらいが韓国語でなんやわんや
「どうしたの?なんかあったの?」「なんやしらんけどyukkyって人が~」「あ~、例の彼ねw」
みたいな感じのことを野次馬が言ってる気がする。
とりあえず収拾がつかなさそうだし、なにより面白そうなので呼び出しに応じて小屋に入ることにした。
小屋に入るなり、通訳を介して・・・
「おめぇよぉ、女子にだけ謝って、他のわしらには謝罪はないんけ?」
・・・ふ~、やっぱり、あれだな。
後ろめたい気持ちで女子に謝るのって相当緊張したし怖かった。
それに比べればこうやって男からストレートに敵意を向けられるのが性に合ってるな。
今までのオンラインゲームと同じだ、やっと居心地が良くなってきた。
「なんで?謝るってのは関係を修復したい為の行為だけど、俺は君に対してはそうじゃないから、謝らないけど。ていうか誰?」
これを通訳さんが割と正確に伝えてくれたのか、
彼の声も手振りも荒ぶり始めたのが目に見えてわかる。
ここでVRならでは体験、その3。
VRだと動作が反映される分、相手の怒りがめっちゃ伝わる。
なにやら早口な大声で通訳さんに物申しながらときどき俺を指さしたりしてる。
そしてカキンッ、シュボッとタバコに火をつけ始め、明らかにいらついた様子でふーってしてる。
VRだとそういう動作も生々しいw
そして次に問題とされたのが・・・
「つかおめぇの態度、謝りにきたモンの態度じゃねぇっち、なんじゃその腕と脚は?」
「yukky、腕組んでるの下ろして、それにすごく怒ってる(ボソボソッ)」 ←通訳さん
そう、俺はこのとき、ずっと腕を組んで脚も組んで座っていたのだ。
フルトラッキングと言って全身の動きが反映されるようになってるからそれが見えていた。
仕事中とかでもPC前で考え事をしてるときの癖のポーズなんだけど、
たしかに謝罪に来た人にしては偉そうに見えたのかもしれない。
しかし・・・
「なんで?俺は話があるって言われたからこの小屋に来ただけで、君に謝りにきたわけじゃないよ。だから態度を改める理由がないね。」
っていうとまたすごく怒ってたけど、とにかく、
ここでVRならでは体験その4。
VRの世界では真剣な話をしてるときは現実と同じく姿勢も重要である。
いや~これを指摘されたときは、本当にVRってすげーって思っちゃったね。
しかしここまで現実と同じような振る舞いが問われるとなると・・・
将来的にVRのMMORPGが登場するとして、同盟とか敵対とかのギルド間会議とかに出席するとき、
外交の場では本当にフォーマルな所作や姿勢が求められるようになるのかもしれないな。
立場が強いギルドは偉そうにふんぞりかえって、
支援を求める立場のギルドは礼儀正しく振る舞う。
パワーゲームの場では現実と同じくそういう絵が見られるのかもしれない。
VRデビューして初めて気まずい思いをして人に謝ったし、初めて人を本気で怒らせたけど、
それぞれに新しい発見があってとても良い体験だったと思う。
とりあえずこの日のことに教訓があるとすれば、
気の弱い人はVRゲームで悪さをするのはまじでやめとけ
ってことだな。
親しい人に迷惑をかけたときの気まずい思いが、リアルな分、現実並であるw
ひとつよろしくお願い致します。
はいわかりました!!!!
良いネタあるかなあ
それで一体どれほどの物や関係やギルドを壊しているのか
あのころはそれがゲーム内の仕事だったし、
UO時代に比べたらまじで今の俺は普通の良い人だよ!!
たまに未だに15年も前のUO時代の話をコメントしてくれる人いるけど
一体何者なのか気になる。
15年もブログ見守ってくれてるとかもはや半分身内だろ!!