Arma3は戦争ゲームだけど、独特な要素をたくさん持っている。
だからMODによるゲーム性の拡張も捗るらしく、
とんでもなくゲーム性を変貌させるMODも流行ってたりする。
そのひとつがBreaking Point、サバイバルFPSだ。
Arma2のときはDayZというサバイバルMODがとんでもなく流行し、
DayZ目的でArma2買う人が押し寄せてSteamの売上ランキング1位に輝き、
後にスタンドアロン版まで発売されたけど、
このBreaking Pointはその派生MODでArma3版DayZといっても良い。
遊んでいってみよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/d8/497be55bef76266c04ee8eb1808ee7d9.png?random=2405262e7e4c230ba29ae33885fcdb14)
海岸線の道路沿いに生まれる。
このBreaking PointはArma3の特性を引き継ぎ、とんでもなくMAPが広大である。
地中海のどっかの島をそのまま再現してるので、街とか山とかいくつもある。
そんな広大なMAPだと普通は敵と出会わないから、戦争モードでやるときはどこかに目標地点を設定し、
そこを奪い合うことでプレイヤーの密度を高めているのだけど、
こういうサバイバルなルールになると途端に他のゲームでは味わえない緊張感を生む。
あの街は安全なのか?こっちの街はどうだ?
大きい街は人が集まりそうで危険かもしれない。
いや小さい街こそ建物が少ないだけに人と遭遇しやすいか?
などなど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/af/6b0d702123a7c4dee7e3663c993d0562.png?random=3b5e9111545624fb451ff92e54040024)
砂浜には寂しげに海を見つめるわんわんがいた。
飼い主がゾンビになっちゃったのかな?
こういった動物は殺して食料にすることもできるが、
さすがに犬は食べたくないかなあ。
しかし戦争やってるとあまり意識しないが、こうして歩いてみるとArma3って、
本当に色んな場所があって綺麗な景色とかもたくさんあって、
生活MODが流行る理由も少しわかるんだよなあ。
さてどこを拠点に生き延びることにしようか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/83/7a22c4035065d9e57b618dcab3a3f12c.png?random=9e300bd30dbbf30c2321c04383bd78b9)
リアルにフィールドが広すぎるし、地図を拾っても現在位置がわからないので、
こうして道路沿いにある看板を見て街までの距離を把握して、
自分の位置を割り出すしかない。
あとはコンパスがないときは月や太陽の位置と時刻を見て方角を割り出したりね。
こんなゲームは他にはない。
どうでもいいけどNeochori、ネオチョリは俺のお気に入りの街の一つである。
空港に近いし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/8e/80bfcd598664ddf74e82e8dfac44bfb1.png?random=eae32921e26b32cc94d4acf6d61fe0dd)
夜も更けてきたので、どっかの農場の倉庫の中に入って焚き火を試してみるImoutup。
拾ったマッチでの火の付け方とか、調理とかを練習したけど、
屋内なのに想像以上に光が外に漏れていたのですぐに消した。
プレイヤーが寄ってきても怖いしね。
この広大すぎるフィールドではめったに他プレイヤーに遭遇せず孤独感があるが、
夜中に出歩くとたまーに遠目に炎のゆらめきが見えるんだよ。
そういう人の気配を感じると、ああ他にも生存者がいるのかという気持ちと、
出会ったら殺し合いになってしまうかなと恐ろしくもあり、うかつに近づこうとは思わない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/5c/0b0b42ecfdb893ca2d2512a2616c3cb6.png?random=989bb473b7e37f7ecb0c3c7e6068fdbf)
ある建物に物色しに入ったとき、何かに鋭い視線を投げつけるImoutup。
その視線の先には、ダクトテープがあった。
ダクトテープ・・・元々は第二次世界大戦時に多用途テープとして開発されたもので、
武器の防水であったり航空機の修復であったり様々な用途で活躍したという。
日本ではガムテープのほうが主流だが、要するにかなり強力なテープなのだけど、
単純故に多用途で強力なパフォーマンスを発揮するのだろう。
このゲームには、何に使うかわからないような日用品がたくさん出てくるが、このダクトテープもその一つで・・・
だがImoutupは南アフリカ出身で、仕事でもアラスカなど過酷な環境に赴いていたリアルサバイバリストでもあるので、
ダクトテープを見た瞬間、目が輝いていた。
特にアメリカでのダクトテープ信仰は半端じゃないという噂は俺も聞いたことがある。
なんでもツワモノはダクトはおろか車すらも修理してしまうのだとか。
まあ元々航空機用なのを考えるとそこは驚くに値しないかもしれないけど、あちらの人に言わせれば、
「ダクトテープで直せなかったとしたら、それはテープを使い足りていないだけだ。」
と断言できるほどなんでもアリなテープらしい。
まあそれほど多用途なテープなら、もちろんサバイバリストなImoutupも好きなのだろう。
「ダクトテープなめんなよ!」とか言って、なんか見つける度に何ロールも拾っていらした。
いや~、このゲームに於いてのダクトテープはそんなに要らないんじゃないかなあ・・・。
何を持ち運ぶかってのはシビアに取捨選択しなければならないゲームなのに!
彼もまたダクトテープ教信者であった。